今年もついにこの日がやってきました。
そうです。
今週は競馬の祭典日本ダービー(GⅠ)が東京競馬場にて開催されるダービー週です。
今年もフルゲート18頭で行われ馬場状態も今週末は晴れ続きのため良馬場開催で晴れ舞台に相応しいコンディションになりました。
3冠レース1冠目の皐月賞(GⅠ)を7番人気で制し唯一2冠馬の権利を持つ12エポカドーロやここまで無敗の4連勝馬で現在単勝1番人気の1ダノンプレミアム、同じく無敗の3連勝馬8ブラストワンピースを中心に日本ダービー(GⅠ)に相応しい豪華絢爛なメンバーとなっています。
果たして、今年ダービー馬の称号を手にする馬はどの馬なのか?白熱必至のレースになりそうです。
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各馬の見解
ここまでの全9戦で全て3着以内で複勝率100%という数字を残しています。
但し、日本ダービー(GⅠ)出走の為に賞金加算目的で勝ちにいった前走の京都新聞杯(GⅡ)で勝ち馬10ステイフーリッシュに完敗している事からここでは通用しないと判断して消します。
これまで2400m戦を3戦使われていますが、ゆきやなぎ賞ではオークス(GⅠ)6着のサトノワルキューレに敗けていて青葉賞(GⅡ)では6ゴーフォーザサミットに完敗していますので、ここでは通用しないと判断して消します。
2戦2勝で臨んだ共同通信杯(GⅢ)では、1番人気に支持されましたが結果は7着惨敗。
そして、万全の態勢で臨んだ前走の皐月賞(GⅠ)でも6着に敗れているので、ここでは通用しないと判断して消します。
前走プリンシパルS(OP)を勝ち、ダービーの出走権利を獲った同馬。
しかし、プリンシパルS(OP)の対戦相手のレベルや2走前のすみれS(OP)で完敗している事からもここでは通用しないと判断して消します。
ここまでの全5戦が全てダート戦の同馬。
芝レースは未経験ですが、父カネヒキリの現役時代の成績を見るとダート戦では無類の強さを誇っていましたが、芝戦の成績は(0 0 0 3)となっている事から同馬の芝適性も低いと判断して消します。
昨年末の新設2歳GⅠレースのホープフルS(GⅠ)勝ち馬ですが、今年に入ってからは若葉S(OP)5着・皐月賞(GⅠ)10着に惨敗している同馬。
敗因ははっきりしませんが、ホープフルS(GⅠ)までは斤量55㎏以下だったのに対して惨敗している近2走は斤量56㎏以上を背負っています。
その事が敗因であると判断すればここでも通用しないので消します。
ここまで6戦していて(3 2 0 1)と安定した成績を残している同馬。
唯一の着外である前走の皐月賞(GⅠ)でも4着している様に安定していますが、これまでのレース内容と血統面から同馬にとって今回の東京2400m戦は長すぎると思われます。
以上の内容から、同馬の1着の可能性は厳しいと判断しますが3着の可能性はあるので抑えます。
前走の皐月賞(GⅠ)5着前後から世間の注目を集めていますが、デビュー時期が若干遅い事や前走内容から同馬の1着の可能性は厳しいと思われます。
但し、M・デムーロ騎乗ですので3着馬で抑えます。
デビュー2連勝でデイリー杯2歳S(GⅡ)を勝ち、ホープフルS(GⅠ)でも2着に善戦し弥生賞(GⅡ)では1ダノンプレミアムの3着と複勝率100%で安定感抜群のレースをこなしてきた同馬。
しかし、前走の皐月賞(GⅠ)では9着惨敗と同馬自身初めて掲示板をはずす結果に終わっています。
敗因として考えられる可能性としては初の稍重馬場か斤量57㎏と思われます。
前者が敗因であればここでも馬券圏内の可能性はあるので3着候補で抑えます。
ここまで出走している同馬の全5戦を見ると2走前には3連勝で共同通信杯(GⅢ)を勝っていますが、デビュー戦と前走の皐月賞(GⅠ)では大敗を喫している同馬。
しかし、大敗を喫している2戦は共に稍重馬場であった事を考えれば良馬場のレースなら見直しが必要になってきます。
前走の敗戦で今回は人気を落としていますが、上記の内容を考慮すれば抑えておかなければいけない1頭になりますので抑え評価とします。
前走青葉賞(GⅡ)を勝ちダービー出走権利を獲得しましたが、獲得賞金的に前走メイチ仕上げだった事と今回は一気に相手レベルが高くなるので、同馬の1着の可能性は厳しいと判断しますが3着の可能性はあるので抑えます。
デビューから3連勝で東スポ2歳S(GⅢ)を制し、3.5ヶ月休養明けの弥生賞(GⅡ)で2着に好走した事によって前走の皐月賞(GⅠ)で単勝1番人気に支持されましたが、勝ち馬12エポカドーロからタイム差0.8秒の7着という結果に終わっています。
同馬のレース内容を見る限り、1800m戦に比べると2000m戦でのパフォーマンスは衰えているので今回の2400m戦では1着の可能性は厳しいと判断します。
それに今回決まった17番ゲートも同馬にとっては厳しい枠順といえるのでいいところ3着迄と判断します。
デビュー戦から2連勝を飾り3ヶ月休養明けのホープフルS(GⅠ)や年明け初戦の弥生賞(GⅡ)で差のない競馬をしている同馬。
そして迎えた本番の皐月賞(GⅠ)では、勝ち馬12エポカドーロには及びませんが2着に好走しています。
しかし、馬体重-12㎏だった事から前走メイチ仕上げだった事がわかります。
それに今回決まった18番ゲートもマイナス材料になるので同馬の逆転の目は厳しいものと判断します。
但し、相手なりに走れる馬ですので抑え評価とします。
3ヶ月休養明けとなった前走の皐月賞(GⅠ)では、勝ち馬12エポカドーロとはタイム差0.6秒の3着だった同馬。
叩き2走目となる今回は出来も上昇しています。
しかし、同馬のこれまでのレース内容を見ると道中速く流れる持久戦のようなレースで逃げ先行から粘り込むレースは得意としていますが、今回の東京2400m戦のような最後の決め手勝負になるレースには向いていない事がわかります。
従って決め手不足の同馬の1着の可能性は厳しいと判断しますが、持久力を活かしての前残りの可能性はありますので抑え評価とします。
最終決断
ここまで軸馬候補で残った馬は以下の4頭です。
ここからこの4頭の比較分析を行い軸馬を決めていきます。
父ステイゴールド
父ハービンジャー
父ディープインパクト
父オルフェーヴル
日本ダービー(GⅠ)というレースは、全てのホースマンにとって特別なレースであり夢であり非常に格式の高いレースです。
この日本ダービー(GⅠ)の過去84回の歴史を振り返ると、ダービー馬になった馬には幾つかの共通点が有りましたので以下に記載します。
日本ダービー(GⅠ)のこれまでの長い歴史の中で前走からの騎手乗り替わりで勝った馬は1頭も存在しません。
“ダービー馬はダービー馬から”という格言があるように、ダービー馬の父を持つ馬の勝率は高くなっています。
10ステイフーリッシュ分析
前走3ヶ月休養明けの京都新聞杯(GⅡ)を勝ち、日本ダービー(GⅠ)出走を決めた同馬。
新馬戦を勝ち2戦目のホープフルS(GⅠ)では3着に好走しています。
そして、年明け初戦の共同通信杯(GⅢ)では単勝2番人気に支持されましたが10着に惨敗しています。
しかし、この敗戦は馬体重が-12kgだった事から本調子になかったためと言えそうです。
実際、前走3ヶ月の休養期間を挟み馬体重+16㎏で臨んだ京都新聞杯(GⅡ)ではあっさり勝っているからです。
そして、今回は叩き2走目になり上積み面もあり好走が期待出来そうです。
但し、同馬の騎手は今回テン乗りとなる横山典騎手ですので、上記に記載した過去ダービー馬になった馬の共通点で前走からの騎手乗り替わりで勝った馬は1頭も存在しない事から、同馬の1着の可能性は厳しいと判断します。
以上の内容から、10ステイフーリッシュは2・3着候補とします。
1ダノンプレミアム分析
ここまで4戦4勝の同馬は、2歳時には朝日杯FS(GⅠ)を完勝していて年明け初戦の弥生賞(GⅡ)でも他馬を寄せ付けない競馬で勝利を飾っています。
そんな同馬の実力は自他共に認めていて現在単勝1番人気に支持されていますが、右前脚の挫石により皐月賞(GⅠ)を回避することになったため今回は3ヶ月休養明けでぶっつけ本番のレースとなります。
追いきり内容を見る限り順調そうではありますが、日本ダービー(GⅠ)というレースの過去の歴史を振り返ると休養明けで勝った馬はフサイチコンコルドしかいませんでした。
ただ、フサイチコンコルドと同馬の違いは中間にアクシデントがあったためやむを得ず皐月賞(GⅠ)を回避することになり3ヶ月の間隔が空いてしまった事です。
ということは、陣営にとって予定通りではないということになるので今回は個人的には同馬を鉄板級の扱いにはしづらいという結論に至りました。
実力は間違いなく世代トップクラスではありますが、この日本ダービー(GⅠ)というレースは、”最も運がいい馬が勝つ!”と言われているレースでもある事から、同馬にとって中間にアクシデントがあった事実は結果に関係なく運が無かったという事になります。
以上の内容から、軸馬には出来ませんが1着の可能性は有る馬ですので1ダノンプレミアムは単穴評価とします。
8ブラストワンピース分析
ここまで3戦3勝の同馬も1ダノンプレミアム同様に無敗のダービー獲りに挑みます。
新馬戦を難なく勝つと2戦目には今回と同じ東京2400m戦のゆりかもめ賞で2着馬にタイム差0.7秒を付ける圧巻の勝利を飾っています。
そして、3戦目の毎日杯(GⅢ)では好位追走から直線鮮やかに抜け出し後のNHKマイルC(GⅠ)2着馬となるギベオンにタイム差0.2秒を付けて完勝しています。
それに、皐月賞(GⅠ)には目もくれず中8週の間隔で日本ダービー(GⅠ)1本に的を絞った理想的なローテーションで臨める今回は追いきり内容も前走時よりも格段に上昇していて勝ち負け争いになりそうです。
デビュー戦から一貫して池添騎手が騎乗している事と池添騎手自身がダービージョッキーである事もプラス材料になります。
以上の内容から、8ブラストワンピースを対抗馬とします。
12エポカドーロ分析
3冠レース1冠目の皐月賞(GⅠ)を7番人気で制し唯一2冠馬の権利を持つ同馬ですが、フロック視されているのか?現在単勝5番人気とあまり人気になっていません。
血統面を見ても父オルフェーヴルはダービー馬ですので管理人の見解では全く問題なしという結論に至りました。
管理人は、12エポカドーロに第73回ダービー馬メイショウサムソンの様なハデさは有りませんが力強い印象を受けました。
ここは迷わず同馬の2冠達成濃厚と判断して12エポカドーロを管理人の本命馬に指名します。
予想印
◎12エポカドーロ
〇8ブラストワンピース
☆10ステイフーリッシュ
▲1ダノンプレミアム
△16ジェネラーレウーノ
△18サンリヴァル
×5キタノコマンドール
×15ステルヴィオ
×17ワグネリアン
×6ゴーフォーザサミット
×9オウケンムーン
×11ジャンダルム
買い目
3連単
12 8 1
(6点)各500円 3000円
1着 12 8
2着 12 8
3着 10 16 18 5 15 17 6 9 11
(18点)各100円 1800円
1着 12 8
2着 10 16 18 5 15 17
3着 12 8
(12点)各100円 1200円
3連複
1列目 12 8
2列目 12 8
3列目 10 16 18 5 15 17 6 9 11
(9点)各100円 900円
1列目 12 8
2列目 12 8
3列目 10 16 5 15 17
(5点)各100円 500円
1列目 12 8
2列目 10
3列目 1
(2点)各500円 1000円
1列目 12 8
2列目 10
3列目 16 18 17 6 9 11 5 15
(16点)各100円 1600円
投資合計 10000円
グッドラック!~参考にするなよ~
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