本日東京は54年ぶりとなる降雪が観測され厳しい寒さに見舞われています。
降雪に加え、週末は雨予報になっているので、東京競馬場の馬場状態に影響を及ぼす事になりそうです。
それでは前回迄で残った馬の分析をしていきます。
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前回迄で残った馬
馬券圏内の可能性が有る馬で残った馬は以下の12頭です。
(日本馬)
(外国馬)
出走予定馬分析
それでは早速前回の続きの分析を行っていきます。
ここまで残った12頭の分析
(日本馬)
6.5ヶ月休養明けとなった前走のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)では、1着シュヴァルグランとはタイム差0.1秒の2着と上々の内容でした。
同馬の過去の戦歴を見ると、重賞勝ちは中山芝3600mのステイヤーズS(GⅡ)が有ります。
そして、前走のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)でも2着になっていますので、ステイヤー資質の高さが窺えます。
それに、昨年の有馬記念(GⅠ)や今年の日経賞(GⅡ)や天皇賞・春(GⅠ)で1線級の馬との対戦になると力不足といった結果になっています。
以上の内容から、1着の可能性は厳しいと判断しますが、スローの上がり勝負になれば3着迄の可能性は有りそうですので、アルバートは3着抑え評価とします。
昨年同様、夏場の札幌のレースを使った後3ヶ月の休養を挟んでの出走となる同様。
過去の戦歴を見ると、重賞勝ちはもちろんOP勝ちも無い同馬ですが、昨年のジャパンC(GⅠ)では17番人気の低評価ながら1着ショウナンパンドラとは、タイム差0.3秒の4着と善戦しています。
今年で7歳を迎えましたが、セン馬でキャリアはまだ25戦ですので昨年と比較しても衰え感は有りません。
しかし、よくわからない馬でジャパンC(GⅠ)で善戦したのに、同距離・同コースのOP戦や1600万クラスのレースでは凡走しているので、きまぐれで走っている感じです。
実績だけ見ればすぐに消せるのですが、昨年の様に激走する可能性も無きにしもあらずですので、ジャングルクルーズは3着抑え評価とします。
4.5ヶ月休養明けとなった前走のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)では、トップハンデの58kgでしたが見事1着になりました。
同馬の過去の戦歴の中で出走してきたレースを以下にまとめてみました。
アルゼンチン共和国杯(GⅡ)東京2500m
1着(ー0.1秒)
宝塚記念(GⅠ)阪神2200m
9着(+1.4秒)
天皇賞・春(GⅠ)京都3200m
3着(+0.2秒)
阪神大賞典(GⅡ)阪神3000m
1着(ー0.4秒)
日経新春杯(GⅡ)京都2400m
2着(ー0.3秒)
以上の内容を見ると、2走前の宝塚記念(GⅠ)では9着と大敗を喫しています。
しかし、3走前の天皇賞・春(GⅠ)では、3着と善戦しています。
そして、4走前の阪神大賞典(GⅡ)では1着になっていますが、5走前の日経新春杯(GⅡ)では、同じGⅡ戦ですがタイム差0.3秒の2着に敗れています。
上記の内のGⅠ戦は2200m戦では大敗していますが、3200m戦だと善戦しています。
そして、GⅡ戦では2400m戦だと善戦迄ですが、2500m戦や3000m戦だと1着になっています。
以上の内容からシュヴァルグランもまたステイヤー資質が高い馬だと判断出来ます。
従って、同馬の1着の可能性は厳しいと判断しますが、スローの上がり勝負になれば3着迄の可能性は有りそうですので、シュヴァルグランは馬券圏内迄の抑え評価とします。
休養明け初戦の毎日王冠(GⅡ)を快勝して臨んだ2戦目の天皇賞・秋(GⅠ)でしたが、1着モーリスとはタイム差0.6秒の7着に惨敗しました。
同馬の過去の戦歴を見ると、斤量55kg以上を背負ったレースでは1着になった事が無い事が判ります。
今回と同じクラシックディスタンスのレースを3歳時のオークス(GⅠ)で経験していますが、その時も斤量55kgで2着に敗れています。
今回も斤量55kgを背負ってのレースで、相手も世界レベルの強豪が揃っています。
以上の内容から、1着の可能性は厳しいと判断しますが、斤量55kgなら馬券圏内迄の可能性は有るので、ルージュバックは馬券圏内迄の抑え評価とします。
前走の菊花賞(GⅠ)では、9番人気の低評価ながら1着サトノダイヤモンドとは、タイム差0.4秒の2着と善戦しています。
同馬の過去の戦歴を見ると、1600m戦~3000m戦と幅広い距離を使われながらも善戦しています。
そこで、過去のジャパンC(GⅠ)で勝ち負けしていた3歳牡馬の過去の戦歴を調べると、ジャパンC(GⅠ)と同じ舞台の日本ダービー(GⅠ)で勝ち負けしていた経歴が有りました。
しかし、レインボーラインの日本ダービー(GⅠ)での成績は以下の通りです。
8着 2.24.7(33.7)[+0.7秒]
幅広い距離で善戦している割に、クラシックディスタンスの日本ダービー(GⅠ)では大きく敗けています。
そして、3000mの菊花賞(GⅠ)を使った後に、ジャパンC(GⅠ)を使うローテーションは3歳馬にとっては過酷と言えます。
以上の内容から、1着の可能性は厳しいと判断しますが、相手なりに走れる馬ですので、レインボーラインは馬券圏内迄の抑え評価とします。
(外国馬)
今回出走する外国馬全3頭の内、同馬だけ日本でのレース経験が無いので日本の馬場への適性の判断が出来ません。
実績面では、ドイツのクラシックディスタンスで行われるGⅠレースのバーデン大賞典勝ちが有るので、日本の馬場に適性が有れば激走する可能性も有ります。
以上の内容から、イキートスは馬券圏内迄の抑え評価とします。
残った馬
1着候補で残った馬は以下の6頭です。
次回の記事では最終決断と買い目を公開します。
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