今週は東京競馬場でジャパンC(GⅠ)が行われます。
前走休養明けで天皇賞・秋(GⅠ)を制しGⅠ6勝目を飾った4キタサンブラックと同レース2着馬の12サトノクラウンはじめ今年のダービー馬2レイデオロの参戦や、外国馬4頭の参戦もありGⅠレースに相応しい豪華絢爛なメンバーとなりました。
世間の注目はなんといっても昨年の同レース覇者で2連覇のかかる国民的スターホースの4キタサンブラックに集まる事でしょう。
果たして同馬の2連覇となるのかそれとも?結果や如何に!
ここのところすっきりしない天候の中行われてきたGⅠレースですが、明日は久々に良馬場開催になりそうです。
気温はすっかり寒くなってきましたが、明日の日中最高気温は15℃と最近では比較的ましな部類と言えそうです。
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消し馬
まず、はじめに今回のレースでは能力的に厳しいと思われる6頭を列挙します。
残った馬
馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の11頭です。
抑え評価
昨年のジャパンC(GⅠ)2着をはじめこれまでGⅠレースで善戦履歴がある同馬ですが、未だ重賞戦未勝利という変わった経歴の持ち主。
その内容から同馬は決め手不足である事がわかります。
それに加えて、今年で6歳を迎えた同馬の成績内容からも年齢的衰えを感じるので昨年以上の成績は考えられません。
以上の内容から、5サウンズオブアースは3着迄と判断します。
デビュー6戦目で日経賞(GⅡ)を制し能力の高さを証明した同馬。
その後出走したGⅠレース3戦は全て惨敗に終わっていますが、全て斤量は58㎏で行われたレースでした。
今回のレースは同馬にとって初の斤量57㎏で行われるレースになりますので、善戦出来る可能性は少なからず残されています。
以上の内容から、13シャケトラは抑え評価とします。
同馬の過去の戦歴を見ると、ステイヤー資質の高さが窺えます。
小雨の降る中で行われた昨年の同レースで3着だった事から今年はそれ以上の成績は厳しいと判断します。
以上の内容から、1シュヴァルグランは3着迄と判断します。
今年のオークス馬で3歳牝馬ナンバーワンの呼び声の高い同馬ですが、近2走のレース内容から古馬相手では厳しいと判断します。
但し、斤量53㎏で出走出来る事は強みになります。
以上の内容から、8ソウルスターリングは3着迄と判断します。
これまで出走してきたGⅠレースで1線級とは既に勝負付けが済んでいる事から1着の可能性は厳しいと判断します。
以上の内容から、16ヤマカツエースは3着迄と判断します。
菊花賞(GⅠ)2着や前走の不良馬場行われた天皇賞・秋(GⅠ)3着が示すようにタフな条件のレースが合う同馬。
その事からも同馬にとって今回のレース条件は合わない事がわかります。
しかし、昨年のジャパンC(GⅠ)で上り3F最速の脚を使っているので、9レインボーラインは3着迄の可能性有りとします。
2400mGⅠ3勝の実績が有り、昨年の同レース7着の6イキートスに敗けなしという点を考慮すれば消すことは出来ません。
以上の内容から、3ギニョールは抑え評価とします。
残った馬
軸馬候補で残った馬は以下の4頭です。
有力馬分析
今年のジャパンC(GⅠ)の本命候補馬には4頭が残りました。
それではここからこの4頭の分析に入っていきます。。
4キタサンブラック分析
いまや国民的スターホースで現役最強馬の呼び声高い同馬は、前走4ヶ月休養明けとなった秋の始動戦の天皇賞・秋(GⅠ)ではGⅠ6勝目を挙げており最高の滑り出しをしました。
今回のジャパンC(GⅠ)は、昨年勝っているレースで2連覇を目論む陣営は叩き2走目の万全の状態でここに臨んできました。
これまでの同馬の実績から今回も同馬に対する世間の評価は高くなっていますので、ここもあっさりと勝ってしまうのでしょうか?管理人的にはそうは思えません。
これまで築き上げてきたGⅠ6勝の実績は伊達ではありませんが、その反面で同馬がこれまでの戦歴の中で2度着外に敗れた3歳時の日本ダービー(GⅠ)と2走前の宝塚記念(GⅠ)のレース内容が管理人的には引っ掛かります。
惨敗を喫した上記2戦のGⅠレースは、GⅠ6勝を含むこれまで同馬が好走してきたレースと比較すると時計が速い決着になっています。
前走勝っている天皇賞・秋(GⅠ)というレースも本来はスピード決着になりやすいレースですが、超不良馬場になった事によりスタミナ重視のレースになった結果だと言えます。
昨年のジャパンC(GⅠ)も良馬場発表ではありましたが、雨の降る中でのレースだったのでそこまで速い決着にならなかった事がもたらした勝利だったと言えます。
そして、今年のジャパンC(GⅠ)は週末以降は降雨に見舞われなかった為、良馬場開催になりそうですので昨年と比較すると時計の速い決着になりそうです。
そうなれば、同馬がこれまでに惨敗を喫している2戦と同じパターンのレースになりますので今回惨敗する可能性は高くなってきます。
以上の内容から、同馬は展開・馬場状態一つで結果が大きく変わってくるので本命馬には出来ません。
しかし、展開が嵌れば1着の可能性は有る馬ですので、4キタサンブラックは単穴評価とします。
12サトノクラウン分析
前走4ヶ月休養明けとなった秋の始動戦の天皇賞・秋(GⅠ)では、勝ち馬4キタサンブラックとはタイム差無しの2着に好走している同馬。
同馬の過去の戦歴を見ると、2000m戦以下の中距離重賞の成績はいまいちですが、海外GⅠレースの香港ヴァーズ(GⅠ)や今年の宝塚記念(GⅠ)勝ちをはじめ2200m戦以上の中距離重賞では無類の強さを見せています。
そんな同馬にとって意外にもジャパンC(GⅠ)は今年初出走となります。
ただ、同馬の過去の戦歴を見ると、同レースと同距離・同コースで行われる日本ダービー(GⅠ)で3着の実績を残しています。
しかもその年の勝ち馬は怪物ドゥラメンテで走破タイムは2.23.2のレコード決着でした。
その内容から今回のジャパンC(GⅠ)でも十分通用すると判断出来ます。
そして、12サトノクラウン陣営と1シュヴァルグラン陣営の間で繰り広げられていた「今最も勝てる男M・デムーロ騎手」を巡っての騎乗騎手問題でしたが週中までもつれ込んだ結果12サトノクラウンへの騎乗が決定しました。
この事実は12サトノクラウン陣営にとってさらに勝利を引き寄せる出来事になったと言っても過言ではないでしょう。
以上の内容から、12サトノクラウンを1着の可能性有りの軸馬とします。
 
11マカヒキ分析
サトノダイヤモンドとの激しい叩き合いを制して2016年度のダービー馬の座についた11マカヒキ。
日本ダービー(GⅠ)後は、フランスの凱旋門賞(GⅠ)に照準を合わせ前哨戦のニエル賞(GⅡ)を勝ち、本番でも大きく期待されましたが激しいマークに合い14着惨敗という結果に終わっています。
その後、4.5ヶ月の休養を経て京都記念(GⅡ)に出走し勝ち馬12サトノクラウンとはタイム差0.2秒の3着に善戦しています。
しかし、叩き2走目で臨んだ本番の大阪杯(GⅠ)では4着に敗れていて、6.5ヶ月休養明けとなった2走前の毎日王冠(GⅡ)でも6着に敗れています。
そして、前走の天皇賞・秋(GⅠ)でも5着に敗れており近4走の国内戦で勝ち星がありません。
しかし、同馬の真骨頂である長くいい脚は良馬場で直線が長く広いコースの中距離戦でこそ強烈な武器となります。
それを考えれば、前走の天皇賞・秋(GⅠ)は不良馬場・2走前の毎日王冠(GⅡ)は、長期休養明けに加えて同馬にとっては短い1800m戦・3走前の大阪杯(GⅠ)も阪神2000m戦で同馬の適性には合わないコース・4走前の京都記念(GⅡ)は海外帰りに加えて稍重馬場であった事。
上記のように敗戦理由がはっきりしているのでそこまで悲観することではないと思います。
近走の敗戦で人気を落としていますが、今回のジャパンC(GⅠ)は同馬が勝っている日本ダービー(GⅠ)と同じ舞台ですので管理人は復活するならここしかないと見ていますのでむしろ好都合です。
以上の内容から、今回のレースでダービー馬復活に期待を込めて11マカヒキを管理人の本命馬に推薦します。
2レイデオロ分析
2017年度のダービー馬の座についた2レイデオロ。
日本ダービー(GⅠ)後は、4ヶ月の休養を挟み秋の始動戦となる神戸新聞杯(GⅡ)に出走し、上り3Fメンバー中2位の脚を使い後に菊花賞馬となるキセキにタイム差0.3秒を付けて完勝しています。
そして、菊花賞(GⅠ)には見向きもせずに早い段階からジャパンC(GⅠ)への出走表明をしていました。
3歳馬である同馬が今回古馬1線級相手に通用するのかどうか?という点が今年のジャパンC(GⅠ)を占ううえでの最大のポイントになってきます。
そんな中、11月の頭に行われたアルゼンチン共和国杯(GⅡ)に今年の日本ダービー(GⅠ)2着馬のスワーヴリチャードが5.5ヶ月休養明けで出走し2着馬以下にタイム差0.4秒を付ける完勝で古馬陣を撃破しています。
そのレース内容から今年の3歳馬のレベルの高さが窺え古馬相手にも十分通用している事がわかります。
また、これまでの2レイデオロの戦績は(5 0 0 1)となっていて、唯一の着外は大目標の日本ダービー(GⅠ)をピークの状態に持っていくために、3.5ヶ月休養明けで臨んだ皐月賞(GⅠ)だけとなっていて、それ以外のレースは全て勝っています。
今回も早い段階からジャパンC(GⅠ)に照準を合わせていて、叩き2走目のレースで陣営の青写真通りここに臨んできていると思われますので勝ち負け争い必至と判断します。
以上の内容から、2レイデオロを1着の可能性有りの軸馬とします。
最終決断
予想印
◎11マカヒキ
〇12サトノクラウン
〇2レイデオロ
▲4キタサンブラック
×13シャケトラ
×3ギニョール
×8ソウルスターリング
×1シュヴァルグラン
×9レインボーライン
×5サウンズオブアース
×16ヤマカツエース
買い目
配当妙味を考慮して◎11マカヒキを馬券の主軸とし、相手軸には〇12サトノクラウンと〇2レイデオロ、それに▲4キタサンブラックを組み合わせた3連単中心の馬券で勝負します。
3連単
11―12 2 4
(18点)各200円 3600円
1着 11
2着 12 2 4
3着 12 2 4
(6点)各200円 1200円
1着 12 2 4
2着 11
3着 12 2 4
(6点)各100円 600円
1着 11
2着 12 2 4
3着 13 3 8 1 9 5 16
(21点)各100円 2100円
1着 12 2 4
2着 11
3着 13 3 8 1 9 5 16
(21点)各100円 2100円
3連複
1列目 11
2列目 12 2 4
3列目 13 3
(6点)各100円 600円
投資合計 10200円
グッドラック!~参考にするなよ~
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