明日の中山メインレースは日経賞(GⅡ)が行われます。
このレースは暮れに行われるグランプリレース有馬記念(GⅠ)と同距離・同コースですので有馬記念(GⅠ)好走履歴のある馬がよく活躍しています。
その有馬記念(GⅠ)で一昨年は1着に昨年は3着に入っている12ゴールドアクターもやはりここに出走してきています。
その他にも昨年の皐月賞馬6ディーマジェスティや上り馬13シャケトラなどGⅠレースと何ら遜色のない豪華な顔ぶれとなっています。
ここが目標ではない陣営も有りそうですのでその辺の見極めをじっくりしながら予想していきます。
明日の天気予報は晴れで良馬場開催になりそうです。
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予想印と各馬の詳細
予想印
◎12ゴールドアクター
◯10アドマイヤデウス
▲6ディーマジェスティ
△13シャケトラ
△9レインボーライン
×14ツクバアズマオー
×11ミライヘノツバサ
×8ジュンヴァルカン
×15トーセンレーヴ
各馬の詳細
吉田隼人(57kg)
明け6歳を迎えた同馬ですが、キャリアは18戦であまり使われていない分まだまだ馬は若そうです。
実際、昨年暮れの有馬記念(GⅠ)の内容を見ても1着馬サトノダイヤモンドと2着馬キタサンブラックとは、タイム差0.1秒の3着で一昨年勝った有馬記念(GⅠ)と比較しても遜色のないレース内容でした。
それに、中山2500m戦の成績(2 0 1 0)からも、同馬にとってベストパフォーマンスが出来るコースである事がわかります。
過去の戦歴から見てもわかる様に、休養明けから走れるタイプの馬で今回の調教内容も好内容だったので勝ち負け可能な出来に有ると判断します。
同馬の場合先に行われる天皇賞・春(GⅠ)は、昨年の内容からも条件が合わない事がわかるので陣営は今回のレースを獲りにくるでしょう。
以上の内容から、管理人の本命馬は12ゴールドアクターとします。
蛯名(57kg)
昨年の皐月賞(GⅠ)で、後の日本ダービー馬マカヒキや菊花賞馬サトノダイヤモンドを寄せ付けない強さで完勝している同馬。
続く日本ダービー(GⅠ)でも、勝ち馬マカヒキとはタイム差0.1秒の3着と強い競馬をしています。
その後夏場の休養を挟み、出走したセントライト記念(GⅡ)で1着になり、本番の菊花賞(GⅠ)に臨みました。
しかし、結果は勝ち馬サトノダイヤモンドとはタイム差0.5秒の4着に敗れています。
勝負どころで伸びなかったので、おそらく距離が長かった事が敗因でしょう。
その次走には、ジャパンC(GⅠ)に出走しましたが結果は13着と大敗を喫しています。
しかし、ジャパンC(GⅠ)と同距離・同コースの日本ダービー(GⅠ)で強い競馬をしている事を考えると、敗因はおそらく3000m戦の菊花賞(GⅠ)を使われた事による疲労が残っていたからでしょう。
そして、同馬の過去の戦歴を見ると休養明けのレースや間隔が空いたレースで勝っているので今回は4ヶ月休養明けになりますがかえって期待出来るかもしれません。
中山コース成績(2 1 0 0)と日本ダービー(GⅠ)で強い競馬をしている事から判断しても、今回の中山2500m戦でも強い競馬が出来そうです。
しかし、早熟だった可能性も有るので、今回ディーマジェスティは単穴評価とします。
岩田(56kg)
前走有馬記念(GⅠ)以来3ヶ月休養明けとなる同馬。
同馬はこれまで重賞勝ちはGⅡ戦で2勝挙げていて、その内の1勝は2015年の日経賞(GⅡ)で挙げています。
同馬の過去の戦歴を見ると、斤量57kg以上のレースでは惨敗しているのに対して、斤量56kg以下のレースでは重賞2勝をはじめそれ以外の重賞戦でも強敵相手に勝ち負けしています。
最近で言えば5.5ヶ月休養明けで出走した3走前の京都大賞典(GⅡ)で、キタサンブラック相手にタイム差無しの2着と善戦しています。
今年で6歳を迎えましたがキャリア20戦であまり使われていない分、斤量56kgで勝ち経験のある今回のレースは好戦可能と判断します。
以上の内容から、12アドマイヤデウスは対抗評価とします。
田辺(55kg)
デビュー戦が3歳の6月と遅かった為、僅かキャリア4戦で前走の日経新春杯(GⅡ)に臨みました。
それまでの4戦の成績は3勝3着1回で複勝率100%で安定した成績でしたが、まだ1000万クラスを勝ったばかりの同馬が一気の格上挑戦となるGⅡ戦でどこまで通用するのか見ものでした。
その結果は勝ち馬ミッキーロケットに肉薄する惜しい2着でした。
しかし、勝ち馬ミッキーロケットは3ヶ月休養明けだった事や同馬の斤量が軽ハンデの53kgだった事から考えるとこのクラスでは少し厳しいと判断出来ます。
というのは、日経新春杯(GⅡ)迄の4戦全てで上り3F最速の脚を使っていた同馬が日経新春杯(GⅡ)では軽ハンデ53kgで上り3F2位でした。
その事から判断すれば今回の斤量は前走比+2kgの55kgになるので同馬の1着の可能性は厳しいと言えそうです。
以上の内容から、13シャケトラは抑え評価とします。
M・デムーロ(55kg)
3走前の稍重馬場の中行われた札幌記念(GⅡ)では、古馬相手に3着に入っていて、本番の菊花賞(GⅠ)ではサトノダイヤモンドには完敗しましたが2着に入っています。
上記の2レースは距離こそ違えど共にタフなレースだった事から同馬のステイヤーの片鱗を示すレース内容になりました。
今回の中山2500m戦もタフなレースになりますが、同馬は典型的な追い込み脚質ですので小回りで直線の短いこのコースでは1着の可能性は厳しいと判断します。
今回は4ヶ月休養明けである事から考えると、ここは天皇賞・春(GⅠ)をピークの状態に仕上げる為の叩き台と判断出来ます。
以上の内容から、9レインボーラインは抑え評価とします。
吉田豊(56kg)
2走前には中山金杯(GⅢ)を勝ち重賞初勝利を飾っていたり4走前のオールカマー(GⅡ)では、勝ち馬12ゴールドアクターとはタイム差0.2秒差の3着に善戦していている様に中山コースとは好相性の同馬。
しかし、長距離戦になるとパフォーマンスが落ちているので今回の2500m戦は同馬にとっては少し長いと言えるでしょう。
以上の内容から、14ツクバアズマオーは抑え評価とします。
藤岡佑(55kg)
同馬の中山コース成績は(4 1 2 1)で、このコースに強い事がわかります。
前走のAJCC(GⅡ)でも3着と善戦しています。
しかし、長距離戦は2戦共に着外に敗れているので今回の2500m戦は同馬にとっては少し長いのかもしれません。
しかし、コース相性は良いので11ミライヘノツバサは抑え評価とします。
内田(55kg)
中距離戦を中心に使われている同馬で唯一出走した長距離戦は昨年3歳時の菊花賞(GⅠ)で10着に敗れています。
しかし、4.5ヶ月休養明けのレースだったのであまり参考にはなりません。
前走1600万クラスを勝ったばかりで、今回は一気の昇級戦になるのでどこまで通用するかはわかりません。
以上の内容から、8ジュンヴァルカンは抑え評価とします。
石川(56kg)
近走の成績は振るいませんが、同馬にとって条件が合わないレースと考えれば度外視出来ます。
追い込み脚質ではありますが、2年前の有馬記念(GⅠ)の様なレースをすれば複勝圏内に入り込む余地は有りそうです。
以上の内容から、15トーセンレーヴは抑え評価とします。
買い目
ここは、仕上がり状態も良くこのコースに滅法強い12ゴールドアクターを軸に対抗馬に10アドマイヤデウスを組み合わせた3連系馬券で勝負します。
3連単
1着 12 10
2着 12 10
3着 6 13 9 14 11 8
(12点)各100円 1200円
1着 12 10
2着 6 13 9
3着 12 10
(6点)各100円 600円
1着 6
2着 12 10
3着 12 10
(2点)各100円 200円
3連複
10ー12ー15 100円
追加馬券
12 10 6
(6点)各100円 600円
1着 12
2着 10
3着 6 13 9
(3点)各100円 300円
投資合計3000円
グッドラック!~参考にするなよ~
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