今週日曜日の東京メインレースでは牝馬限定戦のヴィクトリアマイル(GⅠ)が行われます。
例年フルゲート18頭で行われている事から考えると今年は出走登録時点で17頭ですので少しさみしく映ります。
しかし、GⅠ馬3頭をはじめ重賞レースでお馴染みの馬の名前もあるのでレースレベルは高くなっています。
それでは早速分析に入っていきます。
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出走予定馬分析
消し馬
同馬の過去の戦歴を見ると、1400m戦の成績(2 1 1 1)に対して、1600m戦の成績は(0 0 1 3)となっています。
1800m以上のレース成績も(0 0 0 2)となっているのでマイル戦は若干長いと言えます。
マイル戦1度の3着は3歳時の桜花賞(GⅠ)ですが、その時の上り3Fのタイムはメンバー中4位と追い込み脚質の割にそれほどキレていない事からもベストは1400m戦と判断出来ます。
その事から判断すると今回は東京マイル戦になるので更に厳しいレースになりそうですので、アットザシーサイドは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、1600m~2000m戦を使われています。
しかし、OPクラス以上のレースになると寸足らずな内容の競馬になっています。
それに善戦しているレースはスローの決め脚勝負だけのレースですので、今回のスピード重視の東京マイルGⅠ戦では厳しいレースを強いられるでしょう。
以上の内容から、アスカビレンは消します。
前走の春興Sでタイム差無しの2着に善戦している同馬。
そのレース内容は中山コース1600万クラスのマイル戦で軽ハンデ53kgを背負ってのものでした。
一方、2走前の阪神コース1600万クラスのマイル戦のうずしおSでは斤量55kgを背負い、勝ち馬ジュールポレールとはタイム差0.7秒の6着に敗れています。
同馬の過去の戦歴を見ると、軽量時は善戦していますが、そうでない時は惨敗しています。
その事から考えると、今回はGⅠ戦で斤量55kgを背負ってのレースになるので同馬にとっては厳しいレースになります。
以上の内容から、オートクレールは消します。
同馬のマイル戦の成績は(1 1 1 4)で、その内OP戦以上のレースの成績は(0 0 0 3)となっています。
近2走の成績を見ても重賞戦では通用していない事がわかるので、クリノラホールは消します。
これまで重賞2勝の実績が有り、昨年のスプリンターズS(GⅠ)でもタイム差無しの3着に善戦している様にGⅠクラスのレースで通用している事がわかります。
しかし、3歳時に1400m戦のフィリーズレビュー(GⅡ)を勝った後、本番のマイル戦の桜花賞(GⅠ)では、勝ち馬ジュエラーにタイム差2秒突き放される17着に大敗しています。
その内容から考えると、同馬にとってマイル戦は長いと言えます。
そして、今回は東京マイル戦という事で距離に加えて左回りコースになる事も前走の高松宮記念(GⅠ)のレース内容からいただけません。
以上の内容から、ソルヴェイグは消します。
2歳時のアルテミスS(GⅢ)では、後のNHKマイルC(GⅠ)勝ち馬のメジャーエンブレムを負かして重賞勝利を飾っていますが、それ以降のレースは9戦連続着外に敗れている同馬。
敗因らしい敗因がわからない事から早熟馬と判断して、デンコウアンジュは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、前走の福島牝馬S(GⅢ)や2走前の中山牝馬S(GⅢ)で善戦はしていますが、2レース共にウキヨノカゼに敗れています。
それに、忙しいマイル戦よりも1800m以上のレースの方が合っていそうです。
以上の内容から、フロンテアクイーンは消します。
同馬の過去の戦歴を見ると、OPクラス以上のレースで善戦したのは昨年の愛知杯(GⅢ)のみとなっていて、それ以外のレースは全て着外に敗れています。
距離も2000m前後が合っていてマイル戦は忙しい印象を受けます。
それに、今年で6歳を迎えたので近走内容から年齢的な衰えも窺えます。
以上の内容から、リーサルウェポンは消します。
残った馬
馬券圏内の可能性がある馬で残った馬は以下の9頭です。
次回の記事では9頭の中から1着候補を絞り込んでいきます。
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