いよいよ枠順発表が明日に迫った東京メインレースの牝馬限定マイル戦のヴィクトリアマイル(GⅠ)。
現時点の天気予報によると週末の天気は微妙で雨が降る可能性があります。
今回の出走メンバーを見ると、雨が降るか降らないかで結果が大きく違ってきそうですので、そのあたりもしっかりと見極めて予想分析の続きを行っていきます。
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前回迄で残った馬
前回の記事で馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の9頭です。
出走予定馬分析
それでは早速前回の続きの分析を行っていきます。
ここまで残った9頭の分析
同馬の過去の戦歴を見ると、追い込み脚質な割には馬場状態不問でいい脚を使い善戦しています。
昨年の桜花賞(GⅠ)でも、タイム差0.5秒の5着に敗れていますが上り3Fはメンバー中2位の脚を使っているので最後の脚は強烈です。
善戦している距離は1600m戦~1800m戦ですので、今回の東京マイル戦は未経験ですが追い込み脚質の同馬にとって合いそうです。
近走の成績を見ても追い込みが板についてきた感じで常に上位争いをしています。
しかし、重賞戦になると寸足らずな競馬で、前走の阪神牝馬S(GⅡ)でも勝ち馬ミッキークイーンには完敗していますので、1着の可能性は厳しいと判断します。
以上の内容から、アドマイヤリードは抑え評価とします。
前走福島牝馬S(GⅢ)を勝ちヴィクトリアマイル(GⅠ)の優先出走権を獲得した同馬。
これまで重賞3勝の実績が有り、距離も1200m戦~1800m戦で善戦しています。
しかし、昨年6歳時の同レースの成績は勝ち馬とはタイム差0.8秒の7着に敗れている事から判断すれば7歳になった今年も1着の可能性は厳しいでしょう。
しかし、昨年の同レースで上り3F最速タイの脚を使っている事を含め大半のレースで最速の脚を使っているので展開が嵌まれば馬券圏内に入る余地は有ります。
但し、馬場が渋ったレースでは自慢の末脚は不発に終わっているので、良馬場時限定でウキヨノカゼは抑え評価とします。
昨夏のマーメイドS(GⅢ)では、最後方追走から上り3F最速の脚を使いタイム差無しの2着に善戦していますが、その後出走した重賞レース5戦の結果は全て着外に敗れています。
しかし、それらのレース内容を見ると重馬場で行われたレースや直線が短い中山コースでのレースでしたので追い込み脚質の同馬には合わない条件でのレースと言えます。
それよりも今回注目したレースは、昨夏のマーメイドS(GⅢ)2着後、4.5ヶ月の休養明けに出走しているカシオペアS(OP)です。
この時に倒している相手は、クラリティシチーやベルーフといった重賞レースでも善戦している牡馬で休養明けだったにも関わらず同馬は上り3F2位の脚を使い一気に差しきっています。
上記の内容から、良馬場前提にはなりますが直線が長く紛れの少ない東京コースなら馬券圏内の可能性は有りそうです。
以上の内容から、ヒルノマテーラは抑え評価とします。
デビュー戦から3連勝で牡馬相手のきさらぎ賞(GⅢ)を勝ち一気に世間の注目を集めることになった同馬。
その次走となった桜花賞(GⅠ)では、ダントツ1番人気に支持されましたが勝ち馬レッツゴードンキとはタイム差1.0秒の9着に敗れています。
しかし、その後出走しているオークス(GⅠ)では、勝ち馬ミッキークイーンとはタイム差0.1秒の2着に善戦しています。
その後、半年の休養を経て出走した古馬牝馬混合戦のエリザベス女王杯(GⅠ)では、稍重馬場の中を後方16番手追走から上り3Fメンバー中2位の脚を使い勝ち馬マリアライトにタイム差0.1秒迄詰め寄る強い競馬をしています。
その後の有馬記念(GⅠ)は、10着に敗れていますが、翌年2016年初戦の中山牝馬S(GⅢ)では、斤量56kgを背負い勝ち馬とはタイム差無しの2着に善戦しているように牝馬限定戦では勝ち負け争いしています。
そして本番のヴィクトリアマイル(GⅠ)を迎えましたが、結果は勝ち馬ストレイトガールとはタイム差0.6秒の5着に敗れています。
その後、出走している同じ東京コースの1800m戦のエプソムC(GⅢ)や毎日王冠(GⅡ)では、馬場状態やローテーション不問で牡馬相手に勝っている事からもやはり能力は高い馬と言えます。
しかし、桜花賞(GⅠ)やヴィクトリアマイル(GⅠ)の敗戦内容から同馬にとってマイル戦は合わないと判断出来ますので1着の可能性は厳しいでしょう。
但し、東京コースでの重賞実績や昨年の同レース5着の内容から馬券圏内の可能性は有りと判断して、ルージュバックは抑え評価とします。
残った馬
1着候補で残った馬は以下の5頭です。
次回の記事では最終決断と買い目を公開します。
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