3日間開催の中日に当たる9日(日)は、東京競馬場に於いて毎日王冠(GⅡ)が行われます。
休養明けでここに出走してくる陣営の目指すところは、天皇賞・秋(GⅠ)やマイルチャンピオンシップ(GⅠ)ですので、ここをメイチに仕上げては来ませんが能力はGⅠ級ですのであっさり勝ってしまう可能性も有ります。
その辺を見極めながら予想分析を行っていきます。
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出走予定馬
※netkeibaより抜粋
出走予定馬分析
菊花賞出走の為、同レースは回避。
京都金杯(GⅢ)勝利後に骨折と繋靭帯炎を併発して1年7ヶ月の休養を余儀なくされた同馬。
休養明け使われた2戦は1800mのOP戦で1着・2着と好走しています。
しかし、今回はGⅡ戦で相手も強化されますので甘くはありません。
それと京都金杯(GⅢ)勝ちの前走の、1800m重賞戦のチャレンジC(GⅢ)では、0.9秒差の8着に敗れている事からも1800m戦は弱冠長いと思われます。
ましてや今回は東京コースですので尚の事です。
以上の内容から、ウインフルブルームは消します。
4ヶ月休養明けの同馬も今年で7歳をむかえました。
同馬の過去の戦歴を見ると、重賞勝ちも有り、この歳になっても重賞戦で善戦しています。
しかし、レースを重ねる度にその内容は年々衰えている事が窺い知れます。
そして、高齢馬になってから以降の同馬の休養明けの成績もよろしくは有りません。
以上の内容から、クラレントは消します。
4ヶ月休養明けの同馬も今年で8歳をむかえました。
2014年の6歳時にマイルチャンピオンシップを勝って以来勝ち鞍が有りません。
やはりこの歳になってくると年齢的な衰えは否めないのでしょう。
その中で好走しているレースは、2走前のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)と同距離・同コースのマイラーズC(GⅡ)でタイム差無しの2着でした。
同馬が勝ったGⅠレースと同舞台なので好走出来たのでしょう。
そして、休養明けの成績もよろしくは有りません。
以上の内容からダノンシャークは消します。
4ヶ月休養明けとなる同馬。
同馬の過去の戦歴から4歳以降の重賞成績を見ると、(0 1 0 6)となっていて、その内の2着は、2015年の阪神競馬場のチャレンジC(GⅢ)でした。
同馬の全5勝の内3勝は阪神競馬場ですので得意コースなのでしょう。
一方着外6回の内3回は左回りコース、2回はGⅡレースとなっていて、その内1レースは阪神競馬場のマイラーズC(GⅡ)でした。
以上の内容を簡単にまとめると、左回りコースは苦手で得意コースでもGⅡクラスになれば通用していない事が判ります。
以上の内容から、ヒストリカルは消します。
2走前に函館記念(GⅢ)を勝ち、重賞初勝利を飾った同馬。
その前走に出走したレースが今回と同じコースのエプソムC(GⅢ)でした。
そのレース結果は勝ち馬ルージュバックとは0.4秒差の3着でした。
同馬は逃げ馬ですので、函館コースの様に小回りコースで直線が短いコースなら逃げ切れても、東京コースは直線が長いので逃げ切り勝ちとなるとかなり厳しくなってきます。
それに今回は、GⅡレースになりますのでエプソムC(GⅢ)よりもクラスも上がります。
GⅢクラスのレースでギリギリ3着でしたのでGⅡクラスになると3着も厳しくなってくるでしょう。
しかし東京競馬場は今週からの開催で、開幕馬場になりますので前が止まりにくいと思われます。
それに最近の崩れやすい天候から馬場が渋れば逃げ馬の同馬にとっては追い風となります。
以上の内容を考慮して、マイネルミラノは馬券圏内迄の抑え評価とします。
リアルスティールは、つい先程回避が決まりました。
同馬の過去の戦歴を見ると、4歳以降の勝ち鞍は、2015年の東京1400m戦オーロC(OP)と阪神1400m戦阪神C(GⅡ)の2勝となっていて、共に1400m戦です。
1600m戦以上になると、OPクラスでの勝ち鞍も有りません。
そして、今回は東京1800mのGⅡ戦となりますので1着の可能性は厳しいでしょう。
しかし、1800m戦の成績でもクラス問わず善戦はしていますのでロサギガンティアは馬券圏内迄の抑え評価とします。
同馬の過去の戦歴を見ると、これまで出走した全ての重賞戦で斤量53kgにも関わらず全て着外に敗れています。
ここでは力が違いすぎますので、ロンギングダンサーは消します。
残った馬
1着候補で残った馬は以下の5頭です。
次回の記事では最終決断と買い目を公開します。
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