12/25(日)中山10R有馬記念(GⅠ)最終決断と買い目

いよいよ明日に迫ったグランプリレース有馬記念(GⅠ)。

GⅠレースではお馴染みの名前も多く、1年の総決算レースに相応しいメンバーが出揃いました。

明日の千葉県の気温10℃前後と低くいよいよ冬到来というくらい寒くなります。

今のところ雨の心配は無いので良馬場開催になりそうです。

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1着候補でここまで残った5頭

残った馬

1着候補で残った馬は以下の5頭です。

  • 1キタサンブラック
    牡馬4歳 武豊(57kg)
  •  
    2500m(0 0 1 0)

    中山コース(2 0 2 0)

    重馬場成績(1 0 1 0)
     

  • 6サウンズオブアース
    牡馬5歳 M.デムーロ (57kg)
  • 2500m(0 2 0 1)

    中山コース(0 2 0 1)

    重馬場成績( 未 経 験 )
     

  • 11サトノダイヤモンド
    牡馬3歳 ルメール(55kg)
  •  
    2500m( 未 経 験 )

    中山コース(0 0 1 0)

    重馬場成績(2 0 0 0)
     

  • 14シュヴァルグラン
    牡馬4歳 福永(57kg)
  • 2500m(1 0 0 0)

    中山コース( 未 経 験 )

    重馬場成績(1 0 1 1)
     

  • 8ミッキークイーン
    牝馬3歳 浜中(55kg)
  •  
    2500m( 未 経 験 )

    中山コース( 未 経 験 )

    重馬場成績(1 0 0 0)
     

    1キタサンブラック分析

    昨年、菊花賞(GⅠ)を制してGⅠ馬となった同馬。

    その次走の有馬記念(GⅠ)では、3歳馬でありながら1着馬の2ゴールドアクターとは、タイム差0.1秒の3着と大健闘しました。

    当時は3歳で逃げ脚質の同馬にとっては不利な11番ゲートからの発走での内容だったので敗けて強しと言える内容のものでした。

    そして今年4歳をむかえてからの成績は素晴らしいの一言に尽きます。

    3.5ヶ月の休養を経ての年明け初戦となった大阪杯(GⅡ)では、トップハンデ斤量58kgでタイム差無しの2着でした。

    そして、一叩きされてむかえた本番の天皇賞・春(GⅠ)では、見事逃げきり勝利を飾っています。

    その次走の宝塚記念(GⅠ)では、タイム差無しの3着でしたが、3200m戦の天皇賞・春(GⅠ)を使われた後のレースだったと考えると、上々の内容と言えます。

    その後夏場は3.5ヶ月休養に入り、秋初戦の京都大賞典(GⅡ)では、トップハンデ斤量58kgでの出走となり、ヤマカツライデンにハナを譲る形で番手からの競馬になりましたが、終わってみればタイム差以上に強い競馬で1着になっています。

    そして、この秋2戦目となる前走のジャパンC(GⅠ)をむかえました。

    東京2400mという事もあり逃げきるのは難しいという前評判をよそに、2着馬の6サウンズオブアースにタイム差0.4秒付けての逃げきり完勝を果たしました。

    当時の東京競馬場の馬場状態は従来通りの馬場状態には無く荒れ馬場でした。

    しかし、その状態こそが今回中山競馬場で行われる有馬記念(GⅠ)の馬場状態に類似しているものでした。

    以上の内容を以下にまとめました。

  • 昨年3歳時の同レースで決して有利とは言えない枠順であわやの3着。
  • ステイヤー資質の高さを問われる大レースでの勝利。
  • 有馬記念(GⅠ)に近い馬場状態で行われたジャパンC(GⅠ)での完勝。
  • 今回のコース形態状有利な逃げ・先行脚質。そして、その脚質をより生かせる1番ゲートを引いてくる強運も兼ね備えています。
  • 以上の内容から、1キタサンブラックの1着の可能性は有りと判断して管理人の本命馬とします。
     

    11サトノダイヤモンド分析

    2013年のセレクトセールで2億3000万円の高額取引きをされ、デビュー戦前から話題になっていた同馬。

    前評判通りの強さでデビューから3連勝を飾りますが、8割仕上げだった皐月賞(GⅠ)では3着に、大目標の日本ダービー(GⅠ)では、落鉄の不運もあり、タイム差無しの2着に敗れています。

    そんな同馬は世間から、無冠の大器と呼ばれるようになり3冠レース最後の菊花賞(GⅠ)をむかえました。

    戦前は、血統背景から不安視されていましたが終わってみれば2着馬レインボーラインに0.4秒差を付けての完勝で、正に菊花賞(GⅠ)の格言通り「最も強い馬が勝つ!」という内容でした。

    その後、ジャパンC(GⅠ)を使わずに今回の有馬記念(GⅠ)1本に照準を合わせて来ていますので、万全のローテーションでの出走と言えそうです。

    古馬との力関係はどうなのか?その点については、菊花賞(GⅠ)2着馬レインボーラインが、ジャパンC(GⅠ)に出走しているので物差しに出来そうです。

    レインボーラインのジャパンC(GⅠ)での着順は6着で、1着馬の1キタサンブラックとは、タイム差0.6秒でしたが、2着馬以下とは、タイム差0.2秒で上り3Fはメンバー中最速だった事から考えると古馬相手にもヒケをとらない競馬が出来ていると言えそうです。

    そして、11サトノダイヤモンドは決してベスト距離とは言えない菊花賞(GⅠ)で、そのレインボーラインに完勝している事から、ここも勝ち負け必至と見ます。

    以上の内容から、11サトノダイヤモンドの1着の可能性は有りと判断します。

    しかし、今回少し外目の11番ゲートに決定したので対抗評価とします。
     

    14シュヴァルグラン分析

    宝塚記念(GⅠ)9着後の夏場は、休養に入っていた同馬。

    4.5ヶ月の休養明けとなった秋初戦のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)では、トップハンデの斤量58kgを背負い見事1着になっています。

    休養明け2戦目となった、前走のジャパンC(GⅠ)では、1着馬1キタサンブラックとはタイム差0.5秒の3着に敗れています。

    同馬の過去の戦歴から、天皇賞・春(GⅠ)3着や阪神大賞典(GⅡ)やアルゼンチン共和国杯(GⅡ)を勝っている事からもステイヤー資質が高い馬である事がわかります。

    そこで、前走のジャパンC(GⅠ)ですが、東京2400mコースで中距離戦になるので、従来通りならばステイヤー資質はあまり問われないレースですが、当時の馬場状態は荒れ馬場でパワーも要する状態にあったので、ステイヤー資質が多分に求められるレースになりました。

    その条件で勝ち馬の1キタサンブラックに完敗しているので、今回1着の可能性は厳しいと判断出来ます。

    それに、今回決まった14番ゲートは外目枠で減点材料になります。

    以上の内容から、14シュヴァルグランは抑え評価とします。
     

    8ミッキークイーン分析

    2015年度の2冠牝馬であり、ディープインパクト産駒で強烈な末脚が印象的な同馬。

    前走は、6ヶ月休養明けのぶっつけでエリザベス女王杯(GⅠ)に出走となりました。

    その結果は、やはり休養明けで勝てるほど甘くはないのがGⅠレースで、1着クイーンズリングとは、タイム差0.2秒の3着に敗れています。

    今回は、叩き2戦目となるわけですが不安材料が2つ有ります。

    1つ目は、デビューから11戦全てのレースで中団~後方に位置取りそこから直線一気の差し・追込みの競馬をしている同馬にとって今回初めてとなる小回りで直線の短い中山競馬場でも通用するのか?という疑問が浮上してきます。

    有馬記念(GⅠ)のコース形態状、過去の勝ち馬を見ても大半は前に付ける先行脚質でした。

    その他ではゴールドシップやドリームジャーニーの様に捲り差しが出来る馬が勝っています。

    2つ目は、牡馬混合戦です。

    8ミッキークイーンのこれまでの戦歴の中で、1度だけ(未勝利戦は度外視)牡馬との対戦が有りました。

    それは、昨年秋華賞(GⅠ)で2冠達成後のジャパンC(GⅠ)でした。

    3歳牝馬でありながら、それまでの素晴らしい戦績が世間に評価されて3番人気に支持されましたが、結果は8着と意外な内容でした。

    ジャパンC(GⅠ)は、オークス(GⅠ)と同舞台だった事もあり又、秋3戦目であった事から出き落ちもなく万全に思えた上での結果だったからです。

    今思えば、牡馬混合戦以外のレースではそこまで崩れた事は無い事から考えると、牡馬混合戦が苦手な部類の牝馬という可能性 も浮上してきます。

    今回は8番ゲートに決定しましたが、後方追走の同馬にとってはあまり関係は無いでしょう。

    以上の内容から、同馬の1着の可能性は厳しいと判断します。

    但し、今回はこの秋2戦目で上積み面も考えると馬券圏内の可能性は有りますので、8ミッキークイーンは抑え評価とします。
     

    6サウンズオブアース分析

    2015年度の同レースでは惜しい2着だった同馬。

    今年は6番ゲートに決定し昨年の9番ゲートと比較すると断然有利なゲートと言えます。

    5歳になった同馬の今年1年の出走レースを見ると、昨年4歳時に出走したレースと全て同じレースに出走しています。

    それだけを見ていると、今年ここに至る迄の過程は昨年と同じになりますので、今年の有馬記念(GⅠ)でも昨年の様に勝ち負け争いになりそうに思われます。

    しかし、昨年は4歳で今年は5歳で来月には6歳になる同馬。

    昨年と同じローテーションですが、今年はジャパンC(GⅠ)で2着と好走していて、その後の有馬記念(GⅠ)になりますので、年齢的な事を考慮すれば昨年以上の内容は難しいでしょう。

    実際、過去の傾向を見ても、ジャパンC(GⅠ)で好走した5歳馬が、次走有馬記念(GⅠ)に出走して1着になったケースは有りません。

    それに、同馬の過去の戦歴を見ると、好走しているレースからもステイヤー資質の高さが窺えます。

    何度も記載していますが、前走のジャパンC(GⅠ)は、今回の中山競馬場で行われる有馬記念(GⅠ)同様、ステイヤー資質が必要になる馬場状態でのレースでした。

    そのレースで、勝ち馬1キタサンブラックにタイム差0.4秒付けられての2着と完敗している内容から、今回のレースでも逆転する事は厳しいと判断出来ます。

    今回は6番ゲートに決定しましたので昨年の9番ゲートと比較すると好走しやすいゲートです。

    以上の内容から、6サウンズオブアースは抑え評価とします。
     

    最終決断

    予想印

    ◎1キタサンブラック
    ◯11サトノダイヤモンド
    △6サウンズオブアース
    △2ゴールドアクター
    ×14シュヴァルグラン
    ×8ミッキークイーン
    ×16マリアライト
    ×12サトノノブレス
     

    買い目

    3連単

  • 大本線
  • 1→11→6 2
    (2点)各10000円 20000円

    1→6 2→11
    (2点)各5000円  10000円

  • 本線
  • 11→1→6 2
    (2点)各3000円   6000円

    11→6 2→1
    (2点)各1500円   3000円

    1→6 2→6 2
    (2点)各1000円   2000円

    11→6 2→6 2
    (2点)各1000円   2000円

  • 抑えフォーメーション
  • 1着 1 11

    2着 1 11 6 2

    3着 14 8 16 12

    (24点)各500円 12000円
     
    投資合計 55000円
     
    グッドラック!~参考にするなよ~

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