競馬予想の参考にしようと競馬新聞を購入している方も多いのではないでしょうか。かくいう私も実はそのひとり。競馬予想会社と同じく、毎週のようにお世話になっています。さて、問題はその競馬予想が当たるのか、読者の馬券の買い方に影響を与えるのか、という点。競馬の世界には五万と予想屋が存在しますが、競馬新聞に予想を掲載できるメジャーどころはほんの一握り。当然、的中地率も高いのでは…と普通なら考えますよね。
しかし実際には、予想屋の知名度と的中率、必ずしも比例するわけではないようです。以前予想屋の成績が気になった私は、競馬新聞を欠かさずチェックして、1年に渡り数人の予想屋の成績を集計しました。結果を見てビックリ。有名な予想屋も無名の予想屋も、収支は素人の私とどっこいどっこいだったのです。これはどういうことなのか…と疑問に思いました。だって競馬は勝率が全て。素人レベルの予想が、どうして売り物になるのか。ハルウララは負けると絵になるけど、予想屋は飯が食えないはずではないか、そう考えたのです。
でも、冷静に考えてみれば、予想屋は「予想を売って」生計を立てています。本当に予想が当たるのなら、馬券だけで食っていけるはず。ずばり、予想屋が「売れるか」否かは、着眼点の鋭さや、発想の個性にあるようです。たとえ当たらなくても、予想として「面白ければ」読者の目を惹きますから、読み物としてはアリ。おそらくそういうことなのでしょう。