2016年6/26(日)阪神11R第57回宝塚記念(GⅠ)出走馬の予想分析 PART1

今年の宝塚記念は、豪華な顔ぶれになりそうですね。

宝塚記念というレースも、天皇賞や安田記念と同様に、斤量が牡馬58kg・牝馬56kgと他のGⅠレースとは異なった斤量となっています。

その点も考慮しながら、出走予定馬の予想分析を行っていきながら取捨選択をしていきます。

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第57回宝塚記念出走予定馬の予想分析

  • 10カレンミロティック セン馬8歳
  • 今年で8歳をむかえた同馬ですが、前走の天皇賞(春)でもあわや1着の2着と好走しました。

    過去の戦歴を見ても、この時期の天皇賞(春)と宝塚記念での好走履歴が目に付きます。

    以上の内容から考えると同馬にとっては、この時期の気候や斤量58kgはこなせている範囲とわかります。

    しかし、今年のローテーションを見ると、2015年度と全く同じローテーションを経て、この宝塚記念に臨みます。

    2015年のローテーション

  • 休養明け→阪神大賞典→天皇賞(春)2着→宝塚記念13着
  • 因みに以下は、2014年度の宝塚記念で2着になった時のローテーションです。

  • 大阪杯→鳴尾記念→宝塚記念2着
  • 2015年度のローテーションを見ると、天皇賞(春)をピークに持っていくローテーションで、宝塚記念時は余力が残っていない状態にある為、惨敗しています。

    一方2014年度のローテーションは、短期放牧を挟みながら、天皇賞(春)はパスして、宝塚記念一本に絞ったローテーションをとっています。

    そして、今年は、2015年度と同じローテーション。
    その上8歳をむかえた同馬にはハード過ぎますし、又過去の戦歴から重馬場を苦手としている為、週末の天候も崩れそうな点から考えても厳しいでしょう。

  • 12サトノノブレス 牡馬6歳
  • 前走鳴尾記念勝ちを含めて、重賞4勝の実績を持つ同馬。

    3走前の中日新聞杯では、斤量58kgを背負っての勝利。

    しかし、2走前の天皇賞・春(GⅠ)や4走前の日系新春杯(GⅡ)で58kgを背負った時の結果が示すように、GⅡ以上のレースで58kgを背負った時は厳しい結果となっています。

    ただ、同馬は夏場の小倉記念(GⅢ)勝ちと重馬場もこなせるので、当日の競馬場のコンディション次第では、3着圏内迄ならあると思います。

  • 13タッチングスピーチ 牝馬4歳
  • 同馬の過去の戦歴を見ると、夏場は問題なさそうですが、斤量55kg以上のレースになると厳しい結果になっています。

    今回の斤量は56kgで、相手も強化されるので厳しいでしょう。

  • 11トーホウジャッカル 牡馬5歳
  • 一昨年の菊花賞馬で、当時は、彗星の如く現れ一気に頂点へ登り詰めた同馬。

    その後8ヶ月の休養を挟み昨年の宝塚記念に出走し、結果は4着。

    休み明け初戦にしては上々の内容でした。

    次戦の札幌記念では1番人気に推されるも、洋芝が合わなかったのか?8着に敗れました。

    その後7ヶ月の休養を挟み、阪神大賞典を使って臨んだ、菊花賞と同舞台の天皇賞(春)でしたが、5着に敗れました。

    当時菊花賞を勝った時は、これは強い馬が出てきたものだ。
    と、思ったものですが、その後の成績がいまいちです。

    不調の原因はわかりませんが、今回に限って言える事は、斤量58kgを背負った過去2戦の内容から、同馬にとって斤量58kgは克服出来ていないと判断出来るので、ここでは厳しいでしょう。

  • 14ヒットザターゲット 牡馬8歳
  • 今年で8歳をむかえた同馬。

    5ヶ月休養明けの1戦目となった前走の目黒記念(GⅡ)では、斤量58kgを背負っての3着で、同馬にとっては45戦目のレースでした。

    全く、この馬のタフさには驚かされます。

    過去の戦歴を見ると、芝2200mの成績は、(0 0 0 6)となっています。

    この数字を見る限りは、消しの対象になるのですが、それ以上の距離でも、それ以下の距離でも勝っているので距離的な要素に関しては大丈夫そうです。

    気候的にも、天候的にもまずまず対応できそうです。

    それよりもこの馬の評価すべき点は、斤量58kgを背負ったGⅡ以上のレースでも、そこそこ走れているところです。

    それに今回は、ゆとりあるローテーションを経ての出走になるので、大穴3着候補で一考しています。

    続きは次の記事へ掲載していきます。

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