今週はいよいよ秋のGⅠシリーズ開幕となる、電撃の6ハロン戦のスプリンターズS(GⅠ)が中山競馬場で開催されます。
現在の出走予定馬は20頭で、メンバーを見ると豪華絢爛GⅠレースに相応しいメンバーが揃っています。
秋のスプリント王の座に輝くのは果たしてどの馬でしょうか?
早速分析に移って行きたいと思います。
スポンサーリンク
出走予定馬
※netkeibaより抜粋
出走予定馬分析
昨秋、当時3歳馬の同馬は5ヶ月休養を挟んで臨んだセントウルS(GⅡ)で、低評価10番人気を覆して見事逃げきり勝ちを収めました。
その後出走したスプリンターズS(GⅠ)では9着に敗れています。
それから後のレースでも全て着外という結果になっています。
恐らくその原因は斤量にあると思われます。
セントウルS(GⅠ)を勝った時の斤量は54kgだったのに対して、その後のレースで背負った斤量は全て55kg以上となっています。
今回はそれに加えて、中山競馬場でのレースで、同馬のコース成績(0 0 0 2)もマイナス要素になります。
以上の内容からアクティブミノルは消します。
今年で6歳をむかえた同馬。
同馬の過去の戦歴を見ると、1200m~1600mの短距離戦を中心に活躍しています。
重賞戦では馬場状態問わず、最後追い込んできて善戦しています。
しかし、GⅠレースになると少し物足りない結果になっています。
昨年の同レースでは、上り3F2位タイの末脚を使いましたが、届かずの0.2秒差5着でした。
やはり、追い込み脚質の同馬にとっては、小回りで直線が短い中山コースは、成績(0 0 0 2)が示すように不利でしょう。
そして、今年の春の高松宮記念(GⅠ)は、中京コースで直線が長いので同馬向きのコースだと思ったのですが、結果は1着ビッグアーサーと0.7秒差の9着と大敗を喫しました。
高松宮記念(GⅠ)以降のレースでも以前ほどの力強さは感じられませんので、牝馬ですし6歳をむかえて年齢的衰えが顕著に表れてきたように思えます。
以上の内容からウリウリは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、4走前の京阪杯(GⅢ)では、後の高松宮記念(GⅠ)勝ち馬のビッグアーサーを抑えての1着があります。
しかし、その後出走した3戦では全て着外という結果になっています。
おそらく原因は斤量と思われます。
京阪杯(GⅢ)を勝った時の斤量は56kgでしたが、それ以降の3戦での斤量は全て57kg以上でした。
斤量57kgを背負った高松宮記念(GⅠ)では、京阪杯(GⅢ)で倒した勝ち馬のビッグアーサーに1.5秒差の18着と大敗を喫しています。
以上の内容からサトノルパンは消します。
今年で8歳をむかえた同馬。
近走の内容を見ると、全盛期とは程遠いレース内容となっています。
やはり年齢的に8歳なので衰えてきているのでしょう。
以上の内容からスノードラゴンは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、中山コースの成績(0 0 0 5)となっています。
やはり追い込み一辺倒の同馬にとっては、中山コースは向かないのでしょう。
それから同馬は、斤量57kg以上を背負った重賞レースでの勝ち鞍は有りません。
以上の内容からティーハーフは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、1200m戦よりも1000m戦での印象が強いです。
それに重賞戦で斤量56kgの時は好走していますが、5走前のシルクロードS(GⅢ)では斤量57kgを背負い勝ち馬ダンスディレクターとはタイム差0.9秒の9着と大敗を喫しています。
そして、中山コースの成績(2 2 0 2)の割には、4走前のオーシャンS(GⅢ)で斤量56kgでしたが、1着馬エイシンブルズアイとはタイム差0.5秒の4着と惨敗しています。
以上の内容からネロは消します。
前走のセントウルS(GⅡ)が自身初の1200m戦となった同馬。
結果は、1着馬ビッグアーサーとは0.4秒差の6着でしたが、初距離だった事を考えるとなかなかの内容だと思います。
しかし、同馬の過去の戦歴を見ると、GⅢ戦では斤量57kgでの1着は有りますが、GⅡ戦以上のレースでは斤量57kg以上を背負っての1着はおろか全て着外になっています。
今回は、斤量57kgを背負ってのGⅠレースですので、レッドアリオンは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、斤量56kgを背負ってのGⅢ戦でも全て着外となっていますので、ここでは通用しないと判断出来ます。
以上の内容からワキノブレイブは消します。
ここまでの分析で残った馬
第1段階で残った馬は以下の12頭です。
次回の記事では上記12頭の中から1着候補馬を絞り込んでいきます。
コメントを残す