５/２１（日）東京１１Ｒ　オークス（ＧⅠ）最終決断と買い目

今週のＧＩレースは牝馬クラシック第２弾オークスです。

世間の注目は今や日本競馬会のアイドル的存在となった白毛馬１１ソダシです。

昨年の優勝馬デアリングタクト同様に同馬も無敗２冠に挑みます。

２歳時からのライバルで肉薄してきたサトノレイナスは来週行われる日本ダービー（ＧⅠ）に挑戦することになっているため同馬にとっては追い風ムードと言えるのではないでしょうか。

とはいえ、例年のことですがオークスの東京２４００ｍ戦はほとんどの陣営にとって未知数の距離になりますのでやってみないことにはわからないと言えます。

加えて、１１ソダシと未対戦の新興勢力もいますので無敗２冠達成は決して楽な道のりではなさそうです。

結末や如何に？

各馬分析

消し馬

過去の戦績から能力的にここでは通用しないと判断した馬は以下の１０頭です。

１５アールドヴィーヴル　松山

６ウインアグライア　和田

１０エンスージアズム　岩田望

１４ストライプ　柴田善

１７スライリー　石川

４タガノパッション　岩田康

１６ニーナドレス　藤岡康

８ハギノピリナ　藤懸

３パープルレディー　田辺

１２ミヤビハイディ　吉田豊

残った馬

馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の８頭です。

７アカイトリノムスメ　Ｃ.ルメール

５クールキャット　武豊

１ククナ　横山武

１８ステラリア　川田

２スルーセブンシーズ　戸崎

１１ソダシ　吉田隼

１３ファインルージュ　福永

９ユーバーレーベン　Ｍ.デムーロ　

最終決断

今回はかなり迷いましたが、管理人が推薦する本命馬は１１ソダシです。

巷では、距離不安説などの話題が出てはいますが果たしてそうでしょうか？例年の事ですがオークスの時期になるとメディアは血統云々の話題で持ちきりになりますが、終わってみれば大半が桜花賞上位組が好走している結果になっています。

もちろん血統も重要ファクターの一つではあると思いますが、この時期の３歳馬にとってはそれ以上に実績を伴っているということが最重要ファクターであると思います。

その点に至っては、１１ソダシの右に出る馬はいません。

ここまで５戦５勝の無敗でうち２勝は阪神ＪＦ・桜花賞のＧⅠレースで他では牡馬混合２歳重賞レース札幌２歳Ｓ勝ちがあり実績だけなら昨年無敗でオークスを制したデアリングタクト以上といっても過言ではないでしょう。

距離不安が囁かれてはいますが、父クロフネの産駒にはオークス3着馬ホエールキャプチャがいること、母父キングカメハメハはダービー馬であることから考えれば意に介す必要はないと言えます。

おそらく世間は同馬の上り３Ｆのタイムから不安説を唱えていると思われますが、同馬のこれまでの５戦の内容を見ると、好位追走から早めに抜け出しそこから絶対に抜かさせないレースをしており、謂わば抜群のレースセンスと勝負根性を兼ね備えている馬と言えます。

そもそも上りの脚が使えないのではなくて位置取りがかなり前目だから上りに反映されていないということです。

現に牡馬混合重賞の札幌２歳Ｓでは上り３Ｆメンバー中２位の脚を使って勝っていることが何よりの証拠です。

以上の内容から、１１ソダシの無敗２冠達成濃厚と判断します。

判断しにくい１頭が９ユーバーレーベンです。

大崩れしたレースはアルテミスＳのみで、牡馬混合重賞の札幌２歳Ｓでは３ヶ月休養明け馬体重＋２０ｋｇの状態で上り３Ｆメンバー中最速の脚を使って勝ち馬１１ソダシにクビ差の２着にまで迫っていることをはじめ阪神ＪＦ・フローラＳでも上り３Ｆメンバー中最速の脚を使っている末脚は東京２４００ｍ戦では最大の武器になります。

しかし、馬体重の変動が激しい馬ですのでレース当日のパドックを見て判断しようと考えています。

いい状態でレースに臨めば勝ち負け争いになるので対抗馬２頭目に浮上させて１１ソダシとの２頭軸馬券を追加します。

対抗馬２頭目は１３ファインルージュです。

同馬も１１ソダシ同様、前走の桜花賞は３ヶ月休養明けで臨んだレースで上り３Ｆメンバー中３位の脚を使いタイム差０．１秒差の３着は秀逸と言えます。

叩き２走目の今回は上積みも期待でき勝ち負け争いと判断しました。