9/4(日)新潟11R新潟記念(GⅢ)出走予定馬分析

今週の新潟メインレースは、サマー2000シリーズ最終戦の新潟記念(GⅢ)が行われます。

現在ポイントランキング1位は2週前の札幌記念(GⅡ)を勝ったネオリアリズムですが、今回出走メンバーのアルバートドック・クランモンタナ・マイネルミラノの3頭はポイントランキング2位タイでこのレースの結果次第では充分逆転出来る範囲につけています。

その他にもダコールやベルーフも1着になれば逆転優勝を狙えますので混線が予想され、見ごたえのあるレースになりそうです。

さぁ、果たして2016年度サマー2000王者の栄冠に輝く馬は?

それでは出走予定馬の分析に入っていきましょう。

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出走予定馬

2016-niigatakinen-tourokuba

netkeibaより抜粋

出走予定馬分析

  • アデイインザライフ 牡馬5歳 55kg
  • 前走1600万クラスを勝ち上がり、今回は5ヶ月ぶりの出走となる同馬。

    その前走では、4着だった同レースに出走登録しているバーディーイーグルとはタイム差無しの決着でした。

    それに加えて5ヶ月休養明けで、いきなりこのクラスでは厳しいと判断して消します。

  • アルバートドック 牡馬4歳 58kg
  • 前走七夕賞(GⅢ)1着で、現在サマー2000シリーズ得点ランキング2位タイの10ポイントで、首位13ポイントのネオリアリズムを追いかける同馬。

    今回のレースでは、トップハンデとなる斤量58kgを背負ってのレースになります。

    夏場の成績やクラス対応、それに距離の2000mに関しては前走の内容から問題はありません。

    同馬はこれまでに古馬になってからGⅢ戦を4走していて、(2 0 0 2)と何とも両極端な成績を残しています。

    その内容を見ると、1着の2レースは1800mと2000mで、着外の2レースも1800mと2000mとなっています。

    それに57kgでの1着もある事から、距離や斤量の問題ではありません。

    勝った2レースと着外の2レースの違いは、勝った2レースは右廻りコースで、着外の2レースは左廻りコースでした。

    今回の新潟コースは左廻りコースで、斤量も58kgと不安要素が多いので1着は厳しいと判断します。

    しかし、近走の好調を評価して馬券圏内迄の抑え評価とします。

  • アロマカフェ 牡馬9歳 54kg
  • 今年で9歳になる同馬は今回のレースで58戦目となります。

    2年前くらい迄ならばこの条件でも善戦はありましたが、この歳になると2走前のメイS(OP)の成績からも年齢的衰えが見てとれます。

    以上の内容から消します。

  • エーシンマックス 牡馬6歳 53kg
  • 前走1600万クラス勝ちから一気の昇級戦となる同馬。

    昇級戦言えども、夏場の成績や距離・コースも特には問題が無い点と、同馬は逃げ馬で今回はハンデ戦で斤量53kgでのレースとなりますので、1着は厳しくても前残りの可能性は充分に有ると判断します。

    以上の内容から馬券圏内迄の抑え評価とします。

  • クランモンタナ 牡馬7歳 56kg
  • 前走の小倉記念(GⅢ)で見事1着になり現在ポイントランキング2位タイの同馬。

    前走勝ちや、2014年の同レースで2着の実績からも暑さ・距離・コースに至っては問題ありません。

    しかし、同馬の場合は小倉記念(GⅢ)の記事にも書きましたが、重賞戦に於いて斤量54kg迄ならば好走しますが、斤量55kg以上になると惨敗しています。

    今回の斤量は56kgですので消します。

  • サトノギャラント 牡馬7歳 55kg
  • 同馬の過去の戦歴を見ると、2000mの成績は(0 1 0 4)となっていて、1600m前後の距離での好走が目立ちますので新潟2000mは長い印象をうけます。

    それに近走の成績からも年齢的な衰えを感じますので消します。

  • シャドウウィザード セン馬7歳 52kg
  • 前走1600万クラスで大敗している内容からここでは厳しいので消します。

  • バーディーイーグル 牡馬6歳 54kg
  • 前走の七夕賞(GⅢ)が初重賞挑戦となった同馬でしたが、結果は7着惨敗でした。

    今回もGⅢ戦で前走同様の斤量54kgでの出走となるので、消します。

  • フレージャパン 牡馬7歳 52kg
  • 同馬の過去の戦歴を見ると、軽量を背負っての重賞レースでも惨敗しています。

    それに夏場の成績がよくないので消します。

  • ベルーフ 牡馬4歳 57kg
  • 前走の小倉記念(GⅢ)では2着に入り、現在ポイントランキング7位タイの5ポイントで、このレースで1着になればサマー2000シリーズ逆転優勝も可能な同馬。

    同馬の過去の戦歴を見ると、重賞戦での勝ち負けは有るものの勝ちきれていません。

    前走の小倉記念(GⅢ)では斤量56kgで2着で、今回のレースでは前走よりも1kg重たい斤量57kgになるので1着は厳しいでしょう。

    それから、同馬もアルバートドック同様に、左廻りコースでの成績がよくありません。

    2走前の今回のレースと全く同じ距離・コースの新潟大賞典(GⅢ)では、斤量56kgで9着に大敗しています。

    以上の内容から1着は厳しいと判断しますが、前走の内容が良かったので馬券圏内迄の抑え評価とします。

  • マイネルディーン 牡馬7歳 54kg
  • 前走は5ヶ月半ぶりの1戦となった、福島テレビOP(OP)では3着と善戦しました。

    過去の戦歴を見ると、重賞レースにも多々出走していて、中でも6走前の今回と同じ距離・コースの新潟大賞典(GⅢ)では、今回と同斤量54kgでタイム差0.3秒の6着と善戦しています。

    今回は休養明け2走目にもなるので、馬券圏内迄の抑え評価とします。

  • マイネルミラノ 牡馬6歳 57.5kg
  • 前走の函館記念(GⅢ)では1着になり、同馬も現在サマー2000シリーズで得点ランキング2位タイの10ポイントで、逆転優勝を狙える位置にいます。

    しかし、今回は斤量57.5kgで、前走比+1.5kgでの出走となります。

    同馬の過去の戦歴から見てとれる好走パターンは、単騎逃げからの粘りこみが多いですので、新潟コースの用な直線の長いコースよりも小回りコースで直線が短く且つ、パワーを要する用なコースに適しています。

    但し、2015年の新潟記念(GⅢ)2着時の用な稍重馬場等になれば、パワーを要する馬場になるので善戦も可能になってきます。

    しかし、当時の斤量56kgに対して今回は斤量57.5kgでのレースになり、同型の存在もありますので、レース当日馬場が渋っても1着は厳しいと判断しますが、前走の内容を評価して馬券圏内迄の抑え評価とします。

  • ムスカテール 牡馬8歳 57kg
  • 同馬の過去の戦歴を見ると、2000mの成績(0 0 1 5)となっていて、2000m以上の距離で良績を残している事から、2000mは短いと判断出来ます。

    それに夏場の成績も今ひとつですし、近走内容からは年齢的な衰えも見受けられますので消します。

  • メイショウナルト セン馬8歳 56kg
  • 2014年に七夕賞(GⅢ)を勝って以来勝ち鞍の無い同馬。

    今年のサマー2000シリーズ対象レースの七夕賞(GⅢ)は休養明け2戦目で斤量も2014年に勝った時と同じ56kgでしたので期待はしましたが、結果は惨敗でした。

    そして前走の小倉記念(GⅢ)でも惨敗しているので、やはり年齢的衰えは否めません。

    以上の内容から消します。

  • ルミナスウォリアー 牡馬5歳 55 kg
  • 前走の七夕賞(GⅢ)では、今回同様の斤量55kgを背負って惨敗している事から、重賞では通用していないと判断出来ますので消します。

  • ロンギングダンサー 牡馬7歳 53kg
  • 同馬の過去の戦歴を見ると、今回同様の斤量53kgを背負ったGⅢ戦4戦全て惨敗を喫している事からここでは通用しないと判断出来ますので消します。

    残った馬

    1着候補で残った馬は以下の4頭です。

  • エキストラエンド 牡馬7歳(57kg)
  • ダコール 牡馬8歳(58kg)
  • ファントムライト 牡馬7歳(55kg)
  • マジェスティーハーツ 牡馬6歳(55kg)
  • 次回の記事では最終決断と買い目を公開します。

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