サラブレッドって何?

競馬をはじめると、「サラブレッド」という言葉をよく耳にするようになると思います。

そこで、「サラブレッドって何やねん!」と言う方も少なくはないと思いますので、簡単にサラブレッドの意味について解説したいと思います。

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サラブレッドとは

サラブレッドとは英語で書くと「Thoroughbred」です。

これは、2つの単語を組み合わせて1つの言葉にしていて、まずは「徹底的に、完璧な(Thorough)」、そしてもう1つは「育てられた(bred)」となります。

つまり、血統や育つ環境も含め完璧に品質改良された馬と言う事です。

基本的には、自然界にはサラブレッドと言う種の馬は存在せず、17世紀の初め頃により強く、より早い馬を作る為に、イギリスの「牝馬」と東洋種の「牡馬」を配合させたのがサラブレッドのはじまりだと言われております。

つまり、サラブレッドには「300年以上」の歴史があると言う事です。

因みにですが、「牝馬」とはメスの馬の事を言い、「牡馬」とはオスの馬の事を言います。また、去勢された馬の事をせん馬と言います。

サラブレッドのデビュー時期は、1歳の6月頃から2歳頃までです。ちょうど、夏競馬と言われているローカル開催頃です。

そして初めて走るレースは、もちろん「新馬戦」となります。

サラブレッドにもいろいろ

サラブレッドと一口に言ってもさまざまです。

人間の陸上選手に「長距離選手」がいるのと「短距離選手」がいるのと同じように、サラブレッドにもいろいろな種類がいます。

サラブレッドの長距離タイプを「ステイヤータイプ」と言います。ステイヤータイプのサラブレッドは、「2500メートル以上」のレースを得意とする馬です。

次に、短距離タイプのサラブレッドの事を「マイラータイプ」と言います。マイラータイプのサラブレッドは、「1600メートル以下」のレースを得意とする馬です。

そして、マイラータイプの中には、さらに短い距離を得意とする「スプリンタータイプ」のサラブレッドも存在します。スプリンタータイプのサラブレッドは、「1200メートル」のレースを最も得意とする馬です。

その他にもサラブレッドは距離だけでなく、芝のコースが強い馬や、ダート(砂地)のコースに強い馬がいます。

以上のように、サラブレッドにもいろいろな種類がいます。

これは、そのサラブレッドの血統関係なども大きく関係しているのです。

「強く速い馬の血を残し、さらに強く速い馬を作りだす!」

競馬が「ブラッド・スポーツ」と呼ばれるのは、こうして優秀な血統が受け継がれているからなのです。

そのサラブレッドの血統を知る事も、競馬のおもしろさの1つと言えます。

なぜなら、血統からそのサラブレッドの特徴や傾向を探る事ができ、レース予想に役立つからなのです。

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