５/２１（日）東京１１Ｒ　オークス（ＧⅠ）出走予定馬分析２

つい先程、今秋日曜日に行われる東京メインレース牝馬クラシック第２弾オークス（ＧⅠ）の枠順発表がありました。

出走登録馬２３頭の内の５頭は抽選除外となり出走馬１８頭が出揃いました。

今回出走馬の大半の馬は２４００ｍ戦が未経験であることをはじめ、桜花賞組とトライアル組で今回初顔合わせになる馬もいますので予想は難を極めることになりそうです。
 

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前回迄で残った馬

前回の記事で馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の１０頭です。

出走予定馬分析

それでは早速前回の続きの分析を行っていきます。

ここまで残った１０頭の分析

同馬のデビュー戦から６戦目までは１４００ｍ戦～１６００ｍ戦を使われています。

それら６戦の結果は一見パッとしませんが、１４００ｍ戦のつわぶき賞と稍重馬場のＮＺＴ（ＧⅡ）以外のレースでは全て上り３Ｆ３位以内の脚を使っています。

そして、これまで出走してきたレースから距離延長となった前走のスイートピーＳ（ＯＰ）では、勝ち馬１０ブラックスビーチとはタイム差無しの２着になっていて上り３Ｆはメンバー中最速の脚を使っています。

これまでのレースは小回りコースで最後の直線が短い中山マイル戦が中心だったので同馬にとっては不向きだったと言えます。

ところが、前走の東京１８００ｍ戦のスイートピーＳ（ＯＰ）では水を得た魚の様な走りを見せています。

今回の東京２４００ｍ戦は上りの決め手が大きな武器になるレースですので、同馬のこれまでのレース内容を見る限りプラスに働くと言えそうです。

但し、今回の相手はこれまでの相手から一気に強化されますので未対戦の同馬にとっては力関係が疑問になってきます。

以上の内容から、１７カリビアンゴールドは抑え評価とします。
 

前走の矢車賞では上り３F最速の脚を使って１着になっていて、２走前の桜花賞（GⅠ）では勝ち馬１３レーヌミノルに０.４秒及ばずの６着に敗れていますが上り３Fはメンバー中最速の脚を使っています。

上記２走の内容から同馬の末脚は強力という事がわかります。

ただ、桜花賞（GⅠ）で上り３F最速の脚を使ってはいますがその位置取りを見ると最後方からの追い込みで最後は届いていません。

逆に、４走前のアネモネS（OP）の様に前目で競馬をしているレースでは最速の脚は使えていません。

以上の内容から、同馬の１着の可能性は厳しいと判断して、７ディアドラは抑え評価とします。
 

３．５ヶ月休養明けの出走となった前走のフローラＳ（ＧⅡ）では、勝ち馬１モズカッチャンとはタイム差０．６秒の８着に敗れています。

休養明けの１戦だったとはいえ、同馬の当時の獲得賞金ではオークス（ＧⅠ）出走が微妙なのでこのレースで権利を獲る為に陣営は力を出せる状態に仕上げていたと思われます。

実際、単勝１番人気に支持されていた事からも力を出せる状態にあったと判断出来ます。

その様な観点から判断すれば、フローラＳ（ＧⅡ）は敗けすぎと言えますが、叩き２走目となる今回の調教内容は前走時と比較すると良化しています。

以上の内容から、８ホウオウパフュームは抑え評価とします。
 

３.５ヶ月休養明けのレースになった２走前の福寿草特別で、後の京都新聞杯（GⅡ）勝ち馬のプラチナムバレットと差のない競馬をしています。

牡馬混合重賞で善戦していますので能力は高い馬と言えそうです。

しかし、今回は３ヶ月休養明けのレースになるので、５モーヴサファイアは抑え評価とします。
 

２走前の君子蘭賞とフローラS（GⅡ）では、２戦共に先行して２着に粘っている様に中距離戦では善戦しています。

しかし、今回の東京２４００m戦は最後の決め手が無い馬にとって勝ちきるのが難しいコースですので、１５ヤマカツグレースは抑え評価とします。
 

残った馬

１着候補で残った馬は以下の５頭です。

 
次回の記事では最終決断と買い目を公開します。