いよいよ枠順も決まり、出走馬も17頭に決まりました。
明日からは前売りも始まります。
ここからは、前回の記事の続きで各馬の予想分析の続きを掲載していきます。
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第57回宝塚記念出走馬の予想分析
まず同馬のイメージとしては、強烈な追い込み馬の印象があります。
追い込み馬なので、現在予測されている当日の馬場状態は同馬にとって歓迎できるような状態にはなりそうにありません。
それに今年で6歳をむかえた同馬の成績は、5歳時の成績と比較すると、やはり衰えを感じます。
過去の戦歴を見ると、古馬になってからはズブさが出たせいか、長距離での好走が目立ちます。
ですから同馬にとっては、今回のレースは距離がやや短いと思います。
但し、斤量58kgを背負うGⅠレースでの好走歴があるので、当日の状態と展開一つで、3着食い込みの可能性は有り得るでしょう。
昨年暮れの重馬場の福島記念(GⅢ)を勝つと、年明け初戦では、良馬場の中山金杯(GⅢ)を勝ち重賞レースを2連勝しました。
勢いそのままに重馬場の京都記念(GⅡ)に斤量56kgで出走しましたが、5着惨敗しました。
重馬場は福島記念で勝っていますし、斤量56kgは中山金杯の時と同じです。
原因として考えられるのは、GⅢでは通用しても、GⅡでは通用しないと考えられます。
それに加えて阪神芝コースの成績も、(0 0 0 3)と相性も良くありません。
厳しいでしょう。
今年で6歳をむかえた同馬。
過去の戦歴から見ると、斤量57kgのGⅠレースでは、好走履歴がありますが、斤量58kgのGⅠになりますと、パフォーマンスが落ちています。
夏場の戦績や、ドバイ遠征時の成績を見ても、暑さには強くない印象をうけました。
それに重馬場を苦手としている同馬にとっては、今回予測されているような馬場状態だと厳しいでしょう。
一昨年のダービー馬で、その次走の神戸新聞杯以来、勝ち星が無く現在は11連敗中の同馬。
過去の戦歴から、夏場の戦績や、ドバイ遠征時の成績を見てみると、暑さには弱い印象をうけました。
斤量58kgを背負うレースにおいての成績もいいところがないといった内容ばかりです。
今回のレースで好走出来そうな要素が全く見当たらないので厳しいでしょう。
同馬は、昨年度の牡馬クラシック戦線では常に上位人気に推されクラシック戦線を盛り上げた1頭です。
結果としては、クラシックレースでは善戦止まりでした。
日本ダービー終了後は、5ヶ月の休養を挟み、3冠レース最後の菊花賞はパスして、天皇賞(秋)に出走しました。
無謀だなと思っていた通り、結果は17着惨敗でした。
そこから3ヶ月半の休養を挟み臨んだ重馬場の京都記念(GⅡ)では、6番人気の低評価を覆しての勝利でした。
その次走、叩き2走目で臨んだ香港GⅠクイーンエリザベスⅡ世Cでは1着馬とのタイム差3.0秒の12着と、よもやの大敗を喫しました。
同レースには、今回出走する7ラブリーデイも出走していました。
因みに、7ラブリーデイの着順は4着でした。
当時は稍重馬場でしたが、15サトノクラウンにとっては、前走の京都記念(GⅡ)の成績も示すように、重馬場の成績は(2 0 0 0)と、歓迎材料でした。
考えられる敗因はいくつかあります。
1つ目は京都記念のレースレベルが低かったと言う事です。
2つ目は、今一度同馬の戦歴を思い出して見てください。
デビューから破竹の3連勝で皐月賞TRの弥生賞(GⅡ)を勝ち、1番人気で臨んだ本番の皐月賞では、まさかの6着敗退。
続く日本ダービーでも3着と、勝ちきれませんでした。
そこから5ヶ月の休養期間を挟んで、古馬GⅠの天皇賞(秋)での大敗。
その後3ヶ月半の休養を挟んだ京都記念(GⅡ)では、1着になっています。
そして前走の香港GⅠクイーンエリザベスⅡ世Cでは大敗しています。
上記の(5ヶ月休養明けで3歳馬が臨んだ)天皇賞(秋)は除いて、勝っているレースと敗れているレースには、異なる点があります。
新馬戦 斤量55kg
東スポ2歳S(GⅢ) 斤量55kg
弥生賞(GⅡ) 斤量56kg
京都記念(GⅡ) 斤量56kg
皐月賞(GⅠ)
日本ダービー(GⅠ)
香港クイーンエリザベスⅡ世C(GⅠ)
上記3戦で背負った斤量は全て57kgでした。
以上の内容をまとめると、同馬にとって敗れたレースは斤量57kgを背負ったGⅠ戦という事になります。
今回は、斤量58kgを背負うGⅠ戦の為、益々1着は厳しいでしょう。
しかし、重馬場には強いので3着候補で抑えます。
1着候補で残った馬
これ迄の分析で残った7頭の1着候補馬は以下の通りです。
次回の記事では、この7頭の分析をしていきます。
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