今週中山競馬場では、1年の総決算グランプリ有馬記念(GⅠ)が行われます。
現在の登録頭数は18頭ですので、フルゲートの有馬記念(GⅠ)になりそうです。
今年最後の大レースにはどんなドラマが待ちうけているのか?有馬記念(GⅠ)は1年の締めくくりレースですので、その年の時事ネタ絡みの結果になるとかも昔から言われているので、そういった面でも楽しみいっぱいのレースになりそうです。
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出走予定馬分析
同馬の過去の戦歴を見てもわかる様に、斤量56kg迄のGⅡ戦では好走履歴が有りますが、斤量57kg以上のレースになるとGⅡ戦でも苦戦傾向に有ります。
近走の成績からも5歳秋という事もあって、全盛期と比較すると下降している事が窺えます。
以上の内容から、アドマイヤデウスは消します。
前走ステイヤーズS(GⅡ)1着で見事2連覇を達成した同馬。
2走前のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)でもタイム差無しの2着に善戦していて、ステイヤー資質の高さが窺えます。
しかし、過去の例から有馬記念(GⅠ)前に3600mのステイヤーズS(GⅡ)を走った馬達は有馬記念(GⅠ)では悉く敗れ去っています。
国内戦の最長距離3600mを走った後、短い間隔を経てのGⅠレース2500m戦はあまりにも過酷なローテーションで、生物学的にも無理が有るのでしょう。
実際問題、同馬自身の昨年の戦績を見ても、ステイヤーズS(GⅡ)1着後の有馬記念(GⅠ)で11着と大敗を喫しています。
以上の内容から、アルバートは消します。
同馬の過去の戦歴から、2500m以上の成績(0 0 0 5)や、重賞戦はおろかOP戦でも通用していません。
以上の内容から、サムソンズプライドは消します。
前走の金鯱賞(GⅡ)は屈腱炎発症後1年5ヶ月休養明けのレースで結果は8着惨敗でした。
屈腱炎を発症した事と、同馬は牝馬で6歳の秋という事実から判断すると、ここでは厳しくなってきます。
以上の内容から、デニムアンドルビーは消します。
夏場に3連勝を飾ってOP入りを果たした同馬。
そして、前走GⅠ初挑戦となるジャパンC(GⅠ)に出走しましたが、このクラスに入ると力の差は歴然で結果は11着と大敗を喫しています。
以上の内容から、トーセンバジルは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、重賞戦はおろかOP戦でも苦戦を強いられています。
今回はGⅠレースになりますので通用しないと判断出来ます。
以上の内容から、トウシンモンステラは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると重賞4勝の実績が有ります。
しかし、中山コースの成績(0 0 0 4)からも、今回のコースは苦手としているようです。
それに、8歳秋という点からも今回はさすがに厳しいと判断出来ます。
以上の内容から、ヒットザターゲットは消します。
夏場から3連勝中で前走の福島記念(GⅢ)で重賞初制覇となった同馬。
同馬の過去の戦歴を見ると、これまで2000mよりも長い距離のレースは未経験となっています。
そこで、今回一気の距離延長の2500m戦になります。
そこで、血統を見ると、同馬の父親はゴスホークケンとなっています。
ゴスホークケンは現役時に朝日杯FS(GⅠ)勝ちが有り、1600mまででは実績を残していますが、1800m以上になると厳しい結果を残しています。
以上の内容から、今回の距離は同馬にとっては長過ぎると思われます。
それに、前走はハンデ戦で斤量54kgだった事も逃げ馬の同馬にとっては有利に働いた結果であったと言えます。
以上の内容から、今回の条件は同馬にとっては厳しいと判断して、マルターズアポジーは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、斤量56kg迄の重賞戦では好走履歴は有りますが、斤量57kg以上の重賞戦になると厳しい結果になっています。
年齢も8歳秋になるので、今回は厳しいと判断して、ムスカテールは消します。
昨年暮れに福島記念(GⅢ)を勝ち、続く年明け初戦の中山金杯にも勝利して重賞2連勝を飾り注目された同馬。
しかし、その後はパッとせずに重賞5連敗を喫しました。
しかし、その次走となった前走の金鯱賞(GⅡ)では、見事1着になり久しぶりの重賞制覇を飾っています。
そこで、同馬の重賞好走パターンを分析すると、古馬重賞戦全3勝全てが2000m戦で、背負った斤量は56kg以下でした。
そして、今回は2500m戦で、背負う斤量57kgになりますので、過去の戦歴を元に考えればここでは厳しいと判断出来ます。
以上の内容から、ヤマカツエースは消します。
残った馬
馬券圏内の可能性が有る馬で残った馬は以下の8頭です。
次回の記事では上記8頭の中から1着候補を絞り込んでいきます。
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