いよいよ週末に迫った秋のGⅠシリーズ第1弾のスプリント王者決定戦スプリンターズS(GⅠ)。
今年もスピード自慢の出走馬が23頭登録しています。
昨年覇者のレッドファルクスや春のスプリント王者セイウンコウセイの登録もあります。
それに、サマースプリントシリーズ覇者のラインミーティアや同2位のファインニードルなど実力伯仲のメンバーが顔をそろえています。
果たして結果や如何に?
それでは早速分析に入っていきます。
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出走予定馬分析
消し馬
スプリント戦の成績は安定していますが、近2走の重賞戦の内容から重賞戦では力不足と判断して今回キングハートは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、重賞2勝の実績があり、短距離戦での好走履歴もあります。
しかし、同馬が好走しているレースは斤量56kgまでのレースで斤量57kg以上のレースになると悉く惨敗を喫しています。
今回のレースは斤量57kgを背負うことになる事から、シュウジは消します。
かつては、スプリンターズS勝ちをはじめスプリント戦で善戦を続けてきた同馬ではありますが、9歳高齢ということもあって近走の成績からも年齢的な衰えが顕著になっています。
以上の内容から、スノードラゴンは消します。
7.5ヶ月休養明けとなった前走のセントウルS(GⅡ)では、勝ち馬ファインニードルとはタイム差0.2秒の3着に好戦した同馬。
シルクロードS(GⅢ)2連覇をはじめスプリント重賞戦で好走しています。
しかし、叩き2走目で臨んだ昨年のスプリンターズS(GⅠ)の結果は15着と意外でした。
その事から考えると同馬も又、中山コースへの適正能力が低いと思われます。
7歳となる今年は昨年以上の成績は難しいと判断して、ダンスディレクターは消します。
5歳時に函館SS勝ちで重賞ウイナーになっていますが、当時の斤量は56kgでのものでした。
同馬の過去の戦歴を見ると、斤量57㎏以上を背負った重賞レースでの勝鞍はない事や中山コース成績(0 0 0 6)から判断してもここは厳しいレースを強いられることになるでしょう。
それに加えて7歳と高齢馬ですので、ティーハーフは消します。
4走前の阪急杯(GⅡ)で重賞初勝利を飾った同馬ですが、1200m戦の成績(0 0 0 3)が示すようにこの距離は同馬にとっては適距離ではない事がわかります。
斤量57kg以上の重賞レースで惨敗していることからもここは厳しいレースを強いられることになるでしょう。
以上の内容から、トーキングドラムは消します。
ダート重賞2勝の実績がある同馬が、2走前から芝スプリント重賞に挑戦してきましたが、2戦ともに惨敗を喫していることからもダート適正が強く芝は不向きと判断出来ますので、ノボバカラは消します。
昨年度の高松宮記念(GⅠ)勝ち馬で、その後も5・5ヶ月休養明けで危なげなくセントウルS(GⅡ)を勝ち万全の状態で秋のスプリンターズS(GⅠ)でスプリント戦連覇に臨みましたが12着に敗れました。
その次走には、香港スプリント(GⅠ)に出走しましたが10着惨敗に終わりました。
今回は、それ以来で約10ヶ月休養明けでのレースになります。
同馬は高松宮記念(GⅠ)を勝つまでは無類の強さを誇っていましたが、スプリンターズS(GⅠ)で敗れた以降は成績が低迷しています。
競走馬は1度負け癖がついてしまうとなかなか立ち直れずに終わってしまうケースがあり、同馬もそのケースに該当している可能性が有ります。
今回、約10ヶ月休養明けでのレースという事からも調子が芳しくないのでしょう。
ましてや、10ヶ月休養明けで勝てるほどGⅠレースは甘くはありません。
そして、中山コースは強さよりも適正能力が問われるので昨年のレース内容から判断すれば、同馬の中山コースへの適正能力は低いと言えそうです。
以上の内容から、ビッグアーサーは消します。
スプリント戦のOP勝ちはありますが、重賞戦になると力不足感が否めない結果になっていますので、フミノムーンは消します。
3.5ヶ月休養明けとなった前走のキーンランドC(GⅢ)は、1番人気に支持されましたが、勝ち馬エポワスとはタイム差0.4秒の6着に終わりました。
休養明けといえども、好仕上がりだった事を考えると意外な結果でした。
2歳時にもスプリント戦を2戦使われていますが特筆できる内容とは言い難いので、同馬にとってスプリント戦は適距離とは思えません。
以上の内容から、モンドキャンノは消します。
今年も香港競馬からの刺客としてやってきた同馬ですが、現地でのレース内容から判断するとここでは厳しいレースを強いられる事になりそうです。
以上の内容から、ブリザードは消します。
残った馬
馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の12頭です。
次回の記事では12頭の中から1着候補を絞り込んでいきます。
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