本日、出走馬が16頭が確定していよいよ明日には枠順発表があります。
各陣営思惑通りの枠に入れるのかどうかでレース結果に大きく左右する事になるので発表が楽しみです。
それでは、ここからは前回の記事で馬券圏内の可能性がある馬で残った12頭の分析に入っていきます。
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前回迄で残った馬
前回の記事で馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の12頭です。
出走予定馬分析
それでは早速前回の続きの分析を行っていきます。
ここまで残った12頭の分析
5ヶ月休養明けとなった前走のキーンランドC(GⅢ)では、勝ち馬エポワスとはタイム差0.1秒の3着と上々の内容でした。
同馬は重賞勝ちこそありませんが、3走前のオーシャンS(GⅢ)でも2着に善戦しています。
そして、特筆すべきは同馬の中山コース成績(1 2 1 0)と複勝率100%という点です。
2走前の高松宮記念(GⅠ)では、勝ち馬セイウンコウセイとはタイム差0.8秒の8着に敗れています。
しかし、先にも述べましたが同レースは中山コースへの適正能力が結果に大きく左右するレースですので、同馬にとっては同じスプリントGⅠの高松宮記念(GⅠ)よりも今回のスプリンターズS(GⅠ)の方が好走出来そうです。
以上の内容から、ナックビーナスを抑え評価とします。
今年6歳を迎えた同馬の近走成績を見る限り、昨年5歳時と比較すると陰りを感じます。
しかし、同馬の昨年のスプリンターズS(GⅠ)のレース内容を見ると、不利な大外16番枠からの発走で勝ち馬レッドファルクスとタイム差0.1の6着に善戦しています。
同馬の中山コース成績(2 2 0 3)からも分かるように、同馬も又、中山コースへの適正能力があると判断出来ます。
以上の内容から、複勝圏内の可能性は考えられますので、ネロは抑え評価とします。
今年に入って1200m戦以下のレースを3戦3勝して臨んだ2走前のアイビスサマーダッシュ(GⅢ)では、勝ち馬ラインミーティアとタイム差無しの2着に善戦しました。
しかし、前走のセントウルS(GⅡ)では、アイビスサマーダッシュ(GⅢ)で勝ち負け争いしたラインミーティアに0.5秒溝を開けられ9着惨敗という結果に終わりました。
上記の2戦の内容からも同馬にとっては1000m戦がベスト距離と思われるので今回のレースは分が悪いととれそうです。
しかし、今回のレースと同距離・同コースの4走前の春雷S(OP)のレース内容から中山コースへの適正能力が窺えたので、上手く立ち回れば複勝圏内の可能性は考えられます。
以上の内容から、フィドゥーシアは抑え評価とします。
昨年スプリント路線に変更してからとんとん拍子に勝ち上がり一気にオーシャンS(GⅢ)を勝ち重賞初勝利を飾った同馬は高松宮記念(GⅠ)に挑戦する事となりました。
その高松宮記念(GⅠ)では、3番人気に支持されましたが、結果は勝ち馬セイウンコウセイとはタイム差0.9秒の10着と意外なものでした。
その次走となったCBC賞(GⅢ)でも1番人気に支持されましたが、勝ち馬シャイニングレイとはタイム差0.7秒の10着惨敗という結果に終わりました。
立て続けに惨敗を喫した上記2戦が中京コースでのレースだった事から中京コースへの適正能力が低いための敗戦かと思いましたが、8走前の中京コースで行われたレースでは強い競馬をしているのでコース適正による敗因ではなかった事がわかります。
それでは、上記2戦で凡走した理由は一体何だったのか?それは恐らく斤量です。
オーシャンS(GⅢ)を勝った時の斤量は54kgだったのに対して、惨敗を喫した上記2戦での斤量は55kgでのものでした。
前走のセントウルS(GⅡ)は、斤量54㎏だったので上り3F最速の脚を使えていますが、今回のレースでは斤量55㎏を背負うことになるので1着の可能性は厳しくなるでしょう。
しかし、同馬の中山コース成績(3 0 0 0)からコース適正の高さが窺えます。
何度も言っていますが、同レースにおいてコース適正の高さは大きな武器になってきますので同馬を消すことは出来ません。
以上の内容から、メラグラーナは抑え評価とします。
今年のサマースプリントチャンピオンで、2走前にアイビスサマーダッシュ(GⅢ)を勝ち、7歳にして重賞初勝利を飾った同馬。
しかし、重賞2勝目を狙った前走のセントウルS(GⅡ)では、勝ち馬ファインニードルとはタイム差0.2秒の2着に敗れています。
上記2戦の内容から見ても、同馬にとっては1200m戦よりも1000m戦でベストパフォーマンスをしていますので今回1着の可能性は厳しいと判断します。
但し、短距離重賞2戦連続連対している事と中山コース成績がそこまで悪くはないので、ラインミーティアは抑え評価とします。
今回4.5ヶ月休養明けとなる同馬。
同馬の過去の戦歴を見ると、3歳時に桜花賞(GⅠ)を勝った後、成績は低迷気味でしたが、昨年スプリント路線に変更してからは重賞戦でも好成績を残しています。
中でも、今年の高松宮記念(GⅠ)では、上り3Fメンバー中最速の脚を使い勝ち馬セイウンコウセイにタイム差0.2秒まで詰め寄る2着に善戦しています。
しかし、同馬が上位争いしたレースは時計の掛かる馬場状態でのものが大半で、逆に時計の速い高速決着のレースでは惨敗に終わっています。
今のところ週末の天気予報は晴れ予報で土日共に良馬場開催の予定になっていて同馬向きの馬場状態とは言えませんので、1着の可能性は厳しいと判断します。
但し、昨年のスプリンターズS(GⅠ)も着順こそ9着ではありますが、勝ち馬レッドファルクスとはタイム差0.2秒で上り3Fは最速の脚を使っています。
同馬がスプリントGⅠで2戦連続上り3F最速の脚を使っている事を考えると上手く立ち回れば複勝圏内の可能性は考えられます。
以上の内容から、レッツゴードンキは抑え評価とします。
残った馬
1着候補で残った馬は以下の6頭です。
次回の記事では最終決断と買い目を公開します。
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