競馬で破産する人とそうでない人

競馬に限らず、ギャンブルはリスクヘッジの技術が勝率を大きく左右します。リスクヘッジとは、危険を分散する手続きや作業のこと。例えば、万馬券を主眼に置いた競馬予想はリスクヘッジの下手な手法、逆に本命を抑えつつ時折穴馬を狙う、これが上手なリスクヘッジの例です。

優良競馬予想会社の買い目を見れば分かりますが、高い収支を上げている馬券の買い方というのは、押しなべてこのリスクヘッジが保険として効いています。確実に取れる第一レースは本命で固め、波乱含みの最終レースは余りの軍資金で一発勝負、これが信用できる競馬予想会社のモデルケース。万馬券の誘惑めいた情報ばかりを提供するのは、悪徳競馬予想会社の可能性大です。

リスクヘッジにはもうひとつ、競馬における勝率を緩和するという働きがあります。もちろんハズレ馬券ばかり購入していては高い収支は望めませんが、仮に3勝7敗でも、取るべき本命をしっかり的中させておけば、軍資金の減少を軽減できるからです。穴馬狙いで10レース買い続ければ、間違いなく手元には1円も残りません。しかし、メリハリのある競馬予想を心がければ、トータルでの負けはあっても、資金0という状態にはなかなか陥りませんよね。競馬で破産するという人というのはつまり、数あるリスクヘッジの機会をスルーしてきた人なのです。


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