今週はいよいよ秋のGⅠシリーズ開幕となる、電撃の6ハロン戦のスプリンターズS(GⅠ)が中山競馬場で開催されます。
現在の出走予定馬は20頭で、メンバーを見ると豪華絢爛GⅠレースに相応しいメンバーが揃っています。
秋のスプリント王の座に輝くのは果たしてどの馬でしょうか?
早速分析に移って行きたいと思います。
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出走予定馬
※netkeibaより抜粋
ここからは、前回のスプリンターズS(GⅠ)出走予定馬分析1の記事で残った12頭の分析をしていきます。
残った12頭の分析
前回の記事で残った12頭は以下の通りです。
残った馬
今年で8歳をむかえた同馬。
昨年の同レースでは、7歳と高齢馬ながらに1着ストレイトガールとは0.1秒差の2着と、単勝11番人気を覆す好走をしました。
同馬の過去の戦歴を見ると、中山コース(3 2 0 2)から、このコースには滅法強い事が窺い知れます。
そして、昨年の同レースでもそうでしたが休養明けのレースでの好走が目立っていて、今回も休養明けで出走してきています。
しかし、昨年7歳で1着になれなかった事から考えれば、今年8歳になった同馬にとって1着の可能性は難しいと判断出来ます。
以上の内容から、サクラゴスペルの1着の可能性は厳しいですが馬券圏内迄の可能性は有るので、抑え評価とします。
デビュー当時から、1200m~1600mの距離を使われてきましたが、今夏からはスプリント路線1本で使われている同馬。
函館SS(GⅢ)とキーンランドC(GⅢ)共に2着でしたが、函館SS(GⅢ)では、3歳牝馬のソルヴェイグにタイム差無しの2着に、キーンランドC(GⅢ)では、3歳牝馬のブランボヌールに0.1秒差の2着に敗れています。
2戦共に同世代の3歳馬に敗れていて、その2頭も出走する事から判断すればここでの1着の可能性は厳しいですが、安定感は有るので、シュウジは馬券圏内迄の抑え評価とします。
2走前の函館SS(GⅢ)を低評価12番人気を覆しての勝利を飾りました。
しかし、次走のキーンランドC(GⅢ)では、同じ3歳牝馬のブランボヌールに0.3秒差の4着に敗れています。
因みに、その時の2着馬シュウジと3着馬レッツゴードンキは、函館SS(GⅢ)で負かした馬です。
上記の2レースの違いは斤量で、函館SS(GⅢ)は斤量50kgで、キーンランドC(GⅢ)は斤量52kgでした。
そして、今回の斤量は53kgになりますので、1着の可能性は厳しいと判断しますが、馬券圏内迄の可能性は有るので、ソルヴェイグは抑え評価とします。
前走、3.5ヶ月休養明けでの重賞初挑戦となったキーンランドC(GⅢ)では、1着馬ブランボヌールとは0.3秒差の5着でした。
休養明けの初重賞だった割には充分合格点をつけれる内容でしょう。
そして3歳という事も考慮すれば、まだ底を見せていないかもしれません。
そういった面から、ナックビーナスは穴で一考します。
3.5ヶ月休養明けから、夏場に3戦しサマースプリントシリーズで見事優勝を果たした同馬。
4歳時もよく似たローテーションを経て、スプリンターズS(GⅠ)に出走しましたが、1着馬ストレイトガールとはタイム差0.8秒の13着と大敗を喫しています。
中山コースの成績(0 0 0 2)もマイナス要素になります。
以上の内容からベルカントは消します。
今夏のサマースプリントシリーズで高配当の立役者となった同馬。
古馬になってからの重賞戦はCBC賞(GⅢ)が初めてで斤量50kgと軽量でしたが、勝ち馬のレッドファルクスとはタイム差無しの2着でした。
その次走の北九州記念(GⅢ)では、CBC賞(GⅢ)の内容が評価されて2番人気に推されましたが、結果は11着と大敗を喫しました。
そして、前走のセントウルS(GⅡ)では、前走比+3kgの斤量54kgでの出走となり、格も斤量も上がったので、再び低評価の9番人気になりました。
ところがレース結果は勝ち馬ビッグアーサーとは0.2秒差の3着で再び高配当の立役者になりました。
北九州記念(GⅢ)を大敗した時は、CBC賞(GⅢ)はフロックかと思いましたが、セントウルS(GⅡ)の内容から判断すれば、これはもはやフロックでは有りません。
以上の内容から、1着の可能性は厳しいですが、馬券圏内迄の可能性は有るので、ラヴァーズポイントは抑え評価とします。
昨年の桜花賞(GⅠ)勝ち馬で、それ以降勝ち鞍の無い同馬。
同馬にとっての初めての1200m戦は、今年の高松宮記念(GⅠ)で、結果は1着馬ビッグアーサーとは0.7秒差の8着でした。
その後ヴィクトリアマイル(GⅠ)を使われ、夏場のサマースプリントシリーズ対象レースの函館SS(GⅢ)とキーンランドC(GⅢ)の2戦に出走して、共にタイム差0.2秒差の3着で3歳馬に敗れています。
以上の内容からレッツゴードンキの1着の可能性は厳しいと判断出来ますが、相手なりに走れている面も有りますので馬券圏内迄の抑え評価とします。
ここまでの分析で残った馬
第2段階で残った馬は以下の5頭です。
次回の記事では上記5頭の中から更に1着候補馬を絞り込んでいき、最終決断と買い目を公開していきます。
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