5/28(日)東京10R 日本ダービー(GⅠ)最終決断と買い目

いよいよ明日東京競馬場で行われる第84回日本ダービー(GⅠ)で、2014年生まれのサラブレッド7015頭の頂点に立つ馬が決定します。

今年もフルゲートで行われる事となり18頭の優駿達が世代ナンバー1の座をかけた熱い戦いを繰り広げます。

王道路線の牡馬クラシック第1弾の皐月賞(GⅠ)組11頭と今回初顔合わせとなるトライアル組の力関係はいかなるものなのか?そういった観点からも現時点での単勝1番人気のオッズは4.2倍と人気割れしていて、日本ダービー(GⅠ)にしては珍しい現象が起きています。

本日は晴天だったので、金曜日の昼頃まで降っていた雨の影響もなく明日は良馬場の日本ダービー(GⅠ)になりそうです。
 

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1着候補でここまで残った5頭

前回の記事迄で残った5頭とその詳細は以下の通りです。
 

残った馬

  • 18アドミラブル M.デムーロ
  • 2400m(1 0 0 0)

    東京コース(1 0 0 0)

    重馬場成績(1 0 0 0)
     
     

  • 7アルアイン 松山
  • 2400m( 未 経 験 )

    東京コース( 未 経 験 )

    重馬場成績(1 0 0 1)
     

  • 5サトノアーサー 川田
  • 2400m( 未 経 験 )

    東京コース( 未 経 験 )

    重馬場成績(1 1 0 0)
     

  • 11ペルシアンナイト 戸崎
  • 2400m( 未 経 験 )

    東京コース(0 1 0 0)

    重馬場成績(0 0 1 0)
     
     

  • 12レイデオロ ルメール
  • 2400m( 未 経 験 )

    東京コース(1 0 0 0)

    重馬場成績(1 0 0 0)
     

    18アドミラブル分析

    同馬のデビュー戦は喉鳴りの影響で大敗していますが、手術後5.5ヶ月の休養を挟んで出走した未勝利戦では2着馬にタイム差0.4秒付けて快勝しています。

    その次走のアザレア賞は稍重馬場でしたが、上り3Fメンバー中最速の脚を使い2着馬アドマイヤロブソンを3馬身突き放す内容で苦もなく勝っています。

    そして、前走のダービートライアルの青葉賞(GⅡ)では、上り3Fメンバー中最速の脚を使い2着馬10ベストアプローチを0.4秒突き放して完勝しています。

    上記の内容をまとめると、日本ダービー(GⅠ)と同距離・同コースの青葉賞(GⅡ)で完勝していて、アザレア賞では渋った馬場をこなしています。

    それに、ディープインパクト産駒である事も今回のレース条件に適しています。

    しかし、過去の歴史を振り返ると青葉賞(GⅡ)がダービートライアルとして創設されてからの23年間で未だに青葉賞(GⅡ)組からの勝ち馬は出ていないというデータがあります。

    日本ダービー(GⅠ)というレースはホースマン達の最大の目標レースであるので、いかに余力のある状態で本番に臨めるかという事が勝敗に大きく関わってくるレースです。

    その事から、前走青葉賞(GⅡ)を使う馬は賞金的に余裕が無い馬でこのレースで権利を獲らないと日本ダービー(GⅠ)への出走が難しくなる事から仕上げられた状態で出走する事になります。

    それによって本番の日本ダービー(GⅠ)を余力の無い状態で迎える事になりますので勝ちきれない結果になっているのでしょう。

    更に、皐月賞(GⅠ)組とは今回が初対戦になるので力関係がわからない事と内枠有利のレースで決まった枠順が大外18番ゲートですので割引が必要です。

    以上の内容から、18アドミラブルは抑え評価とします。
     

    7アルアイン分析

    前走の皐月賞(GⅠ)では、単勝9番人気の低評価を覆し牡馬クラシック1冠目を勝利で飾り、今回の日本ダービー(GⅠ)で唯一2冠目を狙える存在の同馬。

    同馬のこれまでの成績は(4 0 0 1)で、1度の着外はシンザン記念で最後の直線で抜け出そうとした時に前を走るメイショウソウビがよれて進路がなくなる不利を受けた上での結果でしたので度外視出来ます。

    それ以外のレースは全て1着ですので相当強い馬と判断出来ます。

    前走の皐月賞(GⅠ)にしても2走前の毎日杯(GⅢ)にしても、道中は好位2~3番手を追走して最後の決め手は決して強力ではありませんが、メンバー中4位の脚を使って並ばれても決して抜かせない勝負根性を持ち合わせています。

    血統面もディープインパクト産駒ですので、今回の日本ダービー(GⅠ)でも追い風になります。

    近年の日本ダービー(GⅠ)を見ても、皐月賞(GⅠ)上位馬特に連対馬は勝ち負け争いをしています。

    上記の内容をまとめると、不利を受けたシンザン記念(GⅢ)以外のレースは全て1着で、好位追走からそこそこの末脚を使え並ばれても決して抜かせない勝負根性の持ち主であり、血統はダービー馬ディープインパクト産駒で、前走は王道レースの皐月賞(GⅠ)を勝っています。

    そして、枠順も内目の4枠7番ゲートに入ったのでここも勝ち負け争いになるでしょう。

    以上の内容から、7アルアインの2冠達成濃厚と判断して管理人の本命馬とします。
     

    5サトノアーサー分析

    今年も念願のダービー獲りにセレクトセールで2億円超の高額が付いたエース的存在の6サトノアーサーを送り込んできたサトノ軍団。

    新馬戦では昨年の日本ダービー(GⅠ)を制したマカヒキと同配合のスズカフロンティアと対戦する事になりいきなり世間の注目を集める事になりました。

    結果は1着同着というなんともドラマチックなデビュー戦となりました。

    2戦目のシクラメン賞では2着馬にタイム差0.6秒付けて快勝しています。

    3戦目のきさらぎ賞(GⅢ)でも、単勝オッズ1.4倍のダントツ1番人気に支持されますが、重馬場が合わなかったせいなのか?勝ち馬2アメリカズカップにタイム差0.3秒及ばずの2着に敗れています。

    そして、前走の毎日杯(GⅢ)でも単勝オッズ1.2倍のダントツ1番人気に支持されますが、勝ち馬7アルアインにタイム差0.1秒及ばずの2着に敗れています。

    これまでの4戦の内容は後方からの差し・追い込み競馬である事からもわかる様に、気性難でトビも大きく乗り難しい馬ですので信頼性に欠けます。

    能力は高く良馬場時の末脚は強烈で嵌まれば勝ちきる可能性もありますが、気性難で乗り難しいところがあるので軸には出来ません。

    毎日杯(GⅢ)から間隔が開きすぎている点も気掛かりです。

    以上の内容から、6サトノアーサーは抑え評価とします。
     

    11ペルシアンナイト分析

    前走の皐月賞(GⅠ)では、勝ち馬7アルアインとはタイム差無しの2着に善戦しています。

    マイル戦中心の戦歴でアーリントンC(GⅢ)からの参戦だったので2000m戦の皐月賞(GⅠ)は長いと思いました。

    ところがその結果は周囲の予想とは裏腹に勝ち馬7アルアインにクビ差迄迫る接戦を演じていて、その内容も秀逸で道中は15番手追走で3コーナー付近から捲り気味に5番手迄ポジションを押し上げ、最後は上り3Fメンバー中3位の脚を使っています。

    この内容を見ると、同馬が一番強い競馬をしたと言っても過言ではありません。

    しかし、同馬にとって嫌なデータがあります。

    それは乗り替わりです。

    この日本ダービー(GⅠ)というレースで、前走からの鞍上乗り替わりで1着になった馬は過去83回の歴史の中でただの1頭もいてません。

    たまたまなのか?又、どういう意図なのかはわかりませんが、冒頭から述べている様にやはり日本ダービー(GⅠ)というレースはそれだけホースマン達にとって特別なレースという事なのでしょう。

    そして、同馬の鞍上は前走M.デムーロ騎手→今回戸崎騎手に乗り替わりになっています。

    もし勝てば格式高い日本ダービー(GⅠ)というレースの過去83回の歴史を塗り替える事になります。

    それからもう1つは血統面が引っ掛かります。

    ダービー馬はダービー馬からという格言があります。

    文字通りダービー馬になる馬の父親もダービー馬という意味で、近年ダービー馬となった馬の大半は父親もダービー馬でした。

    今回、ここまで残った5頭の内で同馬の父親ハービンジャーだけダービー馬ではありません。

    それに、ハービンジャー産駒の2012年の初年度産駒から2014年度産駒迄の合計423頭の成績にGⅠ実績が無い事から判断すれば血統面で劣っていると言えます。

    以上の内容から、同馬の1着の可能性は厳しいと判断しますが、安定した成績を残しているので7ペルシアンナイトは対抗評価とします。
     

    12レイデオロ分析

    2歳時に3連勝でホープフルS(GⅡ)を制し一気にクラシック候補に名乗りをあげる事になった同馬。

    3連勝の内容も全てのレースで上り3Fメンバー中1位の脚を使っている事から強烈な決め手を持っている事がわかります。

    その後ソエの症状などが出たため陣営が馬体の疲れを考慮して休養に入りました。

    そして、3.5ヶ月の休養を経た同馬はぶっつけで皐月賞(GⅠ)に出走する事になります。

    その結果は、勝ち馬7アルアインからタイム差0.4秒の5着に敗れています。

    しかし、休養明けだった事を考慮すれば勝ち馬7アルアインとタイム差0.4秒で上り3Fメンバー中2位の脚を使っている内容はものすごく強い内容と言えます。

    昨年の皐月賞(GⅠ)3着馬のサトノダイヤモンド(日本ダービー(GⅠ)はハナ差2着)でさえ、2月のきさらぎ賞(GⅢ)以来のレースで勝ち馬とはタイム差0.4秒差の3着だった事を考えると、12レイデオロの前走の内容が強かった事がわかります。

    そして、叩き2走目になる今回は上積み面も期待出来ますので勝ち負け争いになりそうです。

    以上の内容から、12レイデオロを1着の可能性有りの対抗評価にします。
     

    最終決断

    予想印

    ◎7アルアイン
    ◯12レイデオロ
    ◯11ペルシアンナイト
    △18アドミラブル
    △6サトノアーサー
    ×1ダンビュライト
    ×5クリンチャー
    ×4スワーヴリチャード
    ×15ダイワキャグニー
    ×13カデナ
    ×17ウインブライト
     

    買い目

    今回は1着馬を7アルアインと12レイデオロの2頭に固定した3連単フォーメーションで勝負します。
     

    3連単

  • フォーメーション
  • 1着 7 12 

    2着 7 12 11 18 6

    3着 7 12 11 18 6 1 4 5 15 13 17

    (72点)各100円 7200円
     
    1着 7 12 

    2着 7 12 

    3着 11 18 6 1 4

    (10点)各100円 1000円
     
    1着 7 12 

    2着 11 18 6

    3着 7 12 

    (6点)各200円 1200円
     
    1着 7 12 

    2着 7 12 

    3着 11 18 6 

    (6点)各100円 600円
     
    投資合計 10000円
     
    グッドラック!~参考にするなよ~

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