今週日曜日の東京競馬場では、2017年度最初のGⅠレースフェブラリーSが行われます。
有力馬カフジテイクの乗り役である福永騎手の落馬負傷による戦線離脱や、先週にはサウンドトゥルーの主戦大野騎手の騎乗停止処分が決定するなどレース前から波乱状態になっています。
それではここから出走登録馬の分析をしていきます。
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出走予定馬分析
消し馬
2015年の5歳当時のフェブラリーSでは2着に善戦しています。
その次走の平安Sを勝ちGⅠ獲りを期待されていましたが、その後2度の骨折に見舞われてからは結果は残せていません。
その上、今年で7歳という事もあって年齢的にも厳しいと言えそうです。
以上の内容から、インカンテーションは消します。
ダート1400m戦の成績は(7 5 5 2)と複勝率約89%と驚異的な数字を残しているのに対して、ダート1600m戦の成績は(0 0 0 2)となっていて何れも東京コースでの成績です。
上記の数字を見ると、同馬にとっての1600m戦は明らかに長いと判断出来ます。
それに、前走は得意としている1400m戦でしたが着外に敗れましたので今年6歳を迎えた事による年齢的衰えも出てきているのかもしれません。
以上の内容から、キングズガードは消します。
2014年・2015年のフェブラリーSの連覇を始め、中央・地方のレースでこれまでGⅠ8勝を挙げているダート界のいぶし銀ともいえる存在です。
しかし、フェブラリーS3連覇が懸かった昨年のレースでは7着と完敗しています。
やはり、6歳ともなれば高齢の域に入るので能力の低下は否めないのでしょう。
しかしながら、昨年の地方のかしわ記念(jpn1)やマイルChs南部杯(jpn1)のダート1600m戦では相変わらずの強さで勝っています。
しかし、それらの勝っているレースの前後を見ると余裕のあるローテーションで臨めている事がわかります。
年齢が年齢だけにレース間隔を十分空けないと力を出せないのでしょう。
そして、今回のフェブラリーSに至る迄のローテーションは、昨年6歳時のローテーションとほとんど同じローテーションを経ていますので昨年よりも1つ歳を重ねた今年は昨年以上の結果は厳しいと判断します。
以上の内容から、コパノリッキーは消します。
デビューからの2戦は芝を使われて結果は出ませんでしたが、3戦目にダートに変更されると4連勝で全日本2歳優駿(jpn1)を勝ちました。
その後なかなか疲労が抜けきらない事から1年1ヶ月の長期休養を挟んで、前走のすばるSが復帰初戦となりました。
長期休養明けという事もあって、結果は勝ち馬スマートアヴァロンにタイム差2.9秒付けられての16頭中16着という内容でした。
もともと疲労回復の為の長期休養だった事を考えると前走は入念な仕上げをしていなかったと思われます。
今回は2走目になりますが、ブランクが長かったのでまだまだ良化途上でこのメンバー相手では厳しいと判断します。
以上の内容から、サウンドスカイは消します。
2走前の兵庫ゴールドT(jpnⅢ)勝ちを含め、近走は重賞戦でも善戦している同馬。
しかし、東京1600m戦の成績(0 0 0 3)となっている事からも同馬にとってのベスト距離は1200m~1400m戦で1600m戦は長いという事がわかります。
そして、今回はGⅠ戦になるので同馬にとってより一層厳しい条件と言えそうです。
以上の内容から、ニシケンモノノフは消します。
ここにきてダート戦に初参戦となる同馬。
これまでの戦績からもダート戦のイメージが湧きません。
ただ、血統背景から見ると同馬の母母にあたるフェアリードールの産駒にトゥザヴィクトリーとサイレントディールの2頭がいました。
この2頭は共にデビュー戦から芝コースのレースを使われていましたが、フェブラリーSで複勝圏内に入る成績を残しています。
その点から判断すれば、このデニムアンドルビーも初のダート戦で変わり身があっても何ら不思議な事はありません。
しかし、7歳牝馬という事と2015年の宝塚記念2着以降に屈腱炎を発症している事を考えるとやはり厳しい状況と思われます。
以上の内容から、デニムアンドルビーは消します。
今年で8歳を迎えた同馬ですが、重賞勝ちは2013年の4歳だった時のみやこSを最後にそれ以降の重賞レースでは全て馬券圏外という結果になっています。
以上の内容から、ブライトラインは消します。
残った馬
以下の11頭が馬券圏内の可能性がある馬で残った馬です。
次回の記事では11頭の中から1着候補を絞り込んでいきます。
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