4/16(日)中山11R 皐月賞(GⅠ)最終決断と買い目

いよいよ明日に迫った牡馬クラシック第1弾の皐月賞(GⅠ)は中山競馬場で行われます。

今年は特に抜けた存在もなくどの陣営にもチャンスありの混戦模様となっている牡馬クラシック戦線に現在3連勝中の無敗牝馬8ファンディーナが出走してくる事になり世間に注目されています。

この話題性の高い強力牝馬を迎え撃つ牡馬陣も現在3戦3勝の無敗馬5レイデオロや2歳チャンピオン13サトノアレスをはじめ強力なメンバーが揃っているので非常に見応えのあるレースになりそうです。

週末の天気予報は微妙でしたが、結局雨は降らなかったので良馬場開催になりそうです。
 

スポンサーリンク

1着候補でここまで残った6頭

前回の記事迄で残った6頭とその詳細は以下の通りです。

残った馬

  • 6アウトライアーズ 牡馬
    田辺(57kg)
  • 2000m(1 0 1 0)

    中山コース(2 1 0 0)

    重馬場成績( 未 経 験 )
     

  • 11アルアイン 牡馬
    松山(57kg)
  • 2000m( 未 経 験 )

    中山コース( 未 経 験 )

    重馬場成績(1 0 0 1)
     

  • 17ウインブライト 牡馬
    松岡(57kg)
  • 2000m( 未 経 験 )

    中山コース(2 1 0 0)

    重馬場成績(1 0 0 0)
     

  • 2スワーヴリチャード 牡馬
    四位(57kg)
  • 2000m(1 1 0 0)

    中山コース( 未 経 験 )

    重馬場成績(1 1 0 0)
     

  • 8ファンディーナ 牝馬
    岩田(55kg)
  • 2000m( 未 経 験 )

    中山コース(1 0 0 0)

    重馬場成績( 未 経 験 )
     

  • 5レイデオロ 牡馬
    ルメール(57kg)
  • 2000m(3 0 0 0)

    中山コース(2 0 0 0)

    重馬場成績(1 0 0 0)
     

    6アウトライアーズ分析

    3ヶ月休養明けの出走となった前走のスプリングS(GⅡ)では、勝ち馬17ウインブライトにタイム差0.1秒及ばずの2着となり皐月賞(GⅠ)への優先出走権を獲得しました。

    同馬の全5戦の成績は(2 2 1 0)で勝率40%で連対率80%そして複勝率は100%と安定した成績を残しています。

    使われてきた距離は1600m~2000m戦で何れの距離でも安定した競馬で勝ち負け争いをしています。

    その中で、新潟コースの新馬戦2着と東京コースの百日草特別3着の2戦は共に道中スローペースの決め手勝負だけの競馬で今回の皐月賞(GⅠ)とは全く別物のレース内容になりますので度外視出来ます。

    それよりも特筆すべきは、中山コース成績(2 1 0 0)とそのレース内容です。

    未勝利戦の2000m戦は、雨が降りしきるレースで大外18番ゲートからのスタートとなりスローペースで流れる道中の中団を追走し3コーナー付近から徐々にポジションを上げると4コーナーでは先団に取り付けて最後は2着馬を0.4秒ちぎる見事な捲り差しを決めています。

    2走前のマイル戦のひいらぎ賞では、ミドルペースで流れる道中の最後方追走から徐々にポジションを上げていき最後は後のスプリングS(GⅡ)勝ち馬17ウインブライトを0.2秒ちぎる捲り差しを決めています。

    そして、前走のスプリングS(GⅡ)では、ひいらぎ賞で負かした17ウインブライトに先着を許しましたが、勝ち馬17ウインブライトは馬体重―12kgの仕上げに対して同馬は3ヶ月休養明けだったので想定内と言えそうです。

    実際、今回の6アウトライアーズの追いきり内容は前走とは比べものにならないくらい良化していてここを目標にした究極の状態に仕上げられています。

    以上の内容から、管理人の本命馬は6アウトライアーズに決定しました。
     

    11アルアイン分析

    前走の毎日杯(GⅢ)では先行して、単勝オッズ1.2倍でダントツ1番人気のサトノアーサーの猛追を振り切り重賞初勝利を飾っています。

    これまでの成績も4戦3勝で着外1回と安定している同馬。

    1度の着外レースは、京都競馬場で雨が降りしきる中重馬場で行われたマイル重賞戦のシンザン記念(GⅢ)で最後直線で抜け出そうとした時に前を走るメイショウソウビがよれて進路がなくなる不利を受けた上での結果でしたので度外視出来ます。

    デビュー戦からマイル戦を2連勝している事や前走の毎日杯(GⅢ)勝ちから考えても距離・コース・それにスピードも兼ね備えていてクラスにも対応出来ている事がわかります。

    今回の皐月賞(GⅠ)というレースは、「最も速い馬が勝つ」と言われているレースで例年速いペースになっているレースです。

    その事から判断すれば、同馬にとっては好都合なレースと言えそうです。

    今回の中山2000m戦は距離・コース共に未経験ですが、ディープインパクト産駒は皐月賞(GⅠ)と好相性な点と同馬には先行力が有るのでこなせると判断します。

    以上の内容から、11アルアインを1着の可能性有りの対抗評価とします。
     

    17ウインブライト分析

    前走スプリングS(GⅡ)で重賞初勝利を飾り、皐月賞(GⅡ)の優先出走権を獲得した同馬。

    デビューからの2戦はパッとしない成績でしたが、3.5ヶ月休養後に出走した3戦目は馬体増14kgで未勝利勝ちを果たしています。

    その次走のひいらぎ賞では、勝ち馬6アウトライアーズの2着に敗れていますが、その後中山1800m戦の若竹賞とスプリングS(GⅡ)を連勝しています。

    上記の内容からもわかる様に同馬の中山コース成績は(2 1 0 0)でコース適性が高い事がわかります。

    しかし、スプリングS(GⅡ)時の同馬の馬体重―12kgから察すればメイチに仕上げられていた可能性が考えられます。

    それとは逆にスプリングS(GⅡ)で、タイム差0.1秒の2着だった6アウトライアーズは3ヶ月休養明けでした。

    同馬はその6アウトライアーズにひいらぎ賞で敗れているので、今回叩き2走目で上昇気配の6アウトライアーズには敵わないと判断します。

    以上の内容から、1着の可能性は厳しいと判断して17ウインブライトは抑え評価とします。
     

    2スワーヴリチャード分析

    3ヶ月休養明けとなった前走の共同通信杯(GⅢ)では、2着馬エトルディーニュにタイム差0.4秒付けて重賞初勝利を飾っています。

    同馬の成績は(2 2 0 0)で勝率50%で複勝率・連対率共に100%と安定した成績を残しています。

    2走前の東スポ2歳S(GⅢ)では、故障の為ここへの出走がかなわなかった現在重賞2勝馬のブレスジャーニー相手に上り3F最速の脚を使いクビ差の2着迄迫っています。

    上記2戦は共に東京1800m戦のレースですのでこのコースに強い事がわかります。

    そして、今回の皐月賞(GⅠ)は中山2000m戦になります。

    そこで、同馬の2000m戦の内容を見ると、阪神コースの新馬戦で単勝オッズ1.7倍の圧倒的1番人気に支持されていましたが、勝ち馬メリオラにハナ差及ばずの2着に敗れています。

    次走の阪神コースの未勝利戦では2着馬ピスカデーラにタイム差0.2秒付けて勝っています。

    しかし、上記2戦で対戦した相手のレベルが高くない事から考えれば平凡な内容のレースと言えます。

    そして、同馬の2000m戦のレース内容を1800m戦のレース内容と比較してみると明らかにパフォーマンスが劣っているので同馬にとって2000m戦は若干長いと言えそうです。

    それに自身初となる中山コースですが、これまで通りの道中スローペースからの差し・追い込みという戦法では厳しいレースを強いられる事になるでしょう。

    以上の内容から、同馬の1着の可能性は厳しいと判断しますが、近年の王道ローテに加えて今回の追いきり内容が抜群に良かった事を考慮して、2スワーヴリチャードは対抗評価にします。
     

    8ファンディーナ分析

    現在3連勝中で無敗の同馬は牝馬の身でありながら牡馬クラシックの皐月賞(GⅠ)に出走表明してきました。

    年明けの京都芝1800m戦の新馬戦で牡馬相手に9馬身ちぎる逃走劇で圧勝し鮮烈なデビュー戦となりました。

    2戦目の京都芝1800m戦500万クラスのつばき賞では、道中3番手を追走し最後は直線で抜け出し2着馬にタイム差0.3秒付けて勝っています。

    そして、3戦目の中山芝1800m戦の牝馬限定戦フラワーC(GⅢ)では、道中2番手追走から最後は馬なりで2着馬を5馬身ちぎって圧勝しています。

    上記3戦の結果だけを見ていると圧巻の内容ですが、全てスローペースで流れたレースでしたので逃げ・先行脚質の同馬向きのレース展開でした。

    しかし、今回の皐月賞(GⅠ)は「最も速い馬が勝つ」と言われているレースで、例年速いペースで流れるレースになっています。

    今年もフルゲート18頭立てで出走メンバーは牡馬1線級でその中にはハナを主張しそうな馬も何頭かいるのでこれまでのスローペースとは一転して速いペースになりそうです。

    それに加えて今回はこれまでの3戦で走ってきた1800m戦から更に200m延長の2000m戦になります。

    それらを考慮すると、未確認な部分が多すぎるので過信は禁物になります。

    そして、同馬のデビュー戦は今年の1/22と遅かった点も今回のレースではマイナス要素になります。

    以上の内容から、同馬を軸にする事は出来ませんが能力は高い馬ですので、8ファンディーナは1着の可能性有りの単穴評価とします。
     

    5レイデオロ分析

    これまでの成績は3戦3勝で全て2000m戦を使われてきている同馬。

    新馬戦は重馬場の東京2000m戦でスローペースで流れた道中の好位4番手を追走し最後は抜け出して勝っています。

    2戦目の中山2000m戦の葉牡丹賞では、スローペースで流れた道中の後方9番手を追走し最後の直線の追い比べで後の京成杯(GⅢ)勝ち馬3コマノインパルスにタイム差0.2秒付けて勝っています。

    そして、3戦目となった中山2000m戦のホープフルS(GⅡ)は、ミドルペースで流れた道中の後方12番手を追走し4コーナー手前から捲り気味に徐々にポジションを上げて最後は2着馬にタイム差0.2秒付けて勝っています。

    上記3戦の内容は全て違えど強い勝ち方をしていて、その内2戦は今回と同舞台の中山2000m戦ですので評価できます。

    ただ、この中間同馬はの1戦になる点がどう影響してくるかが問題です。

    今回3.5ヶ月休養明けでぶっつけ本番になった事は公にはされていませんが、調整が上手くいかなかった等の何らかの理由があったのでしょう。

    昨年3着馬のサトノダイヤモンドでさえ、2月頭のきさらぎ賞(GⅢ)以来の出走だった事から判断すれば、昨年暮れのホープフルS(GⅡ)以来の出走で勝てる程GⅠレースは甘くはないと言えます。

    追いきり内容を見ても、可もなく不可もなくといった状態になっているので今回は1着の可能性は厳しいと判断します。

    以上の内容から、5レイデオロは抑え評価とします。
     

    最終決断

    予想印

    ◎6アウトライアーズ
    ◯11アルアイン
    〇2スワーヴリチャード
    △17ウインブライト
    △5レイデオロ
    ☆8ファンディーナ
    ×16クリンチャー
    ×7ペルシアンナイト
    ×3コマノインパルス
    ×12アメリカズカップ
    ×4カデナ
    ×13サトノアレス
     

    買い目

    単勝

    6アウトライアーズ 1000円
     
    11アルアイン    500円
     

    3連単

        

  • BOX
  • 6 11 2
    (6点)各100円 600円
     

  • フォーメーション
  • 1着 6

    2着 11 2

    3着 17 5 8 7 4 13

    (12点)各100円 1200円
     
    1着 6

    2着 17 5 8 7 4 13

    3着 11 2

    (12点)各100円 1200円
     
    1着 8

    2着 6

    3着 11 2

    (2点)各100円 200円
     
    1着 8

    2着 11 2

    3着 6

    (2点)各100円 200円
     
    1着 11 2

    2着 6

    3着 17 5 8 7 4 13

    (12点)各100円 1200円
     

    1着 11 2

    2着 17 5 8 7 4 13

    3着 6

    (12点)各100円 1200円
     

    3連複

  • フォーメーション
  • 1列目 6 11 2

    2列目 6 11 2

    3列目 17 5 8 16 7 3 12 4 13
    (27点)各100円 2700円
     
    投資合計 10000円
     
    グッドラック!~参考にするなよ~

    スポンサーリンク

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です