11/20(日)京都11Rマイルチャンピオンシップ(GⅠ)出走予定馬分析 PART1

今週は京都競馬場に於いて、秋のマイル王決定戦マイルチャンピオンシップ(GⅠ)が行われます。

当初参戦予定していたドイツのスペクトゥルが出走辞退をした為、今年のマイルチャンピオンシップ(GⅠ)は日本馬のみのレースとなります。

マイル王決定戦では有りますが、昨年の優勝馬で世界のマイル王モーリスや、今年の安田記念(GⅠ)優勝馬のロゴタイプといった、現役最強マイラーの呼び声高い2頭も不在で、これといって抜けた存在もいないのでどの陣営にもチャンス有りといったメンバー構成になっています。

週間天気予報では、天候は曖昧で直前迄わからない状態になっています。

それでは早速出走予定馬の分析に入っていきます。
 

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出走予定馬分析

  • クラレント 牡馬7歳 57kg
  • 今秋休養明け2戦目になった前走の天皇賞・秋(GⅠ)では、勝ち馬モーリスとはタイム差1.3秒の11着と大敗を喫しています。

    昨年6歳時の天皇賞・秋(GⅠ)の成績は、勝ち馬とはタイム差0.4秒差の6着だった事からも7歳になった今年は年齢的衰えが顕著に表れています。

    それに、過去の戦歴の中でのGⅠレースの成績を見ると、斤量57kgのGⅠレースでは大敗を喫しています。

    実際過去に2度マイルチャンピオンシップ(GⅠ)に出走していますが、共に2桁着順になっています。

    逆に他馬が苦にする斤量58kgの安田記念(GⅠ)等のレースだと善戦しています。

    何れにせよ今回の条件だと厳しいので、クラレントは消します。
     

  • サトノルパン 牡馬5歳 57kg
  • 前走のスワンS(GⅡ)では、1着馬サトノアラジンとは0.2秒差の2着で同一冠名同士でのワンツーフィニッシュとなりました。

    同馬の過去の戦歴を見ると、芝1200m~1600mを中心に使われていますが、1200mや1400mの重賞戦では好走履歴が有りますが、1600m戦になるとOPクラスでの勝ち鞍も有りません。

    それに斤量57kg以上を背負った重賞戦でも惨敗をしている事からも、今回のレースでは厳しいので、サトノルパンは消します。
     

  • サンライズメジャー 牡馬7歳 57kg
  • 5.5ヶ月休養明けとなった前走のスワンS(GⅡ)では、1着馬サトノアラジンとはタイム差1.0秒の13着と大敗を喫しています。

    休養前の同じ芝1400m戦の京王杯SC(GⅡ)では、1着馬サトノアラジンとはタイム差0.2秒の2着だったので、前走の大敗は休養明けが起因しているものだと思われます。

    同馬の過去の戦歴を見ると、重賞勝ちこそ無いですが芝1400m~1600mのGⅡ戦で3度の2着経験が有ります。

    しかし、それは斤量56kg以下のレースでのものであって、斤量57kg以上のレースになると、OPクラスでの勝ち鞍も有りません。

    そして、今年で7歳になる同馬のレース内容を見ても昨年と比較すれば年齢的衰えを感じます。

    以上の内容から、サンライズメジャーは消します。
     

  • スノードラゴン 牡馬8歳 57kg
  • 前走のスプリンターズS(GⅠ)では、1着馬レッドファルクスとはタイム差0.1秒の5着でした。

    今年で8歳になる同馬ですが、2014年のスプリンターズS(GⅠ)勝ちも有り、スプリント戦では芝・ダート問わず高齢を感じさせない走りを見せています。

    そして、今回はマイル戦になるわけですが、同馬の過去の戦歴を見ると、芝1600mの成績(0 3 0 0)となっています。

    しかし、3度の2着のレースは新馬戦・未勝利戦・未勝利戦となっていて、結局4戦目のダート1200m戦で未勝利を脱出している事から、同馬にとっては1600mは長いと判断出来ます。

    以上の内容から、スノードラゴンは消します。
     

  • ダノンシャーク 牡馬8歳 57kg
  • 4ヶ月休養明けとなった前走の毎日王冠(GⅡ)では、1着ルージュバックとはタイム差1.0秒の9着でした。

    同馬は、2014年の同レースの勝ち馬ですが、それ以降の成績は前走までで9連敗中となっています。

    今年で8歳を迎えた同馬が、2014年の同レースで1着になった時の年齢は6歳だった事から考えれば近走の不調は年齢的衰えだと言えます。

    7歳時も今年と同じローテーションを経ていますが惨敗していますので8歳になった今年も厳しいと判断して、ダノンシャークは消します。
     

  • テイエムタイホー 牡馬7歳 57kg
  • 7ヶ月休養明けとなった前走のスワンS(GⅡ)では、1着サトノアラジンとは1.2秒差の14着と大敗を喫しています。

    今年で7歳を迎えた同馬は、年明け初戦の京都金杯(GⅢ)では2着と善戦しています。

    しかし、同馬の過去の戦歴を見ると、これまでに出走した重賞戦全9戦の内、京都金杯(GⅢ)2着以外の8戦は全て着外になっています。

    唯一京都金杯(GⅢ)で2着になっている事から同馬にとって京都1600m戦は合っているということでしょう。

    しかし、昨年出走している京都金杯(GⅢ)と同距離・同コースのマイラーズC(GⅡ)では17着と大敗を喫しています。

    その結果から考えれば、同馬にとってGⅢ戦では通用してもGⅡ戦以上になれば通用しないと判断できます。

    以上の内容から、テイエムタイホーは消します。
     

    残った馬

    馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の12頭です。

  • イスラボニータ 牡馬5歳(57kg)
  • ウインプリメーラ 牝馬6歳(55kg)
  • ガリバルディ 牡馬5歳(57kg)
  • サトノアラジン 牡馬5歳(57kg)
  • ダコール 牡馬8歳 (57kg)
  • ディサイファ 牡馬7歳 (57kg)
  • ネオリアリズム 牡馬5歳 (57kg)
  • フィエロ 牡馬7歳 (57kg)
  • マジックタイム 牝馬5歳 (55kg)
  • ミッキーアイル 牡馬5歳 (57kg)
  • ヤングマンパワー 牡馬4歳 (57kg)
  • ロードクエスト 牡馬3歳 (56kg)
  •  
    次回の記事では12頭の中から1着候補を絞り込んでいきます。

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