6/25(日)阪神11R 宝塚記念記念(GⅠ)最終決断と買い目

いよいよ明日阪神競馬場で、2017年度の上半期を締めくくるドリームレース宝塚記念(GⅠ)が行われます。

通常この時期は、サラブレッドにとってオフシーズンにあたる時期ですので例年出走頭数が少なくなりがちなレースではありますが、今年も11頭の少頭数で行われる事になりました。

そんな中、一際世間の注目を集めるのは、今や現役最強馬の呼び声高い10キタサンブラックです。

秋には世界最高峰のレースであるフランスの凱旋門賞(GⅠ)に参戦するプランがある同馬は、現在大阪杯(GⅠ)と天皇賞・春(GⅠ)を連勝していて、同一年の春の古馬GⅠ3連勝に王手をかけているので今回の宝塚記念(GⅠ)を勝つと2億円のボーナスを獲得する事からも注目を集めています。

今晩から明日の降水確率は50%と微妙な予報になっていますので良馬場開催は難しいかもしれません。

その事も見据えて予想していきます。
 

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1着候補でここまで残った6頭

前回の記事迄で残った6頭とその詳細は以下の通りです。

残った馬

  • 10キタサンブラック 牡馬5歳
    武豊(58kg)
  • 2200m(1 0 1 0)

    阪神コース(1 1 1 0)

    重馬場成績(1 0 1 0 )
     

  • 2ゴールドアクター 牡馬6歳
    横山典(58kg)
  • 2200m(2 1 0 0)

    阪神コース( 未 経 験 )

    重馬場成績(1 2 0 1)
     

  • 11サトノクラウン 牡馬5歳
    M.デムーロ(58kg)
  • 2200m(2 0 0 1)

    阪神コース(0 0 0 2)

    重馬場成績(3 0 0 1)
     

  • 5シュヴァルグラン 牡馬5歳
    福永(58kg)
    2200m(0 0 0 2 )

    阪神コース(3 2 1 2)

    重馬場成績(1 0 1 1)
     
     

  • 8ミッキークイーン 牡馬5歳
    浜中(56kg)
  • 2200m(0 0 1 0)

    阪神コース(3 3 0 0)

    重馬場成績(2 0 0 1)
     
     

  • 1ミッキーロケット 牡馬4歳
    和田(58kg)
  • 2200m(0 0 0 1)

    阪神コース(0 2 0 1)

    重馬場成績(1 3 0 1)
     

    10キタサンブラック分析

    年明け初戦の大阪杯(GⅠ)を3.5ヶ月休養明けで勝ち、次走の天皇賞・春(GⅠ)も難なく勝利し2連覇を飾りGⅠ通算5勝目を挙げている同馬。

    これまで5勝挙げているGⅠレースの内訳は、2000m戦1勝・2400m戦2勝・3000m戦1勝・3200m戦2勝となっている事からスピードとスタミナを兼ね備えている馬であると言えます。

    そんな同馬は今や現役最強馬の呼び声高く、秋には世界最高峰レースのフランス凱旋門賞(GⅠ)へ参戦する事になっています。

    今回の宝塚記念(GⅠ)は、阪神芝2200m戦ですので、スピードとスタミナを兼ね備えている同馬にとっては持ってこいの条件と言えるでしょう。

    昨年の同レースでは、逃げ粘るところを勝ち馬マリアライトと2着馬ドゥラメンテにゴール前ギリギリのところで交わされ惜しい3着でしたが、稍重馬場に加えてハイペースで流れたタフなレースだった事を考慮すれば同馬が1番強い競馬をしたと言えます。

    更に、今年は充実の5歳を迎えた事で昨年よりもパワーアップしている事と正直なところ昨年の相手と比較すれば今年の相手は手薄ですので1着争い濃厚と言えます。

    今回は8枠に決まりましたが、外枠不利なコースでは無い事と11頭出走の10番ゲートですので全く気にする事は無いでしょう。

    以上の内容から、管理人の本命1着候補は10キタサンブラックに決定しました。
     

    2ゴールドアクター分析

    今年6歳を迎えキャリア20戦とあまり使われていない割に、近走のレース内容が5歳時のレース内容よりも見劣っている同馬。

    前走の天皇賞・春(GⅠ)に関しては、昨年惨敗している事からも適性が合わない上での惨敗とわかるのですが、2走前の日経賞(GⅡ)の内容を昨年の日経賞(GⅡ)の内容と比較すると年齢的なものによる敗因と思います。

    但し、休養明けの日経賞(GⅡ)と適性の合わない天皇賞・春(GⅠ)は回ってきただけで、同馬の適性に合いそうな宝塚記念(GⅠ)を目標にメイチ仕上げを施してきているとすれば今回のレースで好走する可能性は十分考えられます。

    同馬は過去に斤量58kgのレースでも夏場のレースでも好走している事も今回のレースでは強味になります。

    しかし、相手関係や年齢的な面からも同馬の1着の可能性は厳しいと思いますので、2ゴールドアクターは2着・3着付けの対抗評価とします。
     

    11サトノクラウン分析

    昨年暮れの香港ヴァーズ(GⅠ)で念願のGⅠ初勝利を飾り、年明け初戦となった京都記念(GⅡ)では見事2連覇を達成していて、いまや日本競馬会トップクラスの馬と言えるでしょう。

    前走の大阪杯(GⅠ)では勝ち馬10キタサンブラックとはタイム差0.4秒の6着に敗れていますが、同馬が古馬になって以降勝った重賞戦の距離を見ると、香港ヴァーズ(GⅠ)は2400m戦で2連覇の京都記念(GⅡ)は2200m戦ですので、同馬にとって2000m戦は若干距離が短いと言えるでしょう。

    今回のレースと同じ斤量58kgを背負った京都記念(GⅡ)を勝っている事から58kgには対応出来ている事がわかります。

    おそらく明日の馬場状態は稍重ですが、2連覇の京都記念(GⅡ)が共に道悪だった事から道悪馬場に関しても問題無さそうです。

    しかし、同馬の昨年の宝塚記念(GⅠ)の結果を見ると勝ち馬マリアライトとはタイム差0.7秒の6着に惨敗しています。

    宝塚記念(GⅠ)と同距離の京都記念(GⅡ)を連覇している事や斤量58kgや道悪馬場に対応している事から考えれば、敗けすぎと言えます。

    同じ距離でも京都コースの成績(2 0 0 0)に対して、阪神コースの成績(0 0 0 2)ですのでコース適性が合わない事によるものと考えると、同馬の1着の可能性は厳しいと判断出来ます。

    しかし、同馬の中距離実績と今回の相手関係から判断して、11サトノクラウンは抑え評価とします。
     

    5シュヴァルグラン分析

    前走の天皇賞・春(GⅠ)では、2年連続複勝圏内に入る2着に善戦していて、過去の戦歴からもステイヤー資質が高い馬と言えます。

    今回の宝塚記念(GⅠ)は2200m戦で行われるレースですが、同馬の2200m戦の成績(0 0 0 2)からも中距離戦では分が悪い結果になっている事がわかります。

    以上の内容から、同馬の1着の可能性は厳しいと判断出来ますが、今回のレースは斤量58kgを背負うレースになります。

    同馬は、同じ斤量58kgを背負う天皇賞・春(GⅠ)で2年連続複勝圏内に好走している様に斤量58kgに対応出来ている事がわかります。

    その事から判断すると、分が悪い中距離戦でも馬券圏内に入る余地は有りそうですので、5シュヴァルグランは抑え評価とします。
     

    8ミッキークイーン分析

    切れ味鋭い末脚を武器に2015年度にオークス(GⅠ)と秋華賞(GⅠ)を制して、牝馬2冠を達成している同馬。

    その後現在に至るまでのGⅠレースを含む重賞レースでも善戦しています。

    しかし、勝ち負け争いしているレースは牝馬限定戦で、一昨年のジャパンC(GⅠ)や昨年の有馬記念(GⅠ)の様に牡馬混合戦になると成績を落としている 事がわかります。

    過去の宝塚記念(GⅠ)を勝っている牝馬には牡馬混合戦でも勝ち負け争いしている経歴が有ります。

    その事から考えると、今回は牡馬混合GⅠレースですので同馬にとっては厳しいレースになりそうです。

    以上の内容から、同馬の1着の可能性は厳しいと判断しますが、馬券圏内の可能性は考えられるので、8ミッキークイーンは抑え評価とします。
     

    1ミッキーロケット分析

    年明け初戦の日経新春杯(GⅡ)では、新興勢力の6シャケトラを抑えて重賞初勝利を飾っています。

    その6シャケトラは、次走の日経賞(GⅡ)で2ゴールドアクターなどの実績馬を倒している事から考えると強い馬であるという事がわかります。

    それに、同馬は3歳時の神戸新聞杯(GⅡ)で、勝ち馬のサトノダイヤモンドにタイム差無しの2着迄迫っている事から考えても強い事がわかります。

    2走前の京都記念(GⅡ)は、勝ち馬11サトノクラウンとはタイム差0.3秒の4着に敗れていますが、出遅れが響いての結果なので見直せます。

    前走の大阪杯(GⅠ)は、同馬にとって距離が少し短かった為の敗戦と言えそうです。

    その点、今回2200m戦になる事は同馬にとってはプラス材料と言えます。

    それに夏場に実績がある事から今回の様なむし暑い時期のレースでも力を出せるでしょう。

    斤量58kgについては、未経験ですが前走の大阪杯(GⅠ)で斤量57kgを背負って上り3F3位タイの脚を使えている事から考えると対応出来る可能性は無いとは言えません。

    近走の成績から今回人気を落としていますが、今回のレース条件なら未知の斤量面を除いては有力馬とやりあえる実力はある馬ですので、ここは同馬が斤量58kgに対応出来ると仮定した先物買に賭けてみる事にします。

    以上の内容から、1ミッキーロケットを1着の可能性有りの対抗評価とします。
     

    最終決断

    予想印

    ◎10キタサンブラック
    ◯1ミッキーロケット
    〇2ゴールドアクター
    △11サトノクラウン
    ×5シュヴァルグラン
    ×8ミッキークイーン
    (追加)
    ×6シャケトラ
     

    買い目

    不動の本命馬10キタサンブラックの相手に1ミッキーロケットと2ゴールドアクターを指名した3連単で勝負します。
     
    尚、6シャケトラは当初は外す予定でしたが、前走の敗因が距離だとすれば今回巻き返す可能性は有りそうですので抑え評価で追加します。

    3連単

  • 大本線
  • 1着 10

    2着 1 2

    3着 1 2 

    (2点)各1000円 2000円
     

  • フォーメーション
  • 1着 10

    2着 1 

    3着 8 11 5 6

    (4点)各500円 2000円
     
    1着 10

    2着 8 11 5 6

    3着 1 

    (4点)各500円 2000円
     
    1着 1

    2着 10

    3着 2 8 11 5 6

    (5点)各300円 1500円
     
    1着 1

    2着 2 8 11 5 6

    3着 10

    (5点)各300円 1500円
     
    1着 10

    2着 2

    3着 8 11 5 6

    (4点)各300円 1200円
     
    1着 10

    2着 8 11 5 6

    3着 2

    (4点)各300円 1200円
     

    抑え馬券

  • 3連複フォーメーション
  • 1列目 1

    2列目 2

    3列目 10 8 11 5 6

    (5点)各100円 500円
     

  • 単勝
  • 1ミッキーロケット
    32.7倍(8番人気)600円
     
    投資合計 12500円
     
    グッドラック!~参考にするなよ~

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