今週は中山競馬場では、オールカマー(GⅡ)が行われます。
出走予定馬を見渡すと、この秋のGⅠ戦線の中心を担うであろう馬達の名が目立ちます。
実力は他馬よりも上でも休養明けで臨む1戦であくまでも大目標はGⅠレースなのでここは叩き台として使ってくる陣営も少なくは無いので、その辺りの見極めも視野に入れつつ分析を行っていきます。
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出走予定馬
※netkeibaより抜粋
出走予定馬分析
同馬の過去の戦歴を見ると、2200mの成績は(0 0 0 3)となっていて、2200m以上の成績は(0 0 0 8)となっています。
中山コースの成績(0 1 0 2)からもコース相性も良く有りません。
4歳以降の重賞戦の成績も全て着外となっています。
以上の内容から判断すればここでは消します。
前走は、自身初の重賞戦となる新潟記念(GⅢ)でした。
ハンデ戦で抜けた存在がいない中、昇級の同馬は斤量53kgの恩恵も有り、前走の内容も良かったので穴馬として注目しましたが、結果は15着大敗でした。
以上の内容から同馬にとっては重賞戦の壁は厚かったと判断出来ますので消します。
今年8歳をむかえた同馬ですが、2走前の天皇賞・春(GⅠ)では、あわやの2着と年齢を感じさせないレースをしています。
しかし、前走の宝塚記念(GⅠ)では11着に惨敗しています。
6歳時の宝塚記念(GⅠ)で2着と好走していた事から2200mの距離が合わなくは有りません。
しかし、7歳時・8歳時の宝塚記念(GⅠ)では大敗しているので、今の同馬にとってはスタミナとスピードを要求される2200mは厳しいのでしょう。
本質的にステイヤー資質の為、スタミナ重視の天皇賞(春)ではこの年齢になっても好走可能なのでしょう。
実際、同馬の2200mの成績を見ると、(0 2 0 3)となっている事からも1着は厳しいでしょう。
それに中山コース(0 0 0 2)からもここでは厳しいでしょう。
以上の内容から今回は消します。
GⅢ戦では勝ち鞍も有り強い競馬をしますが、GⅡ戦になると善戦はしますが勝ちきれない同馬。
今回のレースの距離とコース成績を見ても、苦手としています。
しかし、GⅡ戦での好走履歴を評価して馬券圏内迄の抑え評価とします。
3走前に今回と同じGⅡ戦の目黒記念(GⅡ)に出走していますが、惨敗しています。
当時は斤量54kgでしたが、今回は斤量56kgと更に増量になり、相手も強化されるのでここでは通用しないと判断して消します。
昨年のジャパンC(GⅠ)では、単勝15番人気ながら1着馬ショウナンパンドラとはタイム差0.5秒と善戦した同馬。
その次走のAJCC(GⅡ)では、今回と同じ斤量56kgで勝ち馬ディサイファとのタイム差0.2秒で上り3F最速で3着と好走しています。
しかし、その後出走した5戦では全て着外という結果になっています。
同馬の脚質は追い込み一辺倒なので嵌まれば好走しますが、そうでなければ惨敗してしまいます。
以上の内容から同馬の1着の可能性は厳しいですが、馬券圏内迄の抑え評価とします。
但し、重馬場成績(0 0 0 2)が示す様に追い込み脚質な分、重馬場時は惨敗している事から判断して、重馬場になった場合は消します。
2走前の函館記念(GⅢ)では、斤量55kgを背負って勝ち馬マイネルミラノとはタイム差0.5秒の3着でした。
今回はGⅡ戦で斤量56kgでの出走になりますのでここでは厳しいと判断して消します。
2014年の目黒記念(GⅡ)を斤量54kgで1着になった以降は13連敗中で勝ち鞍の無い同馬。
その内12戦は斤量56kg以上を背負っての重賞戦で、今回も斤量56kgを背負っての出走ですので消します。
2014年度のダービー馬である同馬。
ダービー(GⅠ)勝利後の神戸新聞杯(GⅡ)を勝ち、菊花賞(GⅠ)では1番人気に推され期待されましたが、結果は9着惨敗でした。
それ以降のレースでも勝ち鞍は無く、惨敗が続いています。
スランプなのか?早熟だったのか?本来ならば消し評価ですが、ダービー馬の称号が有るので馬券圏内迄の抑え評価とします。
残った馬
1着候補で残った馬は以下の3頭です。
次回の記事では最終決断と買い目を公開します。
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