昨日、17時から有馬記念(GⅠ)枠順抽選会が行われ、早々と枠順が決定しました。
各陣営希望通りの枠を引けたのかどうか?今回のコースは枠順も勝敗に大きな影響を与えるので重要事項になります。
それでは、早速前回の続きに入っていきましょう。
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前回迄で残った馬
前回の記事で馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の8頭です。
武豊(57kg)
吉田隼(57kg)
M.デムーロ(57kg)
ルメール(55kg)
シュミノー(57kg)
福永(57kg)
蛯名(55kg)
浜中(55kg)
出走予定馬分析
それでは早速前回の続きの分析を行っていきます。
ここまで残った8頭の分析
おなじみ2015年度勝ち馬。
枠順は2番ゲートに決まり、先行脚質の同馬にとっては好枠に入ったと言えそうです。
3ヶ月休養明けで、年明け初戦となった有馬記念(GⅠ)と同距離・同コースの日経賞(GⅡ)では、さすがの貫禄勝ちを飾っています。
次走の天皇賞・春(GⅠ)は適性能力が合わない為の12着惨敗なので度外視出来ます。
その後、5ヶ月の休養を挟み秋初戦となったオールカマー(GⅡ)では1着になっています。
その次走となった、前走のジャパンC(GⅠ)の馬場状態は荒れていて従来の東京競馬場のものとは程遠く、有馬記念(GⅠ)時の中山競馬場に近いものでありました。
その事から、重馬場のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)勝ちや、有馬記念(GⅠ)勝ちを含む中山重賞3勝の2ゴールドアクターにとっては願ったり叶ったりの馬場状態だったのでここは勝ち負け必至と思ったのですが、結果は1着馬1キタサンブラックとは、タイム差0.6秒の4着だったので意外でした。
前走の東京競馬場の馬場状態が従来通りパンパンの高速馬場でのものなら仕方ないのですが、同馬向きのパワーを要する荒れ馬場であそこまで敗けた事から判断すれば、昨年有馬記念(GⅠ)優勝時と比較するとやはり衰えていると言えそうです。
以上の内容から、2ゴールドアクターの1着の可能性は厳しいと判断して抑え評価とします。
前走の金鯱賞(GⅡ)では、1着馬4ヤマカツエースとはタイム差0.2秒の3着でした。
枠順は外目の12番ゲートに決定したので厳しいレースになりそうです。
同馬の過去の戦歴を見ると、重賞4勝の実績が有ります。
12サトノノブレスの重賞4勝の内容は以下の通りです。
良馬場 京都2400m 斤量55kg
稍重 小倉2000m 斤量57kg
良馬場 中京2000m 斤量58kg
良馬場 阪神2000m 斤量56kg
上記の内容から、馬場状態問わず、距離は2000mに強い事がわかりますが2400m戦でも勝っているので、今回の2500mも守備範囲でしょう。
ところが、GⅡ戦以上のレースで斤量57kg以上を背負った時は勝ちきる事が出来ていません。
以上の内容から、同馬の1着の可能性は厳しいのですが、3走前のオールカマー(GⅡ)で2ゴールドアクターに肉薄している内容と、前走の金鯱賞(GⅡ)は+16kgの太目残しであの内容だった事を考慮すれば馬券圏内の可能性は考えられますが、前走がこの秋3戦目だった事はやはりマイナスになりますので、12サトノノブレスは3着評価とします。
今年の宝塚記念(GⅠ)勝ち馬で、昨年のエリザベス女王杯(GⅠ)も勝っていてGⅠレース2勝の同馬。
決まった枠順は昨年と同じ大外16番ゲートで、厳しいレースになりそうです。
宝塚記念(GⅠ)後は、3ヶ月の休養を挟んで秋初戦のオールカマー(GⅡ)に出走しました。
結果は、1着馬2ゴールドアクターとは、タイム差0.3秒の5着でしたが、休養明けだった事を考えればそれほど悲観するものではありません。
しかし、満を持して出走した次走のエリザベス女王杯(GⅠ)では、1着クイーンズリングとは、タイム差0.6秒の6着と大敗を喫しています。
つい5ヶ月前迄は牡馬相手にも勝っていた同馬の能力からは考えられない結果です。
敗因として考えられる可能性は、16マリアライトは牝馬で今年5歳をむかえた事で徐々に身体が繁殖期に入りだしてきた事による競走能力の衰えです。
以上の内容から、16マリアライトの1着の可能性は厳しいと判断して抑え評価とします。
残った馬
1着候補で残った馬は以下の5頭です。
武豊(57kg)
M.デムーロ(57kg)
ルメール(55kg)
福永(57kg)
浜中(55kg)
次回の記事では最終決断と買い目を公開します。
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