4/30京都11R 天皇賞・春(GⅠ)最終決断と買い目

明日は京都競馬場に於いて天皇賞・春(GⅠ)が行われます。

なんといっても、昨年の同レース優勝馬3キタサンブラックと昨年暮れの有馬記念(GⅠ)で3キタサンブラックを倒している15サトノダイヤモンドの再戦に注目が集まります。

先日行われた枠順発表は対照的な結果になりましたが、果たしてどの様な結末が待ち受けているのか?何れにせよ歴史に残る名勝負になりそうです。

天気予報によると、今晩数時間の間だけ雨が降りそうですが、明日の馬場状態には影響しないと思われますので、天皇賞・春(GⅠ)は良馬場開催になりそうです。
 

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1着候補でここまで残った頭

前回の記事迄で残った3頭とその詳細は以下の通りです。

残った馬

  • 3キタサンブラック 牡馬5歳
    武豊(58kg)
  • 3200m(1 0 0 0)

    京都コース(3 0 0 0)

    重馬場成績(1 0 1 0)
     

  • 15サトノダイヤモンド 牡馬4歳
    ルメール(58kg)
  • 3200m( 未 経 験 )
    3000m(2 0 0 0)

    京都コース(3 0 0 0)

    重馬場成績(2 0 0 0)
     

  • 1シャケトラ 牡馬4歳
    田辺(58kg)
  • 3200m( 未 経 験 )

    京都コース(0 1 0 0)

    重馬場成績(1 1 0 0)
     

  • 6シュヴァルグラン 牡馬5歳
    福永(58kg)
  • 3200m(0 0 1 0)

    京都コース(2 1 2 1)

    重馬場成績(1 0 1 1)
     

    3キタサンブラック分析

    3.5ヶ月休養明けとなった前走の大阪杯(GⅠ)では、危なげないレースで新設GⅠ初代勝ち馬になりました。

    2017年度の同馬の最大目標のフランスで行われる世界最高峰レース凱旋門賞(GⅠ)制覇へ向けて最高のスタートをきったと言えるでしょう。

    これまでGⅠ4勝の実績を持っていて、それらの距離は2000m~3200m戦ですので距離に融通性がある事もわかります。

    言い方を変えればスピードとスタミナを兼ね備えているという事になります。

    更には先行して自分のペースでレースを作れる馬で展開に左右される心配も無いので現役最強馬と言えます。

    昨年暮れの有馬記念(GⅠ)では、15サトノダイヤモンドの後塵を拝する形になりましたが、同馬はジャパンC(GⅠ)でメイチのレースをしていた事によりお釣りが無い状態にあった事を考慮すれば頷ける内容です。

    しかし、その時とは逆で今回は叩き2走目になりますので最高の状態でレースに臨めます。

    更に今回決まった枠順は3番ゲートで、この天皇賞・春(GⅠ)というレースの好走条件に欠かせない内枠を引き当てた事も追い風になります。

    そして、同馬は他の有力馬が未経験の斤量58kgを背負い昨年の天皇賞・春(GⅠ)を勝っているので今回のレースに於いては絶対的な存在になります。

    以上の内容から、3キタサンブラックの2連覇濃厚と判断して、管理人の本命馬とします。
     

    15サトノダイヤモンド分析

    2013年のセレクトセールで2億4150万円の高値で高額取引された超良血馬でデビュー前から世間に注目されていた同馬。

    デビュー戦から前評判通りの強さを発揮して大目標の日本ダービー(GⅠ)に臨みましたが、落鉄の不運に見舞われハナ差の2着に敗れています。

    しかし、3冠レース最後の菊花賞(GⅠ)では2着以下を寄せ付けない横綱相撲で勝利を飾っていて、まさに「最も強い馬が勝つ。」の格言通りのレースだったと言えます。

    その後、ジャパンC(GⅠ)には出走せずに、暮れのグランプリレースの有馬記念(GⅠ)に照準を合わせてきました。

    当時の出走メンバーには、現役最強馬の呼び声高い3キタサンブラックや前年の有馬記念(GⅠ)勝ち馬12ゴールドアクターなどの並みいる強力古馬陣が出走していました。

    そのハイレベルなレースを最後の直線で3キタサンブラックにハナ差競り勝ち3歳馬でグランプリホースの座に就きました。

    明け4歳を迎え競走馬としても充実期に入った同馬の今年の最大目標も3キタサンブラック同様フランスで行われる世界最高峰レースの凱旋門賞(GⅠ)という事で世間の期待も高まっています。

    その後3ヶ月休養明けで年明け初戦となった前走の阪神大賞典(GⅡ)では、昨年の天皇賞・春(GⅠ)3着馬の6シュヴァルグランを上り3F最速の脚を使ってタイム差0.2秒付ける内容で完勝しています。

    そして、叩き2走目で満を持して迎える今回の天皇賞・春(GⅠ)は、早い段階から世間の声も3キタサンブラックと15サトノダイヤモンドの2強対決で致し方ないと言われていますが、果たしてそうでしょうか?管理人的には15サトノダイヤモンドには死角が無いとは言えません。

    1点は今回初めてになる斤量58kgです。

    これまで前走の阪神大賞典(GⅡ)を含めて強い競馬をしていますが、斤量57kg迄しか経験していません。

    この天皇賞・春(GⅠ)というレースで1番人気馬の成績不振の要因の1つはこの斤量にあると思います。

    これまで斤量57kgで強い競馬をしてきた馬が1番人気になる事は至極当然で、未経験の斤量58kgに耐えきれずに馬群に沈んでいったケースは過去に数えきれないくらいあります。

    この点に関しては未経験ですので安請け合いは出来ません。

    もう1点は、今回決まった枠順が8枠15番という事です。

    天皇賞・春(GⅠ)のコース形態上、内枠が圧倒的に有利で外枠は不利になります。

    スタート直後が上りになっているので、外枠の馬がポジションを取るには内枠の馬に比べてかなり無理をする事になります。

    そうなると、長丁場3200m戦のレースですので最後の勝負所で余力が無い状態になり馬群に沈む事になります。

    上記の内容の様に過去人気馬が外枠発走で馬群に沈んだケースは数えきれないくらいあります。

    今回も同馬は、十中八九1~2番人気に支持されそうですが、上記2点の不安要素を考えると軸には出来ません。

    しかし、上記2点の不安要素を問題にしなければ1着の可能性は有るので、15サトノダイヤモンドは単穴評価とします。
     

    1シャケトラ分析

    デビュー戦が3歳の6月と遅かった為、4歳馬ですがキャリアは6戦と少ない同馬。

    順調に勝ち上がり重賞初挑戦となった2走前の日経新春杯(GⅡ)では、軽ハンデ53kgではありましたが稍重馬場を上り3Fメンバー中2位の脚を使って勝ち馬ミッキーロケットにハナ差迄詰め寄る競馬をして能力の片鱗を覗かせました。

    そして、前走の日経賞(GⅡ)では上り3F最速の脚を使いGⅠ馬や重賞勝ち馬を負かして重賞初勝利を飾りました。

    有馬記念(GⅠ)と同距離・同コースの日経賞(GⅡ)勝ちに加え、血統背景を見ても長距離向きの配合になっていますのでここに入ってもヒケをとりません。

    しかし、前走の斤量55kgから今回は一気に58kgになります。

    気掛かりな点はそこだけで、斤量58kgを苦にしなければ勝ち負け争いになりますが、対応出来ない場合は惨敗するでしょう。

    こればかりは未経験ですのでやってみない事にはわかりません。

    以上の内容から、1シャケトラは1着の可能性有りの単穴評価とします。
     

    6シュヴァルグラン分析

    3ヶ月休養明けとなった前走の阪神大賞典(GⅡ)では、勝ち馬15サトノダイヤモンドとはタイム差0.2秒の2着でした。

    前走は勝ち馬が強すぎましたが、この馬自身も昨年の天皇賞・春(GⅠ)3着の実績を含めて特に長距離レースでは強い競馬をしています。

    今回は叩き2走目になるので、陣営はここをメイチに仕上げてきていると言えそうです。

    しかし、出走メンバーの中には強い馬がいますので同馬の1着の可能性は厳しいと判断します。

    但し、同馬は昨年の天皇賞・春(GⅠ)で3着に入っている事から斤量58kgに対応出来ている事がわかりますので、6シュヴァルグランは2・3着付けの対抗評価とします。
     

    最終決断

    予想印

    ◎3キタサンブラック
    ◯1シャケトラ
    ◯6シュヴァルグラン
    ▲15サトノダイヤモンド
    △9ディーマジェスティ
    ×16レインボーライン
    ×7アルバート
     

    買い目

    ここは、絶対的存在の3キタサンブラックを軸に、昨年の同レース3着の6シュヴァルグランと最内枠に入り未だ底を見せていない1シャケトラを対抗にした3連単で勝負します。
     

    3連単

  • フォーメーション
  • 1着 3 1

    2着 3 1 6

    3着 3 1 6 

    (4点)各500円 2000円
     
    1着 3

    2着 1 6

    3着 15 9 16 7

    (8点)各100円 800円
     
    1着 1

    2着 3

    3着 15 9 16 7

    (4点)各100円 400円
     
    1着 3

    2着 15 9 16 7

    3着 1 6

    (8点)各100円 800円
     

    1着 1

    2着 15 9 16 7

    3着 3

    (4点)各100円 400円
     

    1着 15

    2着 3

    3着 1 6

    (2点)各100円 200円
     
    1着 15

    2着 1 6

    3着 3

    (2点)各100円 200円
     

  • 追加
  • 3⇒1 6⇒15 (2点)各300円 600円

    3⇒15⇒1 6 (2点)各200円 400円

    1⇒3⇔15   (2点)各200円 400円
     

    3連複

  • フォーメーション
  • 1列目 3

    2列目 1 6

    3列目 9 16
    (4点)各200円 800円
     
    投資合計 7000円
     
    グッドラック!~参考にするなよ~

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