10/30(日)東京11R天皇賞・秋(GⅠ)最終決断と買い目

いよいよ明日に迫った古馬中距離ナンバー1決定戦の天皇賞・秋(GⅠ)。

出走登録時点で15頭と例年と比較すると少ない頭数でしたが、無事に15頭全ての馬が出走に至りGⅠレースらしい豪華なメンバーになりました。

ワールドクラスの1エイシンヒカリや8モーリスを筆頭に、昨年同レース優勝馬15ラブリーデイなどハイレベルなメンバー構成になっています。

天気予報も今のところ雨の心配は有りませんので良馬場開催となりそうです。

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1着候補でここまで残った5頭

前回の記事迄で残った5頭とその詳細は以下の通りです。
 

残った馬

  • 1エイシンヒカリ 牡馬5歳
    武豊(58kg)
  •  
    2000m(2 0 0 1)

    東京コース(3 0 0 1)

    重馬場成績(1 0 0 0)
     

  • 14ステファノス 牡馬5歳
    川田( 58kg)
  •  
    2000m(0 2 0 1)

    東京コース(1 1 0 2)

    重馬場成績(1 0 1 2)
     

  • 8モーリス 牡馬5歳
    ムーア(58kg)
  •  
    2000m(0 1 0 0)

    東京コース(1 1 0 1)

    重馬場成績(1 1 0 0)
     

  • 15ラブリーデイ 牡馬6歳
    ルメール(58kg)
  •  
    2000m(3 2 1 4)

    東京コース(2 1 1 3)

    重馬場成績(0 1 0 1) 

  • 5ロゴタイプ 牡馬6歳
    田辺(58kg)
  •  
    2000m(1 1 0 3)

    東京コース(2 0 1 3)

    重馬場成績(0 1 1 2) 

    1エイシンヒカリ分析

    前走英国GⅠレースのプリンスオブウェールズS6着以来4.5ヶ月休養明けとなる同馬。

    当初予定していた今年度の目標は、昨年末にGⅠ初制覇となった香港C(GⅠ)と同舞台で行われるQEⅡ世C(GⅠ)を目指していましたが、体調が整わなかったのでヨーロッパ遠征を敢行しました。

    そして、大目標をプリンスオブウェールズS(GⅠ)に定めて、その前哨戦の仏国のイスパーン賞芝1800m戦に5.5ヶ月休養明けで出走しました。

    レースは悪天候の影響で重馬場の中行われました。

    戦前評価では、不良馬場で評価を落としていましたが、結果は2着馬に8馬身差を付ける圧勝劇でした。

    その結果、エイシンヒカリはワールド・サラブレッド・ランキングでジャスタウェイ以来の日本馬単独首位となりました。

    そして、迎えた大目標レースの英国のプリンスオブウェールズS(GⅠ)芝2000m戦では、圧倒的1番人気に支持されますが、道中掛かり6頭中6着の最下位という結果になりました。

    そして、同馬は昨年4歳時にも天皇賞・秋(GⅠ)に出走していて結果は1着馬15ラブリーデイとは0.7秒差の9着に惨敗しています。

    当時のレース展開はハナを2クラレントに譲る形になり、道中2番手追走で最後の直線に入りますが失速後退して9着に敗れています。

    そこで注目してもらいたいのは、2走前の仏国のイスパーン賞(GⅠ)芝1800m戦です。

    このレースでは今回と同じ斤量58kgを背負いました。

    レース展開は、ゲートが開くと同馬はハナを切ろうとしますがヴァダモスにハナを奪われます。

    そのままレースは進み直線を迎え武豊がゴーサインを出すと、先頭を捉えて一気に8馬身突き放す圧勝劇を演じています。

    注目してもらいたいのは、上記2レースのレース展開が類似しているという事です。

    簡単にまとめると以下の通りです。

  • 仏国イスパーン賞(GⅠ)
  • 芝1800m

    斤量58kg

    道中2番手追走

    2着馬に8馬身差を付ける圧勝劇 

  • 2015年 天皇賞・秋(GⅠ)
  • 芝2000m

    斤量58kg

    道中2番手追走

    1着馬ラブリーデイとは0.7秒差の9着 

    上記2レースを比較して異なる点は距離です。

    おそらく同馬にとって斤量58kgを背負っての2000m戦は厳しい事だと思われます。

    同馬にとって初GⅠ制覇となった3走前の香港C(GⅠ)は芝2000m戦で斤量は57kgでした。

    それならば、前走の英国のプリンスオブウェールズS(GⅠ)も芝2000m戦で斤量57kgだったのになぜ大敗を喫したのか?と疑問になりますよね。

    これについては、当時の馬場状態は重馬場でしたので如何に斤量57kgと云えどもタフなレースになりますので、最後失速してしまったものだと考えられます。

    以上の内容を踏まえると、同馬にとって今回のレース条件から1着の可能性を考えると厳しいと言う結論に至ります。

    但し、前残りの可能性は有りますので、1エイシンヒカリは馬券圏内迄の抑え評価とします。

     

    14ステファノス分析

    3.5ヶ月休養明けとなった前走の毎日王冠(GⅠ)では、9ルージュバックとは0.8秒差の5着でした。

    同馬は、昨年4歳時にも天皇賞・秋(GⅠ)に出走していて低評価10番人気ながら勝ち馬15ラブリーデイとは0.1秒差の2着と大健闘しています。

    昨年も今年と同じで、休養明けで毎日王冠(GⅡ)を使われていて、勝ち馬1エイシンヒカリとは0.5秒差の7着でした。

    その結果からすれば、同馬にとって休養明けの毎日王冠(GⅡ)の結果は本番とは直結していない事がわかります。

    そして、昨年の天皇賞・秋(GⅠ)での好走は、斤量58kgを他の有力馬が苦にする中、同馬は苦にしないタイプだから好走出来た という事がわかります。

    そして、同馬は今年も昨年同様外枠の14番ゲートに決まりました。

    天皇賞・秋(GⅠ)の東京2000mというコースは、スタート直後100m付近に急カーブがあり、外枠の馬には不利なコース形態 となっていますので、このレースで7枠13番ゲートよりも外のゲートはかなりの距離ロスが強いられるので、実力が無い馬が外枠に入るとかなり厳しい結果となっています。

    同馬は、昨年14番ゲートからの発送で10番人気の低評価でしたが2着と好走しているので、天皇賞・秋(GⅠ)というレースへの適性がかなり優れていると判断出来ます。

    そして、天皇賞・秋(GⅠ)というレースはリピーターが多いレースでも有ります。

    昨年4歳時に2着で、今年は5歳で競争馬にとってはピークの歳ですので期待出来ます。

    以上の内容から、14ステファノスは1着の可能性有りの対抗評価とします。

    但し、同馬の過去の戦歴を見ると、重馬場は苦手としていますので、良馬場を前提条件とした評価となっています。

    馬場状態が悪化する場合は、評価を下げる事になりますので悪しからずご了承下さい。
     

    8モーリス分析

    2015年の1月~2016年5月の香港GⅠCマイルまで破竹の7連勝(内、国内外マイルGⅠ4連勝)で、一気に世界のマイル王の称号を手にした同馬。

    そして、2走前の安田記念では単勝オッズ1.7倍のダントツ1番人気に支持されました。

    しかし、結果は伏兵馬5ロゴタイプの逃げを最後迄捕らえる事が出来ず2着敗戦となりました。

    確かに、逃げ切った5ロゴタイプは田辺騎手の抜群の手綱捌きに応えて強い競馬をしたのですが、管理人の見解では世界のマイル王8モーリスにテン乗りだったベリー騎手の騎乗ミスが大きな敗因だったと見ています。

    その次戦となった前走の札幌記念(GⅡ)では、同馬にとって初めての2000m戦と初めての洋芝コースでのレースとなりました。

    ここでも、単勝オッズ1.6倍の1番人気に支持されました。

    結果は、雨が降る道悪馬場を札幌巧者のネオリアリズムに逃げきられる形の2着でしたが、本番天皇賞・秋(GⅠ)へ向けての自身初となった2000m戦のレース内容としては上々の内容だったと言えるでしょう。

    まず札幌競馬場の2000mコースに於いて不利な大外15番ゲートからのスタートだった事や、レース時の馬場状態は洋芝での稍重だったので、同馬の様な差し馬には不利な馬場状態だったと言えます。

    そんな状況の中、上り3Fメンバー中最速タイの脚で2着になっているので、本番の東京コースならば最後の長い直線で突き抜けるでしょう。

    今回は、8モーリスに乗り慣れているムーア騎手騎乗ですので騎手の心配も有りません。

    それから、斤量58kgも同馬は安田記念(GⅠ)勝ちが有りますので克服しています。

    以上の内容から、管理人の本命馬は8モーリスに決定しました。

     

    15ラブリーデイ分析

    3.5ヶ月休養明けとなった前走の京都大賞典(GⅡ)では、1着馬キタサンブラックとは0.1秒差の3着と力を示しました。

    しかし、昨年5歳時に全く同じローテーションで臨んだ京都大賞典(GⅡ)では、今年のレースよりもハイレベルな内容だったにも関わらず1着になっています。

    それに、今年に入ってからは未勝利で出走したレース内容を見ても、6歳になったせいなのか5歳時と比較すると当時の勢いは感じられませんので年齢的衰えだと考えられます。

    そして、決定した枠順も大外15番ゲートで昨年優勝時の8番ゲートと比較すると雲泥の差が有ります。

    以上の内容を踏まえると、今年は6歳で能力低下傾向に有り、その上不利な大外15番ゲートからの出走となれば同馬の1着の可能性は厳しいと判断出来ますので、15ラブリーデイは馬券圏内迄の抑え評価とします。

     

    5ロゴタイプ分析

    4ヶ月休養明けとなった前走の毎日王冠(GⅡ)では、1着馬9ルージュバックとは、1.0秒差の8着でした。

    休養前の安田記念(GⅠ)では、ダントツ1番人気の世界のマイル王8モーリスを撃破して世間を驚かせる逃走劇を演じ、朝日杯FS(GⅠ)・皐月賞(GⅠ)に続くGⅠ3勝目を挙げました。

    同馬の過去の戦歴を見ると、秋は例年マイルチャンピオンシップ(GⅠ)へ出走していましたが、今年は6歳にして初めて天皇賞・秋(GⅠ)へ出走してきました。

    なぜ、この歳で路線を変更してきたのか?マイラーのイメージが強く、マイルチャンピオンシップ(GⅠ)には過去2年出走していて惨敗しています。

    しかし、同じマイルGⅠの安田記念(GⅠ)には意外や意外今年が初出走でした。

    4・5歳時にマイルチャンピオンシップ(GⅠ)で惨敗してきた同馬が、今年6歳で初出走した安田記念(GⅠ)で、世界のマイル王8モーリスを撃破出来たのは、5ロゴタイプは斤量58kgのレースに滅法強い事
    がこれまでの戦歴を見てもわかります。

    そして、今回の天皇賞・秋(GⅠ)は秋のGⅠレースで唯一の斤量58kgレースです。

    おそらく例年使っているマイルチャンピオンシップ(GⅠ)は牡馬斤量57kgなので大半の馬は苦にしない為敗れていたのでしょう。

    ところが、牡馬斤量58kgの安田記念(GⅠ)を初めて使った結果、斤量58kgに苦しむ有力馬がいる中同馬は苦にしないので勝てたのでしょう。

    問題は距離で1600m→2000mになる点ですが、3歳時に皐月賞(GⅠ)勝ちが有るのでこなせると思います。

    それに加えて、これまでの競馬界の歴史の中で追い風となるデータが存在します。

    そのデータの内容は以下の通りです。

    安田記念(GⅠ)勝ち馬は、天皇賞・秋(GⅠ)での好走確率がかなり高いというデータです。

    1600mと2000mで距離こそ違えど共に同じ東京コースでスピードを要するレースという共通点があるからでしょう。

    6歳馬ですが、安田記念(GⅠ)の内容と、キャリア26戦ですので充分対応出来るでしょう。

    それに先行する同馬にとっては、絶好の5番ゲートを引き当てたのもプラス材料と言えます。

    以上の内容から、5ロゴタイプは1着の可能性有りの対抗評価とします。
     

    最終決断

    予想印

    ◎8モーリス
    ◯5ロゴタイプ
    ◯14ステファノス
    △15ラブリーデイ
    △1エイシンヒカリ
    ×9ルージュバック
    ×3アンビシャス
    ×7サトノノブレス
     

    買い目

    単勝

    5ロゴタイプ 33.5倍(9番人気)
    600円

     

    3連単

  • ボックス
  • 5 8 14 (6点)
    各100円 600円

  • フォーメーション
  • 1着 8

    2着 5 14

    3着 1 3 7 9 15

    (10点)各100円 1000円
     
    1着 5 14

    2着 8

    3着 1 3 7 9 15

    (10点)各100円 1000円
     
    1着 8

    2着 1 3 7 9 15

    3着 5 14

    (10点)各100円 1000円
     

    1着 5 14

    2着 1 3 7 9 15

    3着 8

    (10点)各100円 1000円
     

  • 追加
  • 1着 8 14

    2着 8 14

    3着 1 3 7 9 15

    (10点)各100円 1000円
     

    1着 8 14

    2着 1 3 9 15

    3着 8 14

    (8点)各100円 800円

    3連複

  • フォーメーション
  • 1列目 5

    2列目 14

    3列目 1 3 7 9 15

    (5点)各200円 1000円
     

    投資合計 8000円
     
    グッドラック!~参考にするなよ~

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