いよいよ明日阪神競馬場では2018年度の上半期を締めくくるドリームレース宝塚記念(GⅠ)が行われます。
通常今の時期は、サラブレッドにとってオフシーズンにあたる時期ですので例年出走頭数が少なくなりがちなレースではありますが、昨年は11頭と寂しかったのに比べ今年は16頭出揃いました。
今年の出走メンバーを見ると特別抜けた存在は不在な上に香港GⅠ馬のワーザーが参戦してきましたので一筋縄ではいかないレースになりそうです。
今晩から明日の降水確率は%となっているので、馬場状態はになりそうです。
スポンサーリンク
出走予定馬分析
消し馬
ステイヤーズS(GⅡ)3連覇など長距離重賞4勝の実績を誇る同馬。
しかし、斤量58㎏のGⅠ戦はこれまで3戦していて複勝圏内は0回となっています。
それに、同馬にとって2200m戦は短いので消し評価とします。
ドバイターフ(GⅠ)以来約3か月ぶりの実戦となる同馬。
国内外GⅠ2勝の実績を誇る同馬ですが、昨年のエリザベス女王杯(GⅠ)で5着に敗れている事からも2200m戦で斤量56㎏を背負う今回の宝塚記念(GⅠ)は同馬にとって条件が合わないと言えます。
以上の内容から、10ヴィブロスは消し評価とします。
8歳高齢のキャリア58戦に加え重賞勝ち鞍も有りませんのでここでは通用しないと判断して消し評価とします。
8歳牝馬な上に斤量56㎏に対応出来ていないため消し評価とします。
昨夏にGⅢ戦2連勝がありますが共に軽ハンデだった事と2200m戦の成績(0 0 0 3)から消し評価とします。
同馬の2200m戦の成績は(0 0 0 3)で、昨年の同レースもタイム差0.9秒の6着に敗れている事から条件が合っていない事がわかります。
以上の内容から、4ミッキーロケットは消し評価とします。
馬券圏内迄の馬
昨年の菊花賞(GⅠ)を強い競馬で制した同馬。
しかし、その後の2戦の敗戦内容から同馬にはタフなレースの方が向いている印象を受けました。
今回のレースは、近2走よりも距離が短い2200m戦になる事と馬場状態もそこまで悪くならなさそうな事からも同馬の1着の可能性は厳しいと判断します。
以上の内容から、16キセキは抑え評価とします。
同馬のこれまでの戦歴から判断すれば2000m戦がベスト距離で2200m戦は若干長いのですが、斤量58㎏を背負う天皇賞・秋(GⅠ)での好走履歴がある事と今年は大阪杯(GⅠ)をパスしてここ1本に照準を合わしてきたローテーションから陣営の本気気配を感じます。
しかし、年齢や距離を考えると1着の可能性は厳しいので、1ステファノスは抑え評価とします。
年齢的にキャリア16戦とあまり使われてなく未知な部分が多い同馬の前走は鳴尾記念(GⅢ)をレコードタイムで勝つ強い内容でした。
以上の内容から、5ストロングタイタンは抑え評価とします。
同馬の2400m戦以上の成績は(0 0 0 3)ですが、年明け初戦のAJCC(GⅡ)勝ちがあるように2200m戦までのレースでは安定した成績を残しています。
しかし、斤量57㎏以上を背負ったレースでの勝ち鞍が無い事から1着の可能性は厳しいと判断します。
以上の内容から、8ダンビュライトは抑え評価とします。
重賞未勝利馬で特に目立たない馬ですが、近走の2200m戦の成績が良い事と前走の目黒記念(GⅡ)2着が好内容だったので、2ノーブルマーズは抑え評価とします。
1着候補でここまで残った5頭
前回の記事迄で残った5頭とその詳細は以下の通りです。
残った馬
石橋脩(58kg)
2200m(3 0 0 1)
阪神コース(1 0 0 2)
重馬場成績(4 1 0 1)
ルメール(58kg)
2200m( 未 経 験 )
阪神コース(3 0 0 1)
重馬場成績(2 0 1 0)
池添(58kg)
2200m(0 2 0 0)
阪神コース( 未 経 験 )
重馬場成績(0 0 0 1)
戸崎(58kg)
2200m(1 0 1 1)
阪神コース(1 1 0 0)
重馬場成績(1 1 0 1)
ボウマン(58kg)
2200m(1 1 0 0)
阪神コース( 未 経 験 )
重馬場成績(2 1 1 0)
9サトノクラウン分析
一昨年の香港ヴァーズ(GⅠ)で念願のGⅠ初勝利を飾ると、次戦の京都記念(GⅡ)で2連覇を達成した後、大阪杯(GⅠ)では6着に敗れはしましたが宝塚記念(GⅠ)を制し国内外のGⅠレース勝ち馬となりいまではトップクラスの馬となった同馬。
その後、4ヶ月の休養を挟み挑んだ天皇賞・秋(GⅠ)でも勝ち馬キタサンブラックとタイム差無しの2着に好走しています。
しかし、その後出走したジャパンC(GⅠ)は10着・有馬記念(GⅠ)は13着・そして、前走のドバイシーマクラシック(GⅠ)も7着に敗れている事を考えると昨年宝塚記念(GⅠ)を制した時と比較すると衰えている感が否めません。
しかし、もともと気まぐれなところがあるので一概には言い切れません。
それにこの宝塚記念(GⅠ)というレースはリピーター率が高いレースですので、昨年の勝ち馬である同馬がここで好走する可能性は十分に秘めています。
追いきり内容も最近では最高のデキにあるので、9サトノクラウンは対抗評価とします。
3サトノダイヤモンド分析
実績だけで言えばナンバーワンの同馬ですが、凱旋門賞(GⅠ)大敗以降どうも不調続きで結果を残せていない事から今回は軸馬にはしづらいので単穴評価とします。
15ゼーヴィント分析
5歳馬のわりにはキャリア12戦とあまり使われていないのでまだまだ底を見せていない同馬。
重賞2勝に加えて舞台は違えども今回の宝塚記念(GⅠ)と同距離の中山重賞レースのセントライト記念(GⅡ)とAJCC(GⅡ)では共に僅差の2着の実績があります。
そして、叩き2走目で好仕上がりで臨んだ前走の目黒記念(GⅡ)でしたが結果は6着でした。
しかし、道中は勝ち馬の後方を進み中団のまま直線に入り伸びかけたところで進路を失う消化不良な内容だったので決して力負けではありません。
それよりも評価すべきは自身初となった斤量57.5㎏を背負ったレースで上り3F最速の脚を使えた事です。
その事を考慮すれば勝ち馬とのタイム差は0.3秒だったので不利さえ無ければ突き抜けていたかもしれません。
不安要素はレース当日の馬場状態と斤量58㎏です。
強烈な決め手が有る馬ですので、良馬場開催前提で斤量58㎏さえ苦にしなければ1着の可能性は有ります。
以上の内容から、15ゼーヴィントを対抗評価とします。
7パフォーマプロミス分析
デビュー戦が3歳と遅かった為、5歳のわりには少なめのキャリア13戦でまだまだ伸びしろがありそうな同馬。
重賞初挑戦となった2走前の日経新春杯(GⅡ)では上り3F最速の脚を使い1着になり、その後4.5ヶ月の休養を挟み出走した前走の目黒記念(GⅡ)では勝ち馬とタイム差0.1秒の3着に好走しています。
そして、叩き2走目となる今回は前走時と比較するとかなりの上昇気配を見せているので好走を期待出来そうです。
同馬もまた斤量58㎏は未経験ですのでその点を苦にしなければ勝ち負け争いに加われそうです。
以上の内容から、7パフォーマプロミスを対抗評価とします。
13ワーザー分析
GⅠ4勝の実績を引っさげてここに参戦してきた香港からの刺客13ワーザー。
同馬の過去の戦歴を見ると、1000m~2500mの幅広い距離で好走している事から距離に融通性が利くタイプの馬である事がわかります。
中でもGⅠ4勝中3勝が2000m戦で1勝が2400m戦ですので今回の2200m戦は同馬にはピッタリの条件と言えそうです。
明け7歳になりますが、1月の香港スチュワーズC(GⅠ)1600m戦でタイム差0.1秒の3着と香港ゴールドC(GⅠ)2000m戦でタイム差0.1秒の2着に好走している事から年齢的な衰えは全くありません。
しかも、香港ゴールドC(GⅠ)2着はレース中に鼻出血を発症していた事を考えると強いの一言です。
その後3.5ヶ月の休養期間を挟んで前走ライオンロックT(GⅢ)を一叩きして今回は叩き2走目になるので完全に勝ちに来ている陣営の本気ムードが伝わってきます。
日本のレースは未経験ですが、香港GⅠレースでは今回出走する昨年の宝塚記念馬の9サトノクラウンはじめ、1ステファノスや14スマートレイアーを負かしている事から相手関係は十分通用します。
これまでの戦歴から比較的高速決着になりやすい日本の馬場にも対応出来そうな事と土曜日の雨が少し残るような馬場になっても強い競馬が出来る点、そして何より5走前のジョッキークラブC(GⅡ)で斤量58㎏を背負い1着になっている事が1番大きい点となりました。
以上の内容から、管理人の本命馬は13ワーザーに決定しました。
最終決断
予想印
◎13ワーザー
〇9サトノクラウン
◯15ゼーヴィント
〇7パフォーマプロミス
▲3サトノダイヤモンド
×16キセキ
×1ステファノス
×5ストロングタイタン
×8ダンビュライト
×2ノーブルマーズ
買い目
ほとんどの項目をクリアしている13ワーザーを本命馬にしますが、日本でのレース経験が無い点だけが引っ掛かるので対抗馬3頭を合わせた4頭を中心にした3連複で勝負します。
3連複
1列目 13 9 15 7
2列目 13 9 15 7
3列目 13 9 15 7 3 16 1 5 8 2
(40点)各100円 4000円
1列目 13 9 15 7
2列目 13 9 15 7
3列目 13 9 15 7 3 16
(16点)各200円 3200円
1列目 9
2列目 13 15 7
3列目 13 15 7 3 16
(9点)各200円 1800円
投資合計 9000円
グッドラック!~参考にするなよ~
コメントを残す