明日の阪神競馬場のメインレースは、今年度からGⅠレースに昇格した大阪杯(GⅠ)が行われます。
出走頭数は14頭と若干少ないですが、昨年度の年度代表馬5キタサンブラックやダービー馬14マカヒキ、それに香港ヴァーズ(GⅠ)勝ち馬の7サトノクラウンといったGⅠホースをはじめとする日本競馬界の実績馬達が出揃っています。
GⅠレース昇格後の第1回を制する馬は果たしてどの馬なのか?非常に楽しみなレースです。
今現在~明日の天候は晴れ予報ですので、今朝方迄降っていた雨の影響は無さそうで良馬場開催になりそうです。
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1着候補でここまで残った6頭
前回の記事迄で残った6頭とその詳細は以下の通りです。
残った馬
福永(57kg)
2000m(2 0 0 2)
阪神コース(2 0 1 1)
重馬場成績(0 1 0 1)
武豊(57kg)
2000m(1 1 1 0)
阪神コース(0 1 1 0)
重馬場成績(1 0 1 0)
M・デムーロ(57kg)
2000m(1 0 0 3)
阪神コース(0 0 0 1)
重馬場成績(3 0 0 1)
川田(57kg)
2000m(0 2 1 2)
阪神コース(1 1 1 1)
重馬場成績(1 0 1 2)
ルメール(57kg)
2000m(2 1 0 0)
阪神コース( 未 経 験 )
重馬場成績(0 0 1 0)
池添(57kg)
2000m(4 0 1 4)
阪神コース(0 0 0 4)
重馬場成績(2 0 1 4)
12アンビシャス分析
4ヶ月休養明けの出走となった前走の中山記念(GⅡ)では勝ち馬ネオリアリズムとはタイム差0.2秒の4着でした。
休養明けでしたが上り3Fはメンバー中最速の脚を使っているので状態は良好と思われます。
そして、今回のレースは叩き2戦目で昨年勝っているレースでもあるので陣営はここを目標にメイチに仕上げているはずです。
しかし、同馬の過去の戦歴を見ると大半がスローペースで流れたレースになっています。
そして、今回の出走メンバーを見ると逃げ馬8ロードヴァンドールと11マルターズアポジーの2頭が同居しています。
この2頭は2月の小倉大賞典(GⅢ)でも対戦していて、その時も激しいハナ争いの末に超ハイペースになっているので今回もハイペースになりそうです。
その様な流れになった時に対応出来るか否かがわからないので本命視出来ませんが、速い流れに対応可能なら1着の可能性は有るので、12アンビシャスは単穴評価とします。
5キタサンブラック分析
2016年度の年度代表馬で北島三郎オーナーの所有馬でもお馴染みの5キタサンブラック。
同馬の過去の戦歴を見ると、これまでの全14戦で1800m~3200mのレースに出走していて、着外は調整が合わなかった3歳時の日本ダービー(GⅠ)1度だけで距離の融通も利き抜群の安定感を誇っています。
昨年は、武豊騎手とのコンビで天皇賞・春(GⅠ)とジャパンC(GⅠ)でGⅠ2勝を飾っています。
3歳時に菊花賞(GⅠ)を勝っていて、これまで3勝挙げているGⅠレースは全て2400m以上のレースという事から判断しても同馬がベストパフォーマンス出来る舞台は長距離と言えそうです。
しかし、前述している様に距離に融通が利く馬ですので2000m戦でも強い競馬をしています。
デビュー戦が遅く急仕上げになった皐月賞(GⅠ)では、1着ドゥラメンテと2着リアルスティールには溝をあけられる形になりましたが3着に善戦しています。
そして、3.5ヶ月休養明けで斤量58kgを背負ってのレースとなった昨年の大阪杯(GⅡ)では、勝ち馬12アンビシャスとはタイム差無しの2着に善戦しています。
それから2200m戦ではありますが、昨年の宝塚記念(GⅠ)では、稍重馬場でハイペースの流れを逃げて1着マリアライトと2着ドゥラメンテとタイム差無しの3着に善戦しています。
以上の内容から判断すれば、出走メンバー的に速い流れになりそうな今回のレースでも勝ち負けになるでしょう。
しかし、3.5ヶ月休養明けと流れが速くなりそうな事を考えると同馬を本命には出来ませんので、5キタサンブラックは対抗評価とします。
7サトノクラウン分析
2走前の香港ヴァーズ(GⅠ)ではGⅠ初勝利となる大金星を挙げた同馬。
そして、前走の京都記念(GⅡ)では見事2連覇を達成していて今ではすっかり有力視される様になりました。
しかし、同馬の過去の戦歴を見ると近走勝ち負けしているレースは2200m以上のレースで、逆に2000m以下のレースでは惨敗しています。
上記の内容を踏まえると、同馬にとって2000m戦はベストでは無いと判断出来ますので1着の可能性は厳しいでしょう。
以上の内容から、7サトノクラウンは抑え評価とします。
4ステファノス分析
同馬の過去の戦歴を見ると、今回の大阪杯(GⅠ)と同じ2000m戦の天皇賞・秋(GⅠ)で一昨年・昨年と2年連続複勝圏内に入っています。
しかし、同馬の2000m戦の成績は(0 2 1 2)となっていて善戦はするものの勝ちきれていません。
それに、一昨年4歳時の成績と昨年5歳時の成績を比較すると明らかに能力は衰えています。
その内容から今年6歳を迎えた事を考えると、同馬の1着の可能性は厳しいと判断出来ます。
以上の内容から、4ステファノスは抑え評価とします。
14マカヒキ分析
2016年度の日本ダービー(GⅠ)勝ち馬で、その後フランス遠征で凱旋門賞(GⅠ)に挑戦しましたが結果は14着大敗でした。
その後4.5ヶ月の休養を挟んで出走した前走の京都記念(GⅡ)では、勝ち馬7サトノクラウンとはタイム差0.2秒の3着に敗れています。
その結果に関しては、休養明けだった事や馬場状態が渋っていた為キレ味が身上の同馬にとっては不利な内容のレースだったと言えそうです。
その点、今回は叩き2走目でレース当日は雨の心配も無いので馬場状態は良馬場になりそうですので前走より期待出来そうです。
そして、同馬の2000m戦の成績(2 1 0 0)となっていて、その中でも皐月賞(GⅠ)2着の内容は高評価出来ます。
皐月賞(GⅠ)は中山2000mで行われるレースで、小回りで直線が短く急勾配の坂があるコース形態になっています。
その皐月賞(GⅠ)のレース内容は、1000m通過タイム58.4秒で勝ち馬ディーマジェスティの走破時計は1.57.9でした。
正に皐月賞は速い馬が勝つと言われる様な高速決着となったレースで14マカヒキは後方待機から最後の直線で上り3F最速の脚を使ってタイム差0.2秒の2着になっています。
これだけ道中の流れが速いレースで、尚且つ追い込み不利な中山コースでこの内容のレースが出来ているので、阪神2000mなら勝ち負けになるでしょう。
以上の内容から、管理人の本命馬は14マカヒキに決定しました。
13ヤマカツエース分析
前走の金鯱賞(GⅡ)で重賞通算5勝目を飾った同馬。
重賞5勝の内4勝は2000m戦ですのでこの距離に強い事がわかります。
しかし、同馬の2000m戦の成績は(4 0 1 4)と両極端な数字になっています。
そこで、2000m戦の勝っているレースと着外に敗れているレースを比較してみると、勝っているレースは直線に急勾配の坂が有るコースや重馬場時のものですのでパワーを要する内容のレースとなっています。
一方、着外に敗れているレースはパワーよりもスピードを要するコースや速い流れのレースとなっています。
今回はGⅠレースで前走ハイペースで逃げている11マルターズアポジーや逃げてこその8ロードヴァンドールの存在がある事からもミドル~ハイペースになりそうです。
それに阪神コースの坂は傾斜が緩やかですのでパワーよりもスピードを要するコース形態になっています。
実際、同馬の阪神コースの成績は(0 0 0 4)となっています。
その事から判断すれば、今回のレース条件は同馬には不向きと言えそうですので1着の可能性は厳しいでしょう。
以上の内容から、13ヤマカツエースは抑え評価とします。
最終決断
予想印
◎14マカヒキ
◯5キタサンブラック
▲12アンビシャス
△13ヤマカツエース
×4ステファノス
×7サトノクラウン
×1ミッキーロケット
×6サクラアンプルール
×11マルターズアポジー
×9ディサイファ
×3スズカデヴィアス
買い目
本日の朝方迄の降雨が明日の馬場状態にどれくらい影響するのかは微妙ですが、それ以降は晴れ予報が続いているので良馬場開催になると判断して、本命馬14マカヒキが突き抜けると見ます。
対抗馬には前々で強い競馬が出来る昨年の年度代表馬5キタサンブラックを指名し、この2頭を軸にした3連系馬券で勝負します。
3連単
1着 14 5
2着 14 5
3着 12 13 4 7 1 6 11
9 3
(18点)各100円 1800円
1着 14 5
2着 12 13 4 7
3着 14 5
(8点)各100円 800円
1着 12
2着 14 5
3着 14 5
(2点)各200円 400円
1着 14
2着 5
3着 12 13 4 7
(4点)各300円 1200円
1着 14
2着 12 13
3着 5
(2点)各200円 400円
3連複
1列目 14
2列目 5
3列目 6 11 9 3
(4点)各100円 400円
1列目 14
2列目 12
3列目 13 4 7 1 6 11 9
3
(8点)各100円 800円
12ー14ー13 7
(2点)各100円 200円
投資合計 6000円
グッドラック!~参考にするなよ~
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