2016年6/26(日)阪神11R第57回宝塚記念(GⅠ)出走馬の予想分析PART4

いよいよ本日は宝塚記念ですね。

本日は雨の心配は無さそうですが、昨日夕方迄降っていた雨が今日の馬場状態にどこまで影響を及ぼすのか?見極めが必要になってきます。

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1着候補で残った馬

前回迄の記事で1着候補に残った5頭は以下の通りです。

  • 2アンビシャス 牡馬4歳 横典(58kg)
  • 2200m(未経験) 阪神(2 0 1 0) 重馬場(未経験)
    暑さ◯

  • 7ラブリーデイ 牡馬6歳 ルメール(58kg)
  • 2200m(2 0 0 0) 阪神(3 0 0 0) 重馬場(0 1 0 0)
    暑さ◯

  • 8ステファノス 牡馬5歳 戸崎(58kg)
  • 2200m(0 0 0 1) 阪神(1 1 1 0) 重馬場(1 0 1 0)
    暑さ◯

  • 9ドゥラメンテ 牡馬4歳 M.デムーロ(58kg)
  • 2200m(未経験) 阪神(未経験) 重馬場(未経験)
    暑さ◯

  • 16マリアライト 牝馬5歳 蛯名(56kg)
  • 2200m(1 0 0 1) 阪神(0 1 0 0) 重馬場(3 0 1 0)
    暑さ◯

それではこれより前回の記事から載せている、宝塚記念で好走する為の幾つかの条件の続きを掲載していきます。

第57回宝塚記念好走に不可欠な能力2

宝塚記念には、大半のGⅠレースと異なる点があります。

その異なる点とは負担重量の違いです。

宝塚記念・天皇賞(春)・安田記念・天皇賞(秋)

【負担重量一覧】

  • 4歳以上牝馬ー56kg
  • 4歳以上牡馬ー58kg

上記以外のGⅠレース

【負担重量一覧】

  • 4歳以上牝馬ー55kg
  • 4歳以上牡馬ー57kg

宝塚記念を含む上記の4つのレースは、他のGⅠレースに比べると牡馬・牝馬共に1kg重たい負担重量を背負う事になります。

たかが1kgと思われるかもしれませんが、競争馬にとってはこの1kgの差が結果に大きく左右してくる事実が過去の内容を見てもよくわかります。

ハンデ戦などにおいても、このような光景を知らず知らずの間に見ている人も少なくないと思います。

例えば、負担重量57kgのGⅠレースで勝利経験がある牡馬が、特に苦手意識のない距離・コースのGⅢのハンデ戦のレース等にトップハンデ58kg等を背負い出走してきた時のレース結果が、散々たる結果におわる事がありますよね。

このような場合で、「馬はすこぶる順調なのに敗因がわからない」的な声もよく聞きます。

しかし、よくよく考えてみると、敗因は「負担重量に耐えられなかった」の1点に尽きるのではないでしょうか。

それではここから、1着候補に残った5頭の同レースにおける負担重量に対応出来るか否かを判断していきます。

判断基準は、過去の戦歴の中で同斤量を背負ったレースからの判断となります。

負担重量適応能力

  • 7ラブリーデイ 牡馬6歳 ルメール(58kg)
  • 2015年 阪神 宝塚記念(GⅠ)58kg 1着

    2015年 東京 天皇賞秋(GⅠ)58kg 1着

  • 8ステファノス 牡馬5歳 戸崎(58kg)
  • 2015年 東京 天皇賞秋(GⅠ)58kg 2着

  • 16マリアライト 牝馬5歳 蛯名(56kg)
  • 2015年 京都 エリザベス女王杯(GⅠ)56kg 1着

    2016年 東京 目黒記念(GⅡ)56kg 2着

    以上の3頭は過去の戦歴の中に、負担重量適応能力を示していました。

    以下の2頭は同レースで背負う斤量は未経験でしたので、過去の戦歴からの判断は出来ませんでした。

    この様な場合の判断基準の方法としましては、近親馬や馬格から判断せざるを得ません。

  • 9ドゥラメンテ 牡馬4歳 M.デムーロ(58kg)
  • 父:キングカメハメハ

    母:アドマイヤグルーヴ

    まず、父キングカメハメハ自身の戦歴の中に斤量58kgを背負った経験はありませんでした。

    それでは父キングカメハメハの他の子供たちはどうだったのか?

  • ロードカナロア(引退)
  • 馬体重500kg前後 58kg◯

  • 7ラブリーデイ(現役)
  • 馬体重490kg前後 58kg◯

  • ローズキングダム(引退)
  • 馬体重460kg前後 58kg×

    上記の3頭を比較すると、対応可能の2頭の馬体重490kg前後以上に対して、対応不可能な馬の馬体重は460kg前後です。

    そして、9ドゥラメンテの馬体重はドバイ遠征前は502kgあったので大丈夫でしょう。

    次に、母アドマイヤグルーヴの過去の戦歴の中に、斤量56kgを背負ってのエリザベス女王杯(GⅠ)1着や、天皇賞(秋)3着の戦績がありました。

    父・母共に負担重量適応能力があったので、適応能力有りと判断します。

  • 2アンビシャス 牡馬4歳 横典(58kg)
  • 父:ディープインパクト

    母:カーニバルソング

    まず、父ディープインパクトの戦歴ですが文句無しの戦績ですね。

    そして、ディープインパクトの他の子供達はどうだったのか?調べてみましたが、これといった判断基準はありませんでした。

    次に、母カーニバルソング関係の詳細を調べましたが、今回の負担重量のデータが無かった為、判断は出来ませんでした。

    よって、2アンビシャスの負担重量適応能力があるか否かの分析結果は50:50とします。

    但し、9ドゥラメンテと2アンビシャスの2頭が斤量58kgに対応可能と考えた場合は、過去の2頭の対戦成績から判断すると、2アンビシャスは9ドゥラメンテには勝てないでしょう。

    1着候補で残った馬

    これまでの分析で1着候補に残った4頭は以下の通りです。

    • 7ラブリーデイ 牡馬6歳 ルメール(58kg)
    • 2200m(2 0 0 0) 阪神(3 0 0 4) 重馬場(0 1 0 0)
      暑さ◯
      斤量◯(過去の戦歴)

    • 8ステファノス 牡馬5歳 戸崎(58kg)
    • 2200m(0 0 0 1) 阪神(1 1 1 0) 重馬場(1 0 1 0)
      暑さ◯
      斤量◯(過去の戦歴)

    • 9ドゥラメンテ 牡馬4歳 M.デムーロ(58kg)
    • 2200m(未経験) 阪神(未経験) 重馬場(未経験)
      暑さ◯
      斤量◯(血統面から推測)

    • 16マリアライト 牝馬5歳 蛯名(56kg)
    • 2200m(1 0 0 1) 阪神(0 1 0 0) 重馬場(3 0 1 0)
      暑さ◯
      斤量◯(過去の戦歴)

    次回の記事では、最終決断と買い目を載せます。

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