いよいよ今週から6週連続GⅠレースが続きます。
その1週目となる今週は京都競馬場に於いて天皇賞・春(GⅠ)が行われます。
昨年覇者のキタサンブラックが休養明けの大阪杯(GⅠ)を難なく勝ち、叩き2戦目でディフェンディングチャンピオンとして満を持してここに出走してきました。
それに対抗するのは、昨年暮れの有馬記念(GⅠ)で激しい叩きあいの末にキタサンブラックに競り勝っているサトノダイヤモンドです。
現役最強の座をかけて再びこの2頭が激突する事になりますが、果たして2強対決で決まるのか?結果やいかに!?
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出走予定馬分析
消し馬
同馬のこれまでの戦歴を見ると、日経新春杯(GⅡ)と日経賞(GⅡ)の重賞2勝を含めて中距離~長距離戦で活躍しています。
3ヶ月休養明けの前走日経賞(GⅡ)でも勝ち馬シャケトラとはタイム差0.1秒の3着に善戦しています。
しかし、同馬には好走パターンがあってその条件を満たさないレースでは悉く惨敗しています。
その条件というのは斤量で好走しているレースの斤量は全て56kg以下で、逆に惨敗しているレースの斤量は全て57kg以上になっています。
今回の天皇賞・春(GⅠ)は、他のGⅠレースで背負う斤量よりも1kg重くなり牡馬は58kgで牝馬は56kgを背負う事になります。
斤量57kgでも惨敗している同馬にとって斤量58kgは酷量になります。
実際、同馬が過去に斤量58kgを背負ったレースを見てみると、4戦全て着外に敗れています。
以上の内容から、アドマイヤデウスは消します。
2015年度の有馬記念(GⅠ)勝ち馬で、2016年度の有馬記念(GⅠ)でも、1着サトノダイヤモンドと2着キタサンブラックと差の無い3着に善戦している同馬。
3ヶ月休養明けとなった前走の日経賞(GⅡ)は有馬記念(GⅠ)と同舞台で行われるレースで同馬自身も勝っているレースですので、当然の如く1番人気に支持されました。
しかし、結果は勝ち馬シャケトラとはタイム差0.4秒の5着と意外なものでした。
昨年日経賞(GⅡ)を勝った時と全く同じローテーションで調教内容も良く、今年は昨年よりも1kg軽い斤量57kgだった上での内容でしたので、6歳を迎えた事による年齢的衰えとも考えられます。
そして、昨年5歳時にも天皇賞・春(GⅠ)に出走していますが、勝ち馬キタサンブラックにタイム差0.8秒付けられての12着と大敗を喫している事からも、ここは同馬向きのレースでは無いと判断出来ます。
以上の内容から、ゴールドアクターは消します。
中距離~長距離戦を中心に使われている同馬。
しかし、OPクラス以上のレースになると全く歯が立たないといった内容のレースをしていますので、スピリッツミノルは消します。
同馬も中距離~長距離戦を中心に使われていてOP戦では勝ち鞍も挙げています。
しかし、重賞戦になると悉く惨敗しています。
2014年度の京都大賞典(GⅡ)で2着になっていますが、当時は4歳で斤量も56kgだったので善戦出来たと言えます。
実際、同馬が斤量57kgを背負ったレースを見てみると勝ち鞍は有りません。
それに、7歳馬という点から考えてもここでは厳しいと判断出来ます。
以上の内容から、タマモベストプレイは消します。
3ヶ月休養明けとなった前走の阪神大賞典(GⅡ)では、勝ち馬サトノダイヤモンドとはタイム差0.6秒の3着に善戦しました。
しかし、上位2頭も休養明けであった事や斤量も同馬よりも1kg重たい57kgを背負っていた事から判断すれば完敗と言えます。
以上の内容から、トーセンバジルは消します。
同馬も中距離~長距離戦を中心に使われていますが、OPクラス以上の成績は全て着外に敗れています。
それに、7歳馬という点から考えてもここでは厳しいと判断出来ます。
以上の内容から、トウシンモンステラは消します。
今年で9歳になる割にはキャリア25戦とあまり使われていない同馬。
前走のダイヤモンドS(GⅢ)では惨敗していますが、2走前のステイヤーズS(GⅡ)では勝ち馬アルバートとはタイム差無しの2着と善戦している事からも年齢的衰えを感じさせません。
しかし、昨年8歳時の同レースで7着に敗れている事から考えれば今年も厳しいと判断出来ますので、ファタモルガーナは消します。
同馬も中距離~長距離戦を中心に使われていて、2走前に一気の格上挑戦でエリザベス女王杯(GⅠ)に出走しましたが、結果は勝ち馬クイーンズリングとはタイム差1.5秒の14着と力差は歴然でした。
その後、3ヶ月休養後に出走した前走のダイヤモンドS(GⅢ)でも、勝ち馬アルバートとはタイム差1.0秒の11着に敗れています。
上記2戦の内容から、このクラスでは通用していないと判断出来ますので、プロレタリアトは消します。
昨年夏場に札幌1600万条件の長距離レースを勝ち、その後重賞レースに4戦出走するものの全て惨敗しています。
以上の内容から、このクラスでは通用していないのでヤマカツライデンは消します。
格上挑戦となった2走前の万葉S(OP)では、勝ち馬タマモベストプレイとはタイム差0.1秒の2着と善戦しています。
そして前走出走した重賞戦のダイヤモンドS(GⅢ)でも、勝ち馬アルバートとはタイム差0.2秒の2着に善戦しています。
しかし、2戦共に同馬の斤量が軽ハンデ51kgであった事を考えれば、勝ち馬に完敗したと判断出来ます。
以上の内容から、ラブラドライトは消します。
3歳時に日本ダービー(GⅠ)を勝ち、休養後の神戸新聞杯(GⅡ)も勝って、臨んだ菊花賞(GⅠ)では9着に惨敗しています。
当時は3000mという距離が合わなかった事による敗戦と思えましたが、そのレース以降現在は17連敗中ですので、早熟馬だったのか?戦意喪失したのか?理由ははっきりしませんが、今回も厳しいレースを強いられるでしょう。
以上の内容から、ワンアンドオンリーは消します。
残った馬
馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の7頭です。
(58kg)
(58kg)
(58kg)
(58kg)
(58kg)
(58kg)
(58kg)
次回の記事では7頭の中から1着候補を絞り込んでいきます。
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