今週は東京競馬場に於いて、天皇賞・秋(GⅠ)が行われます。
例年に比べると、出走登録馬15頭と寂しいですが、昨年の優勝馬ラブリーデイや海外GⅠウィナーのモーリスやエイシンヒカリといったワールドクラスの馬をはじめなかなかの好メンバーが揃っていますのでハイレベルな戦いになりそうです。
週末の天気予報は今のところ晴れ予報となっているので良馬場開催で行われることになりそうです。
それでは早速出走予定馬の分析に取り掛かっていきます。
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出走予定馬
※netkeibaより抜粋
出走予定馬分析
5.5ヶ月休養明けとなった前走の京都大賞典(GⅡ)では、1番人気キタサンブラックにクビ差迄迫る2着に好走しました。
同馬の過去の戦歴を見ると、GⅡ2勝の実績が有るので頷ける内容です。
しかし、同馬の場合ある条件を満たしている時は重賞戦でも好走出来ていますが、その条件を満たさないレースでは惨敗しています。
それは斤量です。
同馬が勝ち負けしている重賞レースの斤量は、全て56kg以下で出走した時に限定されています。
逆に斤量57kgで出走した重賞レースでは、ことごとく敗れています。
それから、東京コース(0 0 0 3)もマイナス要素になります。
以上の内容をまとめると、今回は東京コースで斤量58kgを背負ってのレースになるので、アドマイヤデウスは消します。
今回は5.5ヶ月休養明けでのレースとなる同馬。
同馬の過去の戦歴を見ると、1600万クラスでの1着経験も有りません。
7歳馬で休養明けでクラス実績が無いので、カムフィーは消します。
4ヶ月休養明けとなった前走の毎日王冠(GⅡ)では10着惨敗でした。
そして、同馬の過去の戦歴を見ると、2000mの成績(0 0 0 3)となっています。
昨年の同レースでは4着でしたが今年は7歳になったので、昨年以上の成績は臨めそうに有りません。
以上の内容から、クラレントは消します。
宝塚記念(GⅠ)以来4ヶ月休養明けとなる同馬。
3歳クラシック戦線では、上位人気に支持され日本ダービー(GⅠ)では3着に入っています。
その後は、菊花賞(GⅠ)はパスして3歳馬で5ヶ月休養明けで天皇賞・秋(GⅠ)に挑戦しましたが、結果は17着と大敗しています。
そもそも3歳馬が休養明けで天皇賞・秋(GⅠ)に挑戦する事自体無謀だと思いました。
その後3.5ヶ月の休養を挟んで臨んだ年明け初戦の京都記念(GⅡ)では、6番人気ながら見事1着となりました。
続く香港のQE2世C(GⅠ)では、12着敗退で、次走の宝塚記念(GⅠ)は6着に敗退しています。
これらの戦歴を見てわかった事は、同馬もまた斤量57kg以上のレースになると苦戦傾向にあります。
今回は斤量58kgでのレースになりますので、サトノクラウンは消します。
4ヶ月休養明けとなった前走の毎日王冠では、最下位人気ながら3着と大健闘した同馬。
しかし、同馬の過去の重賞成績を見ると、1800m迄のレースなら善戦履歴は有りますが、2000m以上のレースになると惨敗しています。
そして、重賞レースでは斤量56kgでも勝ち鞍は有りませんので今回の斤量58kgは同馬にとっては厳しいと判断出来るので、ヒストリカルは消します。
昨年の暮れに3歳馬ながらに福島記念(GⅢ)を勝ち、続く年明け初戦の中山金杯(GⅢ)も勝って重賞2連勝で一気に主役候補になった同馬。
そして、次走の京都記念(GⅡ)では2番人気に支持されましたが、結果は1着馬サトノクラウンの5着惨敗でした。
その後3.5ヶ月の休養を挟んで出走した鳴尾記念(GⅢ)では、1番人気に支持されましたが、1着馬サトノノブレスの6着惨敗でした。
そして、本番の宝塚記念(GⅠ)では、13着と大敗を喫しています。
その次走の札幌記念(GⅡ)でも、3番人気に支持されましたが、結果は敢えなく5着に敗れています。
以上の内容から言うと、GⅢクラスでは善戦可能ですが、GⅡクラス以上になると苦戦傾向にあります。
それに加えて、同馬の東京コースの成績(0 0 0 2)もマイナス要素になります。
以上の内容から、ヤマカツエースは消します。
残った馬
1着候補で残った馬は以下の9頭です。
次回の記事ではここからさらに絞り込んでいきます。
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