今週の中山メインレースは牡馬クラシック第1弾皐月賞(GⅠ)が行われます。
先週行われた牝馬クラシック第1弾の桜花賞(GⅠ)では、ダントツ1番人気のソウルスターリングが3着に敗れる波乱決着になりました。
その様な結果を見る度に「競馬に絶対はない」という格言をつくづく思い知らされます。
それとは逆に今週の出走登録馬を見ると飛び抜けた馬が不在で混戦状態になっていますので予想は困難ではありますがその分配当面は期待出来そうですの予想のしがいが有ります。
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出走予定馬分析
消し馬
前走は、皐月賞(GⅠ)トライアルレースの若葉S(OP)で1着になり優先出走権を獲得した同馬。
過去の歴史を振り返ると、若葉S(OP)勝ち馬から皐月賞馬が誕生しているケースも有ります。
しかし、4走前の京都2歳S(GⅢ)では、勝ち馬カデナにタイム差1.6秒付けられての10着と大敗を喫しています。
そして、3走前の京成杯(GⅢ)でも、勝ち馬コマノインパルスにタイム差0.8秒付けられての12着と大敗を喫しています。
この2戦の敗戦から重賞戦では通用していない事と中山コースは合わないと判断します。
以上の内容から、アダムバローズは消します。
5ヶ月休養明けの出走となる同馬。
デビュー2連勝を飾って出走した前走の東スポ2歳S(GⅢ)では、1着ブレスジャーニー、2着スワーヴリチャード、3着ムーヴザワールドの上位3頭が接戦を演じる中、離されての4着という結果でした。
上記の内容から上位馬との力差は明らかです。
それに加えて今回は5ヶ月休養明けになるので厳しいと判断します。
以上の内容から、キングズラッシュは消します。
同馬のこれまでの全5戦の成績を見ると(1 1 2 1)で複勝率80%と安定した成績を残しています。
重賞戦もサウジアラビアRC(GⅢ)2着や、きさらぎ賞(GⅢ)3着、それに前走の弥生賞(GⅡ)3着と安定した成績を残しています。
そんな同馬が着外に敗れた1度のレースは昨年暮れの朝日杯2歳S(GⅠ)で13着と大敗を喫しています。
複勝圏内に入った他の4戦との違いは何なのか?と見ていて気づいた事がありました。
複勝圏内に入った4戦は道悪や超スローペースのレースで、逆に大敗したレースは良馬場のマイル戦でした。
今回の皐月賞(GⅠ)というレースは、「最も速い馬が勝つ!」と言われているレースですので同馬にとっては不向きなレースと言えそうです。
雨でも降って道悪馬場にでもなれば出番は有るかも知れませんが、現在の天気予報では週末は晴れ予報になっているので良馬場開催になりそうです。
以上の内容から、ダンビュライトは消します。
地方所属馬の同馬はデビューから2戦は公営の川崎競馬場のダート戦を使われ2連勝を飾り、3戦目には札幌競馬場のOP戦を使われ2着になっています。
そして、4戦目に出走した札幌2歳S(GⅢ)で重賞初勝利を飾り注目されるようになりました。
しかし、その後出走した4戦の成績は全て着外に敗れています。
同馬はダート戦や洋芝コースでは好走しているのに対して、中央の軽い芝コースでは成績が振るわない事から判断すると、今回も厳しいレースを強いられそうです。
以上の内容から、トラストは消します。
前走スプリングS(GⅡ)3着で優先出走権を獲得した同馬。
同馬がこれまでに挙げた2勝は共に1800m戦でレースの流れも別物である事からこの距離に強い事がわかります。
2走前のきさらぎ賞(GⅢ)も1800m戦でしたが4着に敗れています。
デビューから2戦の洋芝コースで着外に敗れている事から考えるとパワーを要する重馬場が合わなかったからと言えそうです。
今回の皐月賞(GⅠ)は2000m戦で同馬は3走前に京都2歳S(GⅢ)に出走しています。
その結果は、スローペースで流れたレースを勝ち馬カデナにタイム差0.6秒付けられての6着に敗れています。
1800m戦ならペース問わずに善戦している事から判断すれば、同馬にとって2000m戦は長いと言えそうです。
以上の内容から、プラチナヴォイスは消します。
前走の弥生賞(GⅡ)ではスローペースの流れで逃げて、最後はカデナに交わされましたが、2着に粘って皐月賞(GⅠ)出走権を獲得しました。
2走前のこぶし賞勝ちから道悪馬場もこなせる事がわかります。
しかし、3走前の道悪馬場で行われたシンザン記念(GⅢ)は4着に敗れています。
弥生賞(GⅡ)とこぶし賞はスローペースだったのに対して、シンザン記念(GⅢ)はハイペースでした。
その事から判断すれば、皐月賞(GⅠ)の様な速い流れになるレースは同馬にとっては不向きなレースと言えそうです。
以上の内容から、マイスタイルは消します。
残った馬
馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の12頭です。
次回の記事では12頭の中から1着候補を絞り込んでいきます。
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